春の岡山を訪ねて 1日目 ~岡山への道のり~
まえがき
明けましておめでとうございます。ご無沙汰しております、ツルミノです。記事をお読み頂きありがとうございます。
ここ数ヶ月は多忙を極めておりまして、さらに体調不良も重なり、前回から、5ヶ月ほど投稿が空いてしまいましが、最近は身の回りが落ち着き始めたので、徐々に投稿を再開したいと思います。
前回の旅行から4ヶ月経ち、再び西へ向かいます。なぜ岡山なのかと言うと、やくもの381系が国鉄色で復刻されたからですね。それを見に行こうという魂胆です。さらに前回、雪のためサンライズに乗れなかったのでそのリベンジを果たそうという狙いもあります。
では本編へまいります。今回は八王子からスタートです。
春の信濃路、そして木曽路へ
おはようございます。私は八王子におります。
今回は東海道本線経由ではなく、中央本線経由で大阪、岡山を目指そうと思います。
八王子からは当駅始発の普通列車松本行に乗車します。
全区間3時間44分で走破する、なかなかのロングラン列車です。ですがこのときは高尾発長野行とかいう上位互換もいました。
列車が入線して参りました。これで塩尻まで乗り通します。
本日は曇天で、少々霧雨も降っているでしょうか。ですが本降りではないのが幸いです。前回みたいなトラブルがなければ良いんですがね。
列車は大月、塩山などを通り、約1時間半で甲府に到着。6分ほど停車しますのでお茶を確保しました。
発車標を見ると、私の乗る列車が八王子を発車した約1時間後に発車するあずさ1号がもう追いついてきました。普通列車に乗っていると特急の速さがより際立ちます。
日野春であずさ1号の通過待ちを行います。しばらく待っていると濃霧の中を颯爽と駆け抜けてまいります。前照灯全点灯は迫力満点です。
小淵沢辺りでは霧の中を走っていたのですが、茅野まで下りると霧は晴れてきました。
上諏訪を過ぎると進行方向左手には諏訪湖が望めます。木が被ってしまいあまり良い写真ではないですが、列車からも諏訪湖を見ることができます。
八王子から約3時間で塩尻に到着。ここからは特急しなの6号名古屋行に乗車し、名古屋まで向かいます。信濃路から木曽路へ。
改札を出て、切符を購入。
しばらくホームで待っていると入線してきました。
塩尻を発車します。
この383系は振り子式を採用してますので、曲線通過でも高速で走行できます。中央本線(中央西線)は線形が比較的悪くカーブが多いですがこの振り子のおかげで高速走行ができます。塩尻から名古屋まで174.8km、約2時間の道のりです。
列車は奈良井川と木曽川に沿って南下します。
木曽福島あたりは昔から林業で栄えたそうです。
車窓から古そうな洞門が見えました。後ほど調べたところ吉田洞門というらしいです。
列車は山がちな区間を走行します。
木曽福島をでて、列車は中津川に到着。
ここまで山間部を通りましたが、市街地が増えてきます。また、この駅より名古屋方面の列車の本数がかなり増えます。
多治見を通り、高蔵寺辺りから名古屋市街に入ります。
金山から東海道本線と名鉄本線と合流します。金山を過ぎれば、名古屋はすぐそこです。
東海道・山陽を行く
塩尻から2時間、定刻で名古屋に到着。
次の列車まで時間があるので少々見物。
すると当時デビューしたばかりの315系がおりました。
まだデビューして2ヶ月半くらいの時です。
別のホームでは、キハ85の特急ひだ6号が入線します。こちらのキハ85には乗る機会がなかったのですが。HC85になってから南紀とひだの両方に乗車しました。
新幹線ホームに移動しました。
名古屋から米原まで新幹線で移動します。
乗車する列車は、ひかり639号新大阪行です。
米原まで約30分の道のり、途中岐阜羽島で通過待ちを行います。
定刻で米原に到着、ここから新快速に乗るわけですが乗り換え時間がわずかでしたので急ぎ足で在来線ホームへ。
何とか間に合いました。隣にはしらさぎ号が停車中。
米原を発車します。次に向かうのは新大阪です。
東海地区に入ってから天気は良好で心配はなさそうです。
京都を発車し、117系と離合します。
梅小路運転区の桜は満開です。丁度良い時期に来ることができました。
新大阪に到着。ここで283系を記録します。当時、283系の引退の噂と言いますか、JR西が本車両を置き換える方針を固めていましたので記録しようというわけです(その後の方針転換で283系はまだ走るそうです)。
新大阪止まりのくろしお20号が入線しました。
昔、図鑑で283系を見たときに、この斬新なデザインに驚いたものです。
この283系は特急くろしおの中でも18両と少ないので、運用が限られております。ですので、この時間につけるように特急と新幹線を乗り継いだわけです。
記録を終え、再び新快速に乗り、新大阪を出ます。新大阪から神戸まで乗り、神戸から普通で一駅兵庫でおります。
兵庫に来たら、お察しの通り和田岬線ホームへ。
もちろんのこと103系です。
ブルースカイの電車がやってきました。
ようやく会えたというところです。新快速では通過してしまいますから、わざわざ寄り道する時間が無いと。ただ、一見の価値ありでしょう。
なお、現在では引退済みです。
引き続き山陽本線を下ります。
西日を浴びながら列車は姫路駅に到着。
ここから岡山に向かう普通列車に乗っても良いのですが、普通網干行きに乗り、なんとなく、はりま勝原で下車。
少しこの駅で夕日と合わせて撮影を。入る列車にオレンジ色の光が当たります。
続いて乗るのが本日最後の列車、岡山に向かう普通三原行きです。
前回は赤穂線経由でしたが、今回は山陽本線経由で向かいます。
そして黄色い電車が入線、乗車していきます。
相生から前回通った赤穂線と一時分かれ、山陽本線へ。
和気あたりにくると日はすっかり沈み、真っ暗になっています。
東岡山で再び赤穂線と合流し、岡山に到着です。
特急銀座、岡山
時刻は19時半くらい、今日はここで一泊し、明日のやくも撮影に備えます。
こちらがパノラマグリーン付やくも号です。全面のL特急マークは無くなっていませんでした。 (おそらく引退までこのままだったと考えられる。)
岡山駅は個人的に見てて飽きない駅です。山陰・四国を結ぶ数々の特急、年季の入った普通列車、長距離を結ぶ新幹線と寝台列車などなど多種多様な列車が行き交い、おそらく余裕で一日は潰せると思います。
ですが明日は早いので、少々見物して出場。今回は、岡山城近くのホテルに宿泊します。
ホテルへ移動中、岡山軌道を見物。この吊りかけ駆動の独特の加速音がまた良いものです。是非乗りたいものですが、明日は岡山軌道の始発より先にホテルをチェックアウトするため今回は乗りません。
ホテルに到着。
2日目は国鉄色やくもの撮影を予定しています。そして前回のリベンジとして再び寝台特急に挑戦します。何事も起きなければ良いのですが。
あとがき
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この後は2日目とサンライズの二編の投稿を予定しています。
また、投稿を再開し、書きたい旅行が貯まってきたので投稿頻度を上げるつもりですのでよろしくお願いします。 (動画投稿もやらなくては…。)
ルート
八王子ー塩尻ー名古屋ー米原ー新大阪ー神戸ー兵庫ー姫路ー岡山
※この記事は2022年4月時点の様子ですので、現在とダイヤや車両などが変わっている場合があります。