「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」アンソロジーは4ルートのプロローグである。—妄想—@隠しヒロイン川崎沙希

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。各種

アンソロジー 1~4巻
新 1~6巻
14.5巻
結 1~2巻
やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。完

2024年に読んで思ったこと

 なんで続きが出ない。
 続編はどこだ、どこにある。まだまだやんなきゃいけないことが沢山あるでしょう。ちちのんと食事会したり、みんなで海行って泳いでBBQしたり、いろはすと内緒でお出かけしたり、小町にかっこいいお兄ちゃんの姿を見せたり、いろいろしなきゃでしょう。
 なんで続きが出ない。

本物とは

 八幡たちの本物はわからない。
 しかし、読者にとっての本物とは物語の続きである。
 物語が続くことで読者も八幡たちの本物に近づけるのだと考える。

本物へのアプローチ

 疑い続ける
 これは読者にも求められていることではないか。
 なにかを疑い続けないといけない。
 それはなにか……
 雪ノ下雪乃エンドである。

 2019年11月終わり頃、14巻を読み終わって直感的に思ったことがある。
 「これ俺達のラブコメはこっからだエンドじゃね」と。
 結衣を負けヒロインの一言にくくっていいのかと。
 
 そこから何年かたち、しばらく俺ガイルから距離をおいていた。
 2024年になってゲーム完プレイ。
 それをきっかけに熱がぶり返していろいろ買って読んでみた。
 なんか、いろんな違和感が出てくるんだよね。

 ゲーム完では、雪乃ルートと結衣ルートでそれぞれ選ばれなかったヒロインが諦めている。でも、本編では諦めていない。この違いはなんだ。

 なんでアンソロジーが4冊もある?
 なんで八幡を巡る争いが発生している?
 なんでアンソロジー2の表紙が小町?

 新ではこれからも続きますよーてな感じで締めくくられているのに続いていない

 一応、14.5巻が本編の時系列で最新なのかな?

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。結」の存在

 うまく説明できないけれど、違和感というか疑問点について疑い続けてみる。
 この物語は終わっているのかと雪乃エンドで本当に終わっているのか。
 疑い続けない限り、続きが出ない。お出しされない。そういうギミックになっている。
 そう思い、考えに考えて行き着いた妄想を文字に起こしてみる。

アンソロジーは4ルートのプロローグである。

 さらに、4人のヒロインが八幡へのアプローチ方法を伝授されるイベントでもある(例外、いろは)。

雪乃side

雪ノ下雪乃ルートのプロローグ。
ヒロインは雪ノ下雪乃。
アプローチの方法、予め逃げ道を塞いで誘い込んで待ち構える。

オンパレード

比企谷小町ルートのプロローグ。
ヒロインは川崎沙希。
アプローチの方法、小町を経由して悩み事を相談する。
小町ルート≒沙希ルート。

 ゲーム完の川崎沙希ルートをプレイした人なら分かってもらえると思う。
 「これ小町ルートじゃん」と……
 本編もそうなんじゃないかと、小町ルートと沙希ルートはほぼ等しいと。
 小町と沙希(ついでに大志)が初登場したのは2巻でおなじタイミング。
 アンソロジーでも川崎沙希が登場して、八幡と小町に絡んでいる。
 小町が発する責任のワード。
 どこかに他所の家庭の事情に首を突っ込んで家族に取れる責任は取ると適当なことをぶっこいた人物がいるはず。
 沙希は大志を仲介せず、小町に悩み事を相談できるようになる。
 小町に託すということはつまり八幡に託すということですね(たぶん)。
 大志が八幡を「お兄さん」と呼び続ける限り可能性があるんじゃないか説。
 なお、小町と大志の恋仲は成立しないものとする(重要)。
 ついでに、3巻に登場した比企谷ママってサキサキに雰囲気が似ていない?

結衣side

由比ヶ浜結衣ルートのプロローグ。
ヒロインは由比ヶ浜結衣。
アプローチの方法、じっくり焦らずじわじわと。

ホテルのバー
・八幡父と雪乃父と結衣父の会合。
 主人公の父とヒロインの父達が集まったようにみせかけたミスリード。
・小町父+沙希と雪乃父と結衣父の会合。
 本来ならば、ルート対象の父親同士の会合として捉えるべきであった。
・2巻でヒロインとして雪乃結衣沙希の3人が設定されたという証明。

オールスターズ

一色いろはルートのプロローグ。
ヒロインは一色いろは。
アプローチの方法、秘密の共有(誰に伝授されたか一考の余地あり)。

 さらにいろはは副会長と書紀のイチャコラを八幡に見せつけることで『私と会うときは人目についちゃだめですよ』と注意を促している。
 もしや、いろはすコラボにつながっていくのか。

3年生編はヒロイン4人制のラブコメ

 雪乃ルートを共通ルートとして小町ルート(ヒロイン・沙希)と結衣ルート、追加枠のいろはルートの4つで展開される。

 隠しヒロインの川崎沙希に気が付かないと実装されない。

 奉仕部内で4人のヒロインが八幡を巡って争う、ヒロインレース。

第1ヒロイン│雪ノ下雪乃
第2ヒロイン│由比ヶ浜結衣
第3ヒロイン│川崎沙希(小町ルート経由)
第4ヒロイン│一色いろは

 これらは八幡が〝材木座の発言や行動〟を参考にし選択した結果である。
 ヒロイン全員の可能性が残されている状態。
 これをハーレムエンドと仮定する。

おじさんはなんでも野球に例えがち

さらに状況を野球で例えて整理したい

 例え話に野球を用いて申し訳ない。
 しかし、アンソロジーや新でやたら目につく野球ネタとおじさんアピール。千葉ロッテマリーンズネタ。バース掛布岡田の三連発。打たれた槇原。野球選手と声優の結婚。エース、四番。ドラフト会議。不健康アピール。健康診断の数値マウント。大学3年生のオールできないマウント。君たちもおじさん予備軍。などなど
 これらはある法則を導き出すためのヒントなのだ。

野球好き+おじさん=なんでも野球に例えたがる

 ヒロインレース=ペナントレース
 途中参加可、途中離脱可。

 ポイント加点減点制バトルかもしれない。
 八幡と対象のヒロイン、相互に作用して判定される。
 小町的にポイント高いは意味を持つかもしれない。
 小町の「ごみいちゃん」発言は減点対象の行動に対して。
 結衣の「キモい」も減点アラートかもしれない。
 八幡が知らない間に加点されるポイントが無数にあるかもしれない。

ペナントレースが2年生編

 シーズン優勝者を雪乃とする。
 さらにアンソロジーの順番がペナントレース中の最終順位表。
 5位以下は次のステージに進めない。

 

クライマックスシリーズに相当するのが3年生編


 ルールはクライマックスシリーズ+4チーム制のポストシーズン+プレミア12のスーパーラウンドを混ぜ合わせたようなもの。
 
 雪乃にはシーズン優勝のアドバンテージが用意されている。
 ※雪乃は恋愛関連に疎いというディスアドバンテージを持っているのでアドバンテージと相殺されている。
 いろははワイルドカードです。
 4人ヒロインの総当たり戦。
 限りなく同率でのスタート。

 八幡という栄冠を目指してバチバチにやり合うもよし、結託して同率優勝を狙うもよし。
 また、引き分けで延長に持ち込むもよし。
 まだまだ決着はついてないよ

ペナントレース順位│選手兼チーム名

1位│雪ノ下雪乃

  • 監督│ははのん

  • ヘッドコーチ│はるのん

  • 特色│緻密な戦術を活かした野球

2位│川崎沙希

  • 監督│小町(選手復帰あるか)

  • 特色│弟妹を巻き込んだチームプレイが魅力

3位│由比ヶ浜結衣

  • 監督│ガハママ

  • 特色│我慢強い粘りの野球が持ち味

4位│一色いろは

  • 選手兼任監督│いろはす

  • 特色│サッカー部マネージャーと生徒会長の二刀流のいろはが大活躍。いつのまにか三刀流になっているかも。個人軍疑惑がある。他軍が取れない多彩な戦術を活かす。他軍のノウハウを吸収し自軍に活かす。

まだまだ物語は続く

 八幡は2年生の経験と成長を経てラブコメのスタートラインに立っただけで全然、全く、物語が終わっていない。むしろ、高校卒業、大学編、社会人編まである。ずっと疑ってる。
 ここから本当の実験が始まる。

新って何?

 雪乃(共通)ルートの体験版。本実装はよ。

 なお、新6巻で各家庭の遊園地の回り方について4パターン語られている。

  • 雪ノ下家

  • 由比ヶ浜家

  • 一色家

  • 比企谷家

 語られた様子は八幡と各ヒロインが結婚した場合の未来を示唆したもの。
 比企谷家の回り方が八幡と沙希が結婚した場合の未来予想図ではないか。

14.5巻

 いろはの異分子感が解消される。
 いろはが事実上の奉仕部入部。

結って何?

プロジェクト結=プロジェクトD
 異なる2つのアプローチで1つのゴールを目指す。
 2つのアプローチ=八幡と雪乃がくっついて結衣が諦めない。八幡と結衣がくっついて雪乃が諦めない。知らんけど
 ゴール=3年生時に八幡雪乃結衣の3人でいること。

川崎沙希│フラグ消失
 大志の「比企谷先輩」呼び。
 小町の初詣不参加。八幡の選択肢に小町がなくなる。例えば、「小町、家に帰るか」みたいな
 大志の悩み事を解決後、小町の手から沙希と京華の作ったクッキーが渡される。
 『お礼のクッキー』『ただのお礼のクッキー』
 「ホワイトデー+クッキー+意味」で検索

一色いろは│ルート進行不足
本編│10.5巻の「取材デート」イベントは初詣イベントの補完。いろははメインヒロイン2人の後追いをしない傾向が見て取れる。
結│10.5巻の「取材デート」イベント未消化。
 「頑張ってください」発言。
 異分子感が拭えない。

材木座を参考に行動するとハーレムエンドになる(仮定)
 隼人│マラソン大会終了後、皆の前ではるのんあーしいろはすに感謝を伝える。
 材木座│今期クールのアニメが始まると誰も前期クールのアニメの話題をしなくなる。
 隼人くんハーレム主人公へ舵切りか……。

小町の言う事を実践すると個別ルートへ突入する(仮定)
 小町│かっこわるい姿をみせていいんだよ
 八幡│かっこわるい姿をみせてる。誰に……。

  •  本編は登場人物の成長が遅いし回りくどいルートを辿るけれど、ヒロインが4人のライトノベル向き王道ラブコメへ。

  •  結は登場人物の成長が早いし近道ルートを辿るけれど、ヒロインが2人のちょっとビターなラブコメへ。刺したり刺されたりの類ではないもののドロドロした三角関係。だから、地獄。

やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。完

 これがわからない。俺ガイル結2巻終了後の世界線でいいのん?
 冒頭部分の「マラソン大会終了から数日」
 10.5巻の内容をすっ飛ばしたかのような違和感
 俺ガイル結2巻とゲーム完の発売日
 「完」もあれば「結」もあるだろう
 ゲーム「完」と俺ガイル「結」で「完結」ってコト?
 誰か知ってる?知らない?聞いてない?どこかで聞いておいて?

最後

 とにかく、〝隠しヒロイン川崎沙希〟の可能性がある。
 そして、いろいろ物語の見え方が変わってくる。
 俺は作文が下手くそだから、だから助けてほしい。
 いろんな人に声をかけて。おい、起きて。まだ、寝ている人は起こして。ついて来られない人はおいていって。
 歩みを止めてしまった者になりたくはないだろう。意識高い言葉に惑わされたくないだろう。何を教えてもらっていた「あの人」に。
 今後、俺の気がついたことを別の記事にして羅列するから。
 この記事の手直しはとりあえずおしまい。

2024年11月24日

 この妄想が革新的なイノベーションを巻き起こすと信じて……
 ろくろを回します。