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つりチケ、公式noteやってみマス

皆さん、はじめまして。つりチケの公式noteにお越しいただき、ありがとうございます。

つりチケの紹介

【つりチケ】は、遊漁券に特化したオンラインショップです。遊漁券とは、釣りを楽しむために必要な許可証です。また、その売り上げは魚が増える活動に充てられ、魚が住む川の保全に充てられています。当社のサービスを通じて、釣りの楽しさや自然の美しさをより多くの人々に届けることを目指しています。

川で釣りを楽しむつりチケスタッフ

川を守る漁業協同組合の現状

つりチケは、河川・湖沼での釣り場を守る「漁業協同組合」と密接に連携しています。
漁業協同組合は、過去ではイワナやアユを釣って生計を立てる方たちで構成されていました。しかし、現在ではそのようなエリアは過疎化や高齢化により、漁業協同組合の存続が難しくなっています。

釣り場を守ることや魚を守ってきた漁業協同組合がなくなると、どうなるでしょうか。
岐阜県の試算によると、最大で県全体で20億円近く支出が必要になることが示されています。
厳しい行財政運営の中、これらの支出が見込めない場合、漁業協同組合の廃業=釣り場や自然環境の崩壊につながる可能性もあると考えています。

釣り人と一緒に魚を増やす取り組みの様子

今後の展望

漁業協同組合との連携を通じて、私たちは日本の美しい原風景を守りたいと考えています。
釣り場の保全や、自然環境の維持は、次世代に豊かな自然を引き継ぐために欠かせません。今後、つりチケは以下の取り組みを進めてまいります。

川釣り体験会の様子 左が教えるスタッフ
  1. 漁業協同組合の遊漁券販売の支援:つりチケはこれまで国内150を超える地域で遊漁券販売のオンライン化に取り組んできました。営利を目的にしていない漁業協同組合に対して、導入費を無償にするなど、負担なく始められるモデルで運営しています。

  2. 新規事業の支援:SDGsや生物多様性が普及する中で、漁業協同組合の運営に対しても注目が集まっています。つりチケでは、自然を守る漁業協同組合のノウハウ・知識を昇華し、漁業協同組合だからこそできる新しい教育プログラムの確立を支援します。

  3. 釣り人や企業を巻き込んだ自然保全:これまで魚の自然保全は、各地の漁業協同組合が行ってきました。過疎化、高齢化で人手が足りなくなる分を、釣り人や企業と連携し持続可能な活動を確立していきます。


新入社員が入ったら、川で釣りの研修

つりチケのビジョン

私たちのビジョンは、「豊かな水辺環境と水辺文化を創出する」ことです。
都心に住んでいると「川は危ないから近づかない」と言われて育つことが多いと思います。

みんなで鮎を釣りに行く

もちろん危険な面があることも事実ですが、川や水辺はひとに多くの恵みを与えてくれます。
そのことにも目を向け、川やそこに住む魚を起点にSDGsや生物多様性を考えていきたいと思っています。

漁業協同組合と研究機関の調査を見学

つりチケ公式noteチーム