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hanacomichi
詩『隣の仕合わせ』500字(本文313字)
ひきこもる
私の家の隣から
笑い声が聞こえてくる
恐れと共に
生活感を受けて
妙に安心したりする
壁ひとつ挟んだ
全く別の世界
私も『お隣さん』だった
どこまでいっても
『お隣さん』
ここは私の
ホームと思っていたけれど
町は翻ることもなく
たまに
家先で
ゴミ出しや掃除の姿
それ以外は
見ることの無い
生活の秘匿
ひっそりと
ただひっそりと
答えを追い求めつつ
世界は閉じてる
土星から来たかも知れないな
妄想も白けつつ
夜が更ける
雨か雪かも分からない
音が聞こえ出す
きみもお隣さんか
どうぞ仕合わせに
ルーズな部屋着
独りの生活は遊戯
静かにしている
つかまえられない
続いてる人生の危篤
願うなら
自分の仕合わせ
ならば隣の
人生にも仕合わせが
私の他所で
叶っていてくれ
朝型だ
ゴミ出しに行こうか
(おしまい 本文313字)
☆彡
おはようございます
つる です
お世話になっております
noter こふみ さんの企画に
参加したい者です
お題で詩を書く企画
『隣の仕合わせ』
です
するすると言葉が
浮かんで来ました
応募させていただきます🌼
ついさっきまで
米津玄師さんの歌を
聴いていましたので
その影響を受けているかと
思っています🌳
どうぞよろしくお願い申し上げます
m(_ _)m
つる 拝
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