On Tokyoで感じたカスタマージャーニー
コブラ会の記事は興が乗った時に書くとして、先日キャットストリート沿いにある On Tokyo に行った時の事を記します。
先に断っておくと批判ではなくて、実体験を伴う示唆だったので備忘録的に書きます。
最近Onにハマっているのでフラッグシップストアに行った
アスレジャーファッション流行のおかげでランニングシューズの街履きが市民権を得ており、そんな運動好きファッショニスタは自己主張したくなるのでマイノリティだけどセンスいいブランドを選ぶと思うんですね。
そこでランシュー界のサードウェーブ的に人気ある「HOKA」と「On」にたどり着きます。
両方ともデザインいいしガチランもいけていいんですが、耐久性の点でOnに軍配があがるかなと思います。
という事をInstagramに書いたらOnジャパン代表の駒田さんがいいねしてくれた。 すごいな代表。自社商品を愛してるんだね。
元々はHOKAユーザーだったんですが、横浜のmyXで一目惚れしたOnの新作を買って以降、企業フィロソフィーとかメッセージとかOnの名称はスイッチオンから来てる、とか刺さってきてもう一足買おうかなと思ったんですね。
それで今春にオープンした旗艦店に行きました。
お店よし 挨拶よし 愛想よし けどあと一歩
Onのお店めっちゃ綺麗なんですね。 アップルストアを意識したようなミニマルでかっこいい店内。 1Fの女性スタッフは心からの歓迎挨拶をしてくれ、別に買わせようモードは一切ない。
2Fに上がると感じのいい男性スタッフが商品に関して色々アドバイスしてくれる。 僕の気に入ったデザインは女性カラーだから諦めてたら、旗艦店には女性サイズは27cmまであるから大丈夫とのこと。 女性の27cmと男性の26cmは大体同じサイズのようです。
この男性スタッフさん、優しくて愛想よくていいんですが、1点だけたぶん当たってると思うんだけど、自身があまりアスレジャーな生活してないんですよね。 なので仕事⇄ジムをシームレスにしたいとか、ランを生活に取り入れたライフスタイルの話が少しピント合わない。
ブランドの体現者としてまだ不足点があった、ということでしょうか。
ジャーニー追求はたいへん!
ことほどさように、オシャレな店舗・感じのいい挨拶・完成度の高いプロダクトがあってもブランド体現者の有無で感動が薄まるんですね。
リアル店舗は特にそこが大事。 これでバッチリ体現してくれる人いたら僕は2万のOnシューズを即買いしてその感動体験をいろんなメディアで書きまくっていることでしょう。
CXだとか、カスタマージャーニーだとか、サクセスとか色々いうけど、手を抜いちゃダメなんですね。 がんばろ。
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