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一口馬主から、馬主を目指す日記。2

2020年4月以降、これまで経験したことがない不自由な生活を強いられておりますが、それをきっかけに、より「人生楽しまなきゃ!」的な発想に囚われるようになりました。

まだまだ長い人生、如何に楽しんでいけばよいのか。
それが自分にとっての新たな課題になりました。

でも…馬券を買って楽しんでいただけの、ただの馬券親父が、競馬場へ行くことを封印されてしまい、それでどうやって人生を楽しめばいいんだろう?

そうだ!一口馬主だ!
どうせ馬券買ったっていつも当たんないんだから(笑)
これから負ける(だろう)お金を投資して、せめて夢の馬主気分を味わおう!
…という安易な発想から、社台サラブレッドクラブの門を叩いて約2年。

幸運にも、今年の1月には、初めて出資した愛馬が、目の前で初勝利をあげる場面を見ることができて、馬券を買っているだけでは味わうことができない、とても幸せな気持ちを知ることができました。

今年2歳を迎える2世代目の出資馬たちも、3クラブで合計5頭が控えており、すでに地方・門別競馬場でデビューしたラビュリントスは、2戦目で早くも初勝利!
ここまでおかげさまで、順調な一口馬主ライフを送ることができています。

ただ、ずっと拭いきれない想いがありました。

「馬主になりたい」

いつかはその夢が叶えられるんじゃないか、と微かな夢を抱いて生きてきましたが、一向にその夢が近づいてきてくれる気配がありません。

そこでふと気づいたのです。
「ただその状況を待っているだけでは、何も変わらないのではないか…」と。

感染症の拡大による外出自粛生活がきっかけだったとは言え、それもまた手が届かぬところにあったと思いこんでいた一口馬主生活も、踏み出してみれば「なぜそんなに難しいと思いこんでいたんだろう?…」というようなものでした(もちろん、それで儲けようと思うんであれば、また別の難しさがあるんですが)。

それならば、馬主というのも同じなのではないか…?!

そう思い始めたら、居ても立ってもいられなくなりました。

(とにかく、なにかアクションを起こしてみよう!)

そう思って手にしたのが、昨年の6月に、一口の募集馬パンフレットと一緒に、社台サラブレッドクラブから送られてきた、社台グループオーナーズのパンフレットでした。

左:中央競馬オーナーズ、右:地方競馬オーナーズのパンフレット

昨年、送られてきた際にも開きましたが、その時はただ「眺めていた」だけ。それでも、最後のページにあった見出しの文字は、ずっと頭の中に居座っていました。

「馬主登録申請のおすすめ」
「地方競馬の馬主登録取得のおすすめ」

そしてそのページの1番下に書いてる「登録申請をご希望される方は下記までお問い合わせください。」という文字と、社台グループオーナーズの電話番号。

とにかく、なにかアクションを起こさなければ、何も変わらない…
そう思い立ったとき。
その「アクション」とは、その番号に電話することしかない。
そう思いました。

ただ、なかなかその勇気が出ません…
それでも、心を奮い立たせ、3月に入って数日経った日の朝。
ついに、電話をしてみました。

…次回に続きます。


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