『さ』を書いてみよう 567字
少しご無沙汰をしておりました。
みなさま、字、書いてらっしゃいますでしょうか。
『おままごと書道教室』運営者の つる です。
今回の公開講座は、
ひらがなの『さ』を書く、です。
解説が必要ですけれども、
まずは画像をご覧下さいませ。
『さ』の難しい所は、
すべての線が曲線を活かす字ということです。
その上で美しいバランスを求める所が
真剣に書く上で難しいところ。
まずは1画目、
横線ですけれども、長く書いてみましょう。
そして2画目は、
横線の真ん中を通るように書きます。
最後の3画目が字の形を大きく左右する
肝の線となります。
この線で『さ』の完成を見ることになります。
ゆるやかな線を書きつつも、
角度が物を言います。
開くのか、閉じる角度なのか、
交差する角度は。
元より、斜め左に傾き加減の字ですので、
その実は難易度が高いのですけれども、
線のやわらかさを活かす、という点では
日本の字として、美しさを追究出来得る字
とも言えます。
書き甲斐が充分にあるということです。
今回は結構深入りして
書かせていただきましたけれども、
やはり基本は
大きく書く、というところで
大らかに楽しみながら
書いてみてください。
それでは今回はここまでに。
次は『し』を書きたいと思います。
暑い夏です。
ゆったりと柔らかい線で
ひらがなと楽に付き合いましょう。^^
それではまたです。🌳
つる かく
お着物を買うための、 資金とさせていただきます。