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【香港入院記】入院当日
香港アドベンティスト病院 は 香港ビジネスの中心である中環(セントラル)からほど近い湾仔からさらに山の手にグーっと行ったところに位置している。
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なかなか不便なのである。交通手段は、バス、ミニバス、タクシー、あるいは自家用車で、かくいう私はもっぱらタクシーで通った。
湾仔駅から病院まで、片道40HKD(およそ800円)程度。香港はタクシーなどの交通費が日本に比べて安いのは助かる。
そんな山の手に位置している静寂と自然に抱かれたとても落ち着いた癒しの入院生活の初日を振り返っていこう。
入院手続
入院当日は午後6時に受付とのこと。
食事などの指定は細かくはなく、なるべく消化にいい物を
とのことだったので、さすがにマックを食べたりはしなかったが、
普通に昼ご飯を済ませた。
この日は月曜日で、夫もこの週は休みを取ってくれたので、グダグダどうでもいいことを話しながら、なんとなく時間をやりすごしていた。
ここで、あの頃の私に一言いいたい。
オンライン入院手続きは、前日にちゃんとしておけ!
この病院に入院するのは言わずもがな初めてで、飛行機のオンラインチェックインみたいなノリで考えてしまったので、家を出る直前にちゃちゃっとやったらいいや!と軽く考えていたのだ。
この「オンライン入院手続き」はSMSに前日に送られてくるので、その足でチャチャっと済ませるべきものだと悟った。
なぜなら、まぁまぁたくさん確認するところがあるので、思っていたより(飛行機のオンラインチェックインより)時間や労力がかかるのだ。ここで、オンラインでの入金(前金)などもしておくとなにかと安心。
さて、慌てて自宅でオンライン入院手続きを済ませ、大荷物で手配いていたUberに乗り込みいざ病院へ。
入院まえに何度か診察で通ったとはいえ、入院手続きのカウンターに入ったのは今回が初めてだ。ここでは、何もかもが超システマチックに進む。
入院手続きカウンターで一通りの説明を受け、先にご紹介したようなアメニティポーチを頂戴し、案内のスタッフへと引き継がれ、入院フロアー(5階)へと案内された。
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入院手続きの後
血圧や体温、体重などの基本的なチェックが終わると、いよいよ自分のベッドに案内された。
3人の相部屋だったのだが、ものすごい個室感。そしてハイテクすぎてビビった。液晶画面という画面に私の名前が映し出されていた。
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こんな素敵な環境にテンションがぶちあがった。あのデカでYouTubeも見れるし、病院食も注文できるし、ネットが使えるので、もうやりたい放題やん!とおおはしゃぎした。多分、ここが入院時のテンションのピークだった。平和だった。幸せだった。
その数時間後う〇ことの死闘でほぼ寝れないなんてことは知る由もない。
う◯こと真正面から向き合った
この日の一大イベント、翌日の手術の準備で「腸を空っぽにする」のため
この3リットルもの下剤の水↓を飲み干せとの指令がくだったのだ。
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なんともまぁ飲みにくく、これを飲むのに数時間かかり、結局夜中1時近くまでかかった。まぁまぁの苦行だった。
そしてその数時間後からもっと地獄を見たのだ。
結局 トイレには辛うじて間に合っていたのだが、気持ち的には、
ほぼ もう出ないう〇こを(精神的に)漏らしながら、一睡もせず夜が明けた。