ジルバーンの初勝利を振り返る:一口馬主日記~いつか俺も馬主に~178
キャロットクラブのキャンセル募集への応募が無事完了。
結果は、28日に夕方には判明する、とのことで、首をながーくして、吉報を待ちたいと思います。
さて、世間的には2月が間もなく終わり、いよいよ3月を迎える…となれば、これはもう春の予感が漂ってくるわけです。
そして春と言えば、クラシックシーズン。
気が早いですが、もうダービーまでは3ヶ月しかありません!
一口馬主としては、初めて迎えるクラシックシーズンとはなりますが、当然出走の予定はナシ。
ジルバーン1頭だけですしね。
それでもしクラシックに出走できてしまったら、それはあまりにも運が良すぎるような気もします。
さて、少しだけ時空を過去に遡り、ジルバーンが初勝利を上げた翌日のお昼休みのお話しです。
前日のジルバーンの勝利について、どんなコメントが載っているのかが気になって、コンビニに週刊Gallopを買いに出かけました。
すでに、前日(初勝利当日)の夕方には、社台サラブレットクラブのWEBサイトにレポートがアップされており、調教師のコメントも載っていましたが、専門誌の記者の方がどんなコメントを書いてくれているのか、楽しみで仕方がありません♪
まずはレース成績欄を確認。
おお!
改めて記事として載っていると、感激が蘇ります…(T_T)
「反応こそ良くなかったものの…」
改めて映像を確認すると、確かに4コーナーを回り切るくらいまでは、少しモタモタしたような気がします。
ちなみに、勝ちタイムの1:55.8は、前走2着の時のタイムより0.9秒遅く、上がり3ハロンのタイムも0.8秒遅いものでした。
もちろん、前半1000M通過時点でのタイムも、前走時の62.8秒に比べ、この日のタイムは63.3秒と若干遅かったことも影響しているとは思いますが、ジルバーン自身の調子としては、おそらく前走時のほうが良かったんだろう、と予想できます。
それでも、「外へ持ち出すとエンジンがかかり、一気に前をかわし去った」ように、相手関係はおそらく楽だったんでしょうね。
それでも、先頭に立ち、1頭だけになった時は少しフラフラして、後続馬に詰め寄られていますから、4コーナー手前で捲られないように早めに脚を使った分、最後は少しバテたのかも知れません。
ただ、前走時の末脚を見て「次は勝てるぞ!」と確信したチームの方々が、(おそらく)様々な情報を駆使して、次走で必ず勝ち上がれるように、相手関係がなるべく楽なレースを選択してくれたように感じます。
中二週という、成長しきっていない若馬にとっては厳しいローテーションとなり、実際に1秒近くもタイムを落としているのに、それでも余裕を持って勝ち上がったレースっぷりを見て、社台のチーム力の凄さを感じることができたような気がしました。
そんなことを考えながら、調教師のコメントが載っていたので、そちらも見てみると…
んん?!…
昨日、社台のWEBサイトに掲載されていた調教師のコメントとはぜんぜん違うではないですかっ!!
社台のレポートでは、ジルバーンのレース中の様子について振り返り、これからの課題などについても触れながら、「まずは1つ勝つことができましたので、このあとは放牧に出していったんリセットを図ります。」と締めていました。
ところがGallopでは「順当勝ち」だとし、「ダートにこだわらず、芝への参戦も考えていきたいです」…と、こちらのほうがむしろ会員向けのリップサービスも十分に意識したコメントのように感じます。
それだけならまだしも、このGallopに掲載された調教師コメントが、一言一句、某競馬サイトの掲示板に書き込まれた内容と全く一緒だったのです!
しかも、書き込まれた時間は、1月30日12時29分…
ジルバーンが初勝利を上げてから、2時間弱しか経っていません。
サンスポなどの、サンケイ系のWEBサイトかSNSにでも、記者がアップしたのを、誰かが拾ってきたのでしょうか。それにしても早すぎるような気がするんですが…
まさか、関係者か記者が掲示板に書き込むわけもありませんしね。
妙なことが気になってしまいましたが、最後に「エイトTMの注目!3歳馬診断」のページに掲載されていたコメントを見てみます。
「奥を望める。」…ですって!!!!!
次回へ続きます。
以上、鶴岡一之介(鶴)でした。
(画像は、ジルバーンと横山典弘騎手)