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韓国開発者トークセッション:新PvPモードやソロ型ダンジョン実装など【Thorne and Liberty(スロリバ)】

今回は、9/20夜に行われた韓国スロリバ開発者によるトークセッションの内容についてだ。今後のアップデート内容についても発表されたため記事にした。

元の配信youtube動画はこちらになる。今回はこの内容の翻訳サマリ記事だ。


1. アップデートロードマップ

2024年10月

  • 新インスタンスフィールド「ネビュラ島」アップデート

    • 新インスタンスPvPフィールドが登場。フィールドの80%が常時PvP可能。

    • インターサーバー形式で2~3サーバーで1つの「ネビュラ島」と接続される。

    • PvPエリアでアイテムやアーティファクト成長素材を獲得可能

  • 「アーティファクト」システムの導入

    •  キャラクター強化のための新システム「アーティファクト」追加

    • ステータスに応じて強化可能な「ストーン」を装備

2024年11月

  • 「ウォーゲーム」実装

    • 個人参加可能なPvPモード。リグ制マッチングシステム(プレイヤーのスキルレベルが同等のユーザー同士がマッチングする)を導入

    • 48対48、12対12、24対24など多様な規模での戦闘が可能

    • カスタムモードも追加され、自由なPvP設定が可能

  • シーズン2「挑戦次元」開始

    •  新アイテム「混沌のルーン」追加。既存のルーンシステムを拡張するもの。特定の装備スロットに制約されないアイテム

2024年12月

  • 「熟練度システム」アップデート

    •  複数の武器を育成しやすくなるよう熟練度システムの改修アップデート予定

  • 「守護者成長システム」導入

  •  守護者を強化可能になる新要素追加。レベルアップに「守護者の欠片」を使用する

2025年1月~2月

  • 「ソロ突破型ダンジョン」追加

    •  1人で挑戦可能な新ダンジョンの導入。ソロでも遊べる、新規ユーザーが入りやすい環境の整備を行う

  • 「12人用レイド」追加

    • 2パーティーで攻略するレイドコンテンツを追加。ノーマルモード、ハードモードの2種類を用意する

2. PvEコンテンツ詳細

PvEアップデートの中心となるのは「ダンジョン」の強化と多様化だ。これまでの6人制固定ダンジョンだけではなく、プレイヤーに多様な体験を提供するための新しい試みとして、いくつかの要素が追加される予定となっている。

1つめは、1人で挑戦可能な「ソロ突破型ダンジョン」の導入が予定されています。これにより、パーティーベースのダンジョンが難しいと感じるプレイヤーに対する選択肢が提供される。また、新規プレイヤーの参入を促進する狙いもある。

2つめは、「12人レイド」だ。これが新たなエンドコンテンツとして位置づけられている。現在の協力型ダンジョンは一部の難易度が引き下げられ、エンドコンテンツとしての位置づけが希薄になっていることも認識しており、この「12人レイド」が新しいエンドコンテンツとしての機会を提供する。レイドは、一般プレイヤー向けのノーマルモードと、ハードコアプレイヤー向けの「ハードモード」の2種類が実装される。

さらに、成長システムの多様化にも取り組んでいく。現在の高レベルプレイヤーが成長の伸び悩みを感じていることは把握している。そうしたプレイヤーでも成長の楽しみを感じられるよう新しいシステムを導入する予定だ。
まず、10月から「アーティファクト」と呼ばれるシステムが導入される。これはキャラクターに付与されるステータスに応じて強化できる「ストーン」を装備する方式が採用される。
また、11月にはシーズン2の「挑戦の次元」も開始され、「混沌のルーン」が追加される。これは「ジョーカーカード」のような存在で、既存のルーンシステムと異なり、特定の装備スロットに制約されない新たなアイテムだ。
また、獲得時にすでに最大値となっており、再度の強化が不要で、既存の60レベルのルーンよりも高い能力を発揮するものの、同時にマイナスステータスも付与されるため、慎重なセットアップが求めらる。

また、12月には「熟練度システム」のアップデートが予定されており、これにより複数の武器を育成するためのハードルが軽減される。
複数の武器を成長させることが現状では困難に感じるプレイヤーが多くいる状況であり、それを乗り越えるためのシステムが必要だと考えている。
これに加え、「守護者成長システム」も導入される予定で、守護者のレベルアップには「守護者の欠片」を集めることで強化可能だ。この守護者システムはレイドバトルにも新しい攻略要素をもたらし、パーティ全体の戦略に大きな影響を与えると期待している。


3. PvPコンテンツ詳細

次に、PvPコンテンツだ。PvPコンテンツの主軸は、プレイヤー同士の対決を活発にし、競争心を煽るための新しいフィールドの追加や、PvPの場を広げることに重点を置いている。

10月にアップデート予定の「ネビュラ島」は、インスタンス化された新しいインターサーバーPvPフィールドだ。このフィールドは、全体の約80%がPvPエリアに設定されており、常時PvPが発生するエリアとなっている。
ここでは、特定の時間帯にプレイヤーがPvPに参加するだけでなく、24時間PvPが可能となるため、他のプレイヤーとの緊張感あふれる対戦を楽しむことができますが、無理なプレイを強要するシステムは望んでいないため、現時点では週に5時間の入場が可能とする仕様を考えている。プレイヤーのプレイ状況に応じて時間は調整していく予定だ。
ネビュラ島では、PvPの戦闘イベントが頻繁に発生し、新しいアイテムやアーティファクト成長のための素材などが手に入る。また、PvPエリアでの活動効率が高いため、プレイヤーは短時間で効率的にアイテムを獲得することが可能で、ソロでも効率的にファームを行えるようになっている。

11月には「ウォーゲーム」という新しいPvPモードが実装予定だ。このモードは、これまでのようにギルドや連合単位でPvPを行うものではなく、個人でも参加できる新しいPvPコンテンツだ。
既存のPvPは、強大なギルドに所属していなければ参加が難しかったという問題があったが、このウォーゲームでは個人での参加が可能となり、PvPへの敷居が大幅に下がる。さらに、このウォーゲームには「カスタムモード」も追加され、プレイヤーが独自の設定でPvPを楽しめるようになっている。
ウォーゲームはリグ制を導入しており、個人の実力に応じたマッチングシステムが採用される。また、48対48といった大規模な戦闘だけでなく、12対12や24対24といった小規模な戦闘も可能で、個人がPvPを楽しむことができる予定だ。ギルド戦を望むプレイヤーには、ギルド専用のPvPコンテンツも用意されており、ギルドの実力を競う「ギルドリーグ」も予定されている。

次に、PvPコンテンツの一環として「アリーナ」も強化される。プレイヤーはアリーナで6対6のチーム戦に挑むことができ、全員が同じスペックで戦う「イコライズドギア」でのイベントも検討されています。このモードでは、装備の性能差がなく、純粋な戦略や技量を競うことができるため、より公平なPvP体験が提供される予定だ。

PvPコンテンツに関連して、多くのプレイヤーからバランス調整についての要望が出されており、特に強力なスキルや武器の使用によるPvPの偏りが指摘については開発チームもこれを認識しています。バランス調整の観点から、今後は武器同士の相性を明確にし、瞬時に一方的にやられるような状況を防ぐための調整を進めていく。

4. 武器調整について

4-1. 全体的な調整方針

、ゲーム内の武器バランスについて「相性」を重視した調整を行う方針を考えている。各武器の特徴を明確にし、武器同士の相性がより反映されるゲームバランスに変更される予定だ。また、一部の武器が万能すぎる問題を是正し、特定の武器が他の武器に対して明確な優位性を持つように調整していく。
武器バランスの調整は定期的に行われるが、次の大規模な調整時期はまだ未定。データを集めながら慎重に行っていく。

4-2. クロスボウの調整

クロスボウはすでに大きく調整を行った。これまでクロスボウの「追加ダメージ」をベースに手数で火力を出す武器として設計されていたが、想定以上に「追加ダメージ」メカニズムが強力すぎたため、他の武器とのバランスが崩れていた。そのため、PVPおよびPVEの両方で大幅な弱体化が施された。この変更により、クロスボウが他の武器に比べて極端に強力だった問題が是正され、バランスが保たれるようにしている。

4-3. ロングソード、ロングボウ、グレートソードの調整

ロングソード: ロングソードは高い防御力と攻撃力を兼ね備えており、特にタンクとしての役割が強力だったが、にもかかわらず攻撃力がやや高すぎるとの指摘があった。将来的には攻撃力の調整が行われる可能性がある。
ロングボウ: 「嵐の矢」などの広範囲攻撃が強力すぎるため、ダメージを調整しつつも、プレイヤーが戦略的にセットアップできるような形で調整が進められる予定だ。
グレートソード: 特にPVPでの強力なスタンコンボが問題視されており、グレートソードのCCコンボ攻撃に対して、もっと対抗策が持てるように調整が行われる予定だ。

4-4. ワンドと回復スキルの調整

ワンドについては、ヒールスキルの回復量が高すぎるとの指摘があり、ヒール効果を適切な水準に抑える調整が進められる予定だ。
また、攻撃スキルと防御スキルのバランスも見直され、プレイヤーが特定の状況で柔軟に対応できるようにするため、スキルのクールタイムが変更される可能性がある。



いかがだっただろうか。ここで要約は終了となる。

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