誰かに言いたくなる雑学&何でやねん(785字)
電子ピアノのお話です。
鍵盤を弾く強さ、
およその電子ピアノ、多分デジタルピアノの
類もそうかと思われますけれども、
強さの幅は大抵128段階です。
値1が一番弱く(0は音が鳴らない)、
値127が一番強く音が鳴ります。
なぜそうか、
電気はオン、オフの2段階で動きます。
00か、01。
これを増やしてゆくことで、
扱うデータ量も増えてゆきます。
詳しいしくみは忘れてしまいましたけれども、
要は元の2段階の倍、もしくは乗という関係で、
電子音の強弱は128段階が通例と
なっているようです。
ある種の規格(主にmidi、ミディ規格と呼ぶ)で、
電子音の(ここではピアノ)の強弱は
基本128段階と定められたようです。
それで鍵盤を弾くことを、打鍵(だけん)とも
呼ぶようですが、
弾く強さって、力強く指で弾けば強い音が
鳴りそうなものですけれども、
電子ピアノの類は違っていて、
弾く(押す)鍵盤のスピードによって、
強さが決まります。
つまり、速く押せば押すほど強く(大きい)
鳴りますし、遅く押せば押すほど
弱く(小さい)音が鳴ります。
もう、1990年代頃から、
このような仕様が変わっていないのが
今となっては不思議です。
データ共有など互換性なども
考えられての仕様とも思われますけれども、
難しいことは抜きにして、
(電子)ピアノの強さが、どれも128段階なんて、
今の時代ナンセンスかもしれませんし、
ピアニストの弾き方を細やかにシミュレート
しますのに、128段階はあまりに大雑把過ぎます。
ここが何でやねん?というお話にも
繋がるのですが。。
ピアノの弾き方を、よく「タッチ」とも
申しますけれども、
いい加減、タッチによって、音色の強さ、
もしくは音色そのものも対応し切る
電子ピアノが現れて来るのが
待ち遠しいです。
私はピアノ大好きなので、
こんな話をしてみました。
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