シュレディンガーの猫
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シュレディンガーの猫
スペシャルコーナー】『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。結2』著者・渡 航先生【月刊ガガガチャンネル】より 9分8秒あたりから
渡航の「そもそも八幡が選んだのかどうか」発言を信用し、4ルート4ヒロイン構成を正しいとするとシュレディンガーの猫の実験も説明できる。
奉仕部という箱に5人を入れて
雪乃
小町(沙希)
結衣
いろは
4つの選択肢を八幡という猫に選ばせる。
ヒッキーって猫みたい。
ヒキタニくんってヘタレ総受けだよね。
可愛そうな猫なんていなかった。
箱を開けないと誰を選んだのか分からない。
箱の中で行われるイチャコラと捉えることもできる。
これがスタートライン、実験の概要。
実験ってのは前提条件がしっかりしていないと始まらない、始められない。
長らく川崎沙希がヒロインとして設定されていたことに気が付かなかった。
ヒロイン川崎沙希の可能性を疑い続けなかった。
我々、読者の罪は重い。
勘のいい人であれば、この構造にアンソロジーで気が付けたはず。
まぁ、アンソロジー読んでいる人は少ないのだと思います。
以前、読者にとって本物とは物語の続きであると述べた。
さらに付け加えれば、本物とは渡航の書いた「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」なんだよね。
アンソロジーはそんなに売れていないんだと思う。
「こんなレプリカはいらない」
歌詞にもあるようにみんないらなかったんだね。
もし、ガガガ文庫がこれを見ていたらぜひともアンソロジーの「本物」を、それと「+α」で1冊の本を出版していただきたい。
検討をお願い申し上げます。