見出し画像

【初🇪🇸】ep7マドリードDay4最終日

この日の朝、日本から来た友は昼の便で帰国予定。
一方の私は夜の便。
昼の便ということは、朝には彼女ともお別れしなければならない。

明らかに疲れ切った二人の中年。と同時に安堵の気持ちもあった。
ここまで病気にもならず、スリにもあわず、事故も喧嘩もなーんにもなく
無事に楽しく旅ができた。これは当初の大目標の一つだった。

さて、友達を見送ったあと、私のチェックイン時間までは5・6時間ある。
マドリードでまだできていないこと。するっきゃないでしょ。

まだしていないこととは
①ソフィア王立芸術センターでゲルニカを見る
②プラド美術館に行く
この2つなので、とりあえず、開館間もないソフィアから攻めてみよう。


ソフィア王立芸術センターでゲルニカを拝む

事前にチケットは購入していなかったので、当日チケットを窓口で購入。

事前調査だと、ゲルニカは撮影禁止ということだったのだが、
どういうわけか、監視員に一切咎められなかったので、
たくさんの見学者同様私も撮影させてもらった。

ゲルニカ(ピカソ)|ソフィア王妃芸術センター

プラド美術館でゴヤの名作の数々を拝む

ゴヤ像 | プラド美術館

プラド美術館はゴヤ像の目のまえにチケット売り場がある。
事前予約はしていなかったので、ここで当日券をゲット!
すでにソフィアで歩きすぎてかなり疲労困憊しているが、
ラッキーなことにチケット売り場はスッカスカ
今がチャンスと迷わず入館。

残念ながら館内は撮影禁止だったが、かなり見ごたえがあった。
おそらく3時間くらい。ずーーーーっと歩いていた。
とにかく広いのと、どれも迫力満点で素通りすることができなかったのだ。

ここでかなり興味深い催しが行われていた。
(おそらく)プロの画家による模写?がパフォーマンスされていた。
複数の有名画の前にイーゼルを立てて、そっくりに描いているのだ。

これは、複数個所で行われており、ライブ感満点で、その周りには当然だが
人が集まっていた。

2023年11月 | プラド美術館

もはや俺の地元と化した「Atocha駅」からバラハス空港へ

アトーチャ駅ホーム

いよいよ私にもその時がやってきた。
広大な美術館を2つはしごしてかなり時間を潰せたとはいえ、
夜の便なのでかなり余裕はあるのだが、いかんせん中年
超極寒だったうえに
連日の早起きからの長距離移動でかなり体力を消耗していたので
もう早めに空港に到着してだらだらしておこうという算段だ。

空港行きのrenfe車内

バラハス空港T4(ターミナル4)と拠点にしていたAtocha駅間はこのrenfeを使っていくのがかなり便利だ。
難点といえば本数が少な目であることくらいで、安いし、安全だし、清潔で言うことなかった。

バラハス空港のマックで眠気と戦いながらだらだら過ごし、
ようやくチェックイン。
行きとは違って、帰りはちっさいキャリーを預けた。
この小ささで誰が預けんねんっていうくらい小さいキャリー
これで1週間スペイン旅行したのが信じられないくらい小さいキャリー

乗り継ぎとかあるけど、頑張れ。
小さすぎて恥ずかしいかもしらんけど、頑張れ。

ということで、旅のお供としばしお別れ。約1日後の香港で会おう。

乗り継ぎ地 |ドーハ空港

ドーハでの乗り継ぎも問題なく、無事香港に到着し

香港の蒸し暑さにスペインの寒さで縮みあがった身体がじわーっと緩んだ。
あぁ、帰ってきたなぁと嬉しくなった。

時差の影響か、旅の興奮か、
思っていたより元気で、その日はなかなか寝付けなかった。

それにしても、初めてのスペインは大満足だった。
行ってみると欲がでるもので、
あれもこれも、あそこもここも…
やり足りない、行き足りない!

というわけで、ひょんなことからスペインへ行ったら
見事に魅了されて帰ってきた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?