私が算数が嫌いな理由。

私は算数が苦手です。
なんなら数字が苦手です。

それは、祖母の影響だと思っています。
今回はそのお話を綴っていきます。

決して祖母が苦手というお話ではありませんよ。

幼き日の私の記憶。

お金の計算、苦手

私がまだ小学校入学したての頃。
県外に住んでいた祖父母は
孫の私たちに会いに来てくれていました。


そのときにお小遣いをもらっていました。


お金に馴染みがなかった私に
お金の計算をできるようにさせようという
祖母のはからいで

「100円玉を10枚並べて何円か数えられたら
それをそのままお小遣いとしてあげる」

ということをしたことがありました。

今となっては
100円玉×10枚＝1000円
ということが分かりますが
当時の私はまだ理解できずパニックになりました。

まだ習ってない！
分からない！
何を言っているの！？
何で誰も助けてくれないの！？
こんなに意味不明なら、お小遣い要らない！！

と思っていました。
この頃、進研ゼミをしていて
(これ進研ゼミでやった問題だ！とはならなかったです)
まだ簡単な問題ばかりだったので
勉強はそれなりに好きでした。

当時は特に
100円玉×10枚＝1000円
のような桁上がりがまだ分からない。

100円玉10枚を諦めた祖母は
1枚減らして
900円で終わりにしました。

もう10年以上前の記憶ですが
強烈に残っています。

あの机のあの椅子に座っていた
という細かいところまで。

たぶんこの記憶がトラウマで
数字が苦手になってしまったのかなぁと思います。

祖母なりの優しさ

母曰く
「おばあちゃんは、何か爪痕を残したかったんだよ」

おばあちゃんからこんなことしてもらった！
というような
記憶に残ることをしたかったのではないかと
最近知りました。


ある意味記憶に残りましたよね…。


いまだにお金の計算はレジの前に
合計金額と消費税込みの値段かどうかを確認して
あらかじめお金の準備をしないと少し心配です。

日本円は20年近く勉強してきたので大丈夫ですが
海外に行ったときは全くダメでした。

ドルなの？セントなの？
どのコイン？紙幣？

訳分からなかったので
お店の人にお願いしていました。

今考えると多く取られていてもおかしくない…

ただそれすらも分からない…

人生損していそう…

チップとして払ったと思えばいいですかね。

本当に文系？

ただ最近
一応「文系」ではあるけれど本を読むのは苦手。
読むことはできるけど、理解できないことが多い。
特に小説などは、絵がないと理解できない。


はたしてこれは、文系と言えるのだろうか。


と考えるようになりました。

最初から苦手という思い込みで
遠ざけていただけで、鍛えていないだけで、

本当は論理的思考が得意なのではないか？

ポジティブな私がそう囁いています。
そうだとしたら、それこそ人生損している気がしますね…。