『す』を書いてみましょう 952字
こんにちは。
メンバーシップ『おままごと書道教室』
運営者の つる です。
今回も公開講座とさせていただきますこと、
メンバーさん方には
どうぞご容赦のほどよろしくお願い
申し上げます次第です。m(_ _)m
今回書いてみよう、のひらがなは
『す』
です。
まずは画像をご覧くださいませ。🌳
なるべく具体的に申し上げます。
1画目の横棒をたっぷり長く書いてみましょう。
やじろべえのバランスの安定感は
ご存じでしょうか。
横棒が長ければ長いほど、
縦のバランスを取りやすい。
字におきましても、
形の安定感を図りやすいのです。
少し山なりに反らせる感じで
書いておくと、なおバランスを
取りやすくなります。
そうして2画目に行きます。
ポイントは中央部の御団子です。
雑に書きますと丸く書いて
しまいがちですけれども、
三角を意識して、角(かど)を
付ける所はしっかり付けましょう。
御団子の大きさはしっかり視認できる
程度の、ある程度大きさが欲しい
ところです。
そして、すっとゆるやかなカーブを描く
ように下に書き下ろします。
画像では2パターンの『す』を
書いています。
右側の『す』は、日常生活で
用いやすいノーマルな字形です。
左側の『す』は、
昔の仮名書などでよく用いられた形。
下のハライを短くしたりするのが
ポイントですけれども、
参考程度で構いません。
まずは一般的に見られる
右側の『す』をご覧下さりまして、
何度か実際に書いて、
感触を覚えてみましょう。
ここでも大きくゆったりと。
繰り返しますけれども、
横棒はいっぱいいっぱいに
横幅を取っても書き過ぎには
なりません。
それくらい大きなポイントに
なります。
どの字も繰り返し書くことで、
自分の書いた字がどんな字かを
見てみましょう。
特に『す』は、
私の経験上、練習すればするほど
感触、手応えのつかめる字です。
最初の内はどこが良いのか
迷われるかもしれません。
御団子をあえて小さく書いてみたり、
いろいろ形に遊んでみましょう。
それでは、今回はこの辺で。
のんびり更新ですけれども、
手書きも昨今されなくなってきました
現代。
たまにボールペン、シャーペンなど
持って、ウォーミングアップのつもりで
書いてみるのも吉かもしれません。^^
それでは次の更新まで
みなさまどうぞご無事で。
日々感謝しつつ。つる でした。🌼
つる 拝
お着物を買うための、 資金とさせていただきます。