4歳とおうちでカード遊び #2
前回お話した「あいうえおカード」の続きです
前回は名前を並べて終わりでしたが、数日後。
次にカードを出して今度はどんな遊びをしようか、よし、何か問題を作ってみよう!
ということで、問題のカードを作ってみることにしました
問題カードを作る
娘に馴染みのある好きなもの、例えば「りんご」
文字だけだとわからないから、上にりんごの絵を描いて、その下に「り」「ん」「ご」とひらがなを書き、問題カードを作ります
問題のカードもA3のコピー用紙(←何かと重宝しております)
縦に3等分+横に3等分で、ひらがなのカード2枚分の大きさ
母:「問題です!「りんご」を探して並べてくださーい」
娘:「はーーいっ」
思いつくものを問題カードに描いていきます
我が家の場合はこうです
○人シリーズ「とと」「かか」娘の名前...(我が家はととかか。ママパパでもマミーダディでもお父さんお母さんでも何でも良しです)
○動物シリーズ「うさぎ」「くま」「ねこ」「きりん」...
○植物シリーズ「き」「おはな」「はっぱ」「どんぐり」...(花だけ「お」がついておりますが深い意味は無し)
○モノシリーズ「おうち」「いす」
○数字シリーズ1〜6(サイコロの目)
なるべくひらがなでしっくりくるものを選んでいます
「アイスクリーム」もいいかなと思ったけれど、「あいすくりーむ」は何だか違うし、「ー」がいる。ということはカタカナも入ってくると多いかな?まずはひらがなだけにしようと思い至ります
「りんご」のように「 ゛」が入る場合は、「 ゛」も1枚であることを説明します
遊ぶうちに、「き」のような一文字物がすぐ取れてよかったので、もっと追加しようと思うも「い(胃)」とかちょっと違うかな...(見えないし説明しづら...)なかなか見つからず保留。いいのあったら教えてください(笑)
そして足りないカードは随時追加していきます
例えば「どんぐり」なら「 ゛」をもう1枚、「はっぱ」なら「は」をもう1枚といったように。この時はじめに作った時の余りの白いカードを使って、カードをカスタマイズしていきます
問題カードと遊び方
遊び方と言ってもおうちによって、お子さんによって違うと思うので、あくまでも一例として自由に遊んでくださいね
我が家の場合は、問題カードを1枚選びます
前に置いて、例えば「りんご」なら「りんごを作ってくださーい」「はーい」と、問題カードの下に見つけたカードを置いていきます
あいうえおカードの中から「り」「ん」「こ」「 ゛」を探して並べます
順番が違うと問題カードと見比べて、どこが違うか見つけてもらい、同じ向・順番なら正解。「正解!」パチパチパチー!と拍手。笑
母:「次はどれにする?」
娘:「じゃぁ...これ!」
そんな調子で進めていきます。飽きたら終わり
惜しい間違いと大人の気づき
あいうえおカードで遊んでいると、「こ、これは...!」というものも出てきます
例えばこれです
数字の「2」。ひらがなで「に」。だがしかし、「て」を回転させると「2」にも見える...いや、これはもはや「2」。
あぁ、これはそうだよね。正解ではあるけれど判定の難しいところ。
そしてこれも。
1(いち)の「ち」。初めは「ら」を選んだ娘。
母「そっか。もっとぴったりのがあるかもだよ」と言って探してもらう。
すると今度は「ろ」。
母「そっかー(言ってしまいたい歯痒さを堪えて)。もっとぴったりのがあるかもだよ」
すると娘「これかな?あ!(こっちの方が)ぴったりだね!」
(ほっとする母。これよ、これなのよっと言いたい衝動をどう堪えられるかが大人側の勝負)
しかしこうやって見ると新たな発見でもありました。
大人社会では「て」は「て」だし、「ち」は「ち」なのです
「て」が「2」になったり、「ち」と「ろ」と「ら」が惜しいと思うシーンって無いので、それもそうだよな、と新たな気づきの機会となりました。
棚から草餅的感覚です(ぼた餅ではなく「おっ、えっ!?草餅!!?」的な)
進化する遊び
また数日後、問題カードを追加して遊んでいると、
娘:「これ書く!」
母:「いいよ」
問題カードを自分で描いてみたくなったようなので、私が描いたカードを見本に白紙のカードを渡します。すると
見様見真似のひらがなが出来上がりました!
「おぉ!こうやって文字というものを覚えていくのか」と思うと感慨深い
新しいことを会得していく場面に立ち会える多さが子育ての醍醐味の一つでもあります(今思いましたが「会得」って「会」って「得」ると書くのよね。よくできているわ)
荒削りながらもひらがなを書いていく娘。こうして問題カードは娘作のものにすり替わっていきます。
ちなみに収納はたまたまあったジップロック。笑
この手軽さでゆるく楽しんでおります。
この「あいうえおカード」遊び。まだまだ進化していく予感です
【関連note】
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