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21歳、人生の終わり方を考えるようになる。

一昨年は祖父が亡くなり、昨年は祖母が亡くなりました。

2人をみていて思ったのが、自分はどのような人生の終わり方をするのだろうか。ということです。

20代、人生まだまだこれからじゃん!!!

と思いたい気持ちも山々なのですが、生きている限り死ぬことを考えるよなぁというのが私なのです。

「終活」という言葉の大切さを感じています。

祖母はずっと入院しており、ご時世柄お見舞いに行くことができませんでした。私がまだ元気な頃の祖母に会ったのは、大学1年生の時。3年前。そのときはもう認知症が入っていたので、私のことは分からないだろうな~くらいに思っていました。
祖母が入院している病院から「祖母が危ない。今日明日が山場。」と連絡があり、急いで病院に行きました。父も母も昏睡状態の祖母にどうにか反応してもらおうと沢山声をかけていました。2人とも思い出話をしていました。私の知らない時間がたしかにこの人達に流れていたんだなぁ、と。

祖父は体調に変化があり入院し、1ヶ月ほどでお別れしました。
早くに緩和病棟に入り、もう話すこともできませんでした。久しぶりに会った祖父は、私の知っている元気な祖父とはかけ離れていて、その現実を受け止めきれず私はただただ泣くばかりでした。

祖父もまだまだ生きると思っていたと思います。
遺産相続の話とか大事なものを入れている場所とか。何も言えずにお別れでした。

だからこそ。

今日亡くなるかもしれない。

明日亡くなるかもしれない。

明後日亡くなるかもしれない。

殺されるかもしれない。

自ら命を絶つかもしれない。

病気になるかもしれない。

自然災害が起こるかもしれない。


何が起るか分からない。

それでも、周りの人が困らないように、悔いのないように、生きていけたらいいなぁと思っています。

そのためにも、精一杯生きていきたいと思います。
未来はきっと楽しいことが待っていると信じて。

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ほたるの道草帖
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