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経済理解スキル

今回は"キャリア形成スキル"を身につけるための第1回目の授業「経済理解スキル」についてアウトプットしていきます!

1.GDPとは?🤔

まずは経済を理解するために必須のGDPについて説明していきます。簡単に言うと

GDP=日本が儲けたお金

正確には"国内総生産"のことで一定期間内に国内で生み出されたモノやサービスの付加価値を合計したものです。

GDPは国の経済力の目安としてよく用いられるのですが、実は①名目GDP②実質GDPの2種類が存在します。

・名目GDP=そのままの金額で算出したGDP
・実質GDP=お金の価値変動を考慮したGDP

"円"の価値が下がってしまった時にそのままの金額で計算しても意味が無いですよね。その"円"の価値まで考慮して計算しているのが実質GDPです。

ex)ガムの値段が2000年から2020年に掛けて10円値上がりした場合
2000年に10円のガムを1万個販売→名目GDP10万円
2020年に20円のガムを1万個販売→名目GDP20万円
しかし実際には20年間でガムが値上がりしてしまった(円の価値が下がってしまった)だけで、提供している価値は変わらないので、2020年の実質GDPは10万円となります。

2.今の日本の経済状況は?

では実際に現在の経済状況はどうなのかというと、1988年には2位だった1人当たりのGDPは2018年には26位にまで落ち込んでしまっています→"失われた30年"

一方でGDPデフレータ(名目GDP÷実質GDP)によると現在の日本ではインフレが起きているはずです。

インフレ=物価上昇により貨幣価値が下がること

インフレが起こると、本来ならば
「売上が上がる→株価が上がる→給料が上がる→消費が増える→売上が上がる」
という風に良い循環が起こるはずなのですが、実際には株価は2013年から2018年に掛けて2.4倍になっているのに対して、給料は10年間で0.01%しか上昇していません💦

どうしてこんな現象が起きているかというと、株価を上げたのが"国"だからです。
株を買ったのが国であるため、企業は顧客に認められているのかが分からず、安心して給料を上げることが出来ていません。
また、それに加えて最低賃金UPなどの国からの要求によって企業は終身雇用を維持出来なくなっているのです。

3.大リストラ時代がやってくる!?😱

終身雇用の崩壊に加えて日本では少子高齢化が深刻化しています。
それによって、労働人口の減少、さらには消費の少ない日本では無く海外に展開しようとする企業が増えていきます。

となると、労働人口が減っていて海外に展開したい日本企業は優秀な外国人の採用を始めます。
それによって企業は外資系の風土も取り入れるため、もしかするとこれから大リストラ時代がやってくるのかもしれません。

結論:価値提供の力を学び、身に付け続けることが大切✨

4.感想

サラリーマンの給料がなかなか上がらず、終身雇用の崩壊によってリストラの可能性もあるため、改めて学び続けることの重要性を感じました!
これからも仕事塾や読書などを通じて自己研鑽に励みたいと思います!

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