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7月月次報告/釣部実

こんにちは。
顔を覚えていただきたく、前回6月までの月次報告は広島でウサギと撮った写真をトップ画像にして投稿を続けておりましたが、大槌元気市(詳細は後ほど)でよさげな写真を撮れたので、写真を差し替えました。(写真の質がプロ仕様でないのはご愛嬌ということで…)
早いもので夏至も過ぎ、これからは冬に向かって日の入りが早くなっていきますね。2022年も後半戦になっておりますが、正月に立てた今年の目標を未だに達成できずにいます。
それでは、盛りだくさんな7月の報告をいたします。

1.大槌元気市

去る7月3日、駅前に屋台がずらりと並ぶ大槌元気市が開催されました。天候に恵まれ、町内外から多くのお店やお客様にお越しいただき、普段は静かな駅前が大きく賑わいました!
私の担当は会場の準備。町民の方・地権者の方のご協力を得て、駐車場の整備(草刈り、線引き)及び舞台等の組み立てをしました。膨大な量の雑草や小木で、駐車場の準備だけで丸三日を要しました。町内に湧水がいくつもあることを考慮すると除草剤が使えない為、夏季のイベント準備の時間をいかにして短縮させるのかが今後の課題です。当日は環境担当として、ゴミステーション等の見回り(一時、弊社観光交流協会直営の『大槌孫八郎商店』ブースの店番)をしました。
活気はあったものの、集客力は(6月に開催の)サーモン祭りに及ばず、今後続けるかどうかについては現在検討中とのことです。類似の屋台イベントとして、9月16日~18日に開催されます、『大槌まつり』に多数の屋台を誘致することが予定されており、8月から本格的にこちらの準備にとりかかることになっております。今後の大槌の賑わいにご期待ください!

駅前に並ぶ多数の屋台(午前9時頃撮影)
写真では閑散としておりますが、お昼頃はたいへん賑わいました。

2.郷土芸能祭『かがり火の舞』

7月から9月まで、地元の獅子舞や大神楽などが小鎚神社で舞を披露する郷土芸能『かがり火の舞』、第1回が7月2日(土)の夜に、第2回が7月23日(土)の夜に開催されました。小鎚神社で火を焚き、全6回で12の団体が夜の郷土芸能を披露します。
第1回の2日(土)は『安渡虎舞』と『松の下大神楽』が、第2回の23日(土)は『中須賀大神楽』と『臼澤獅子舞』が舞を披露しました。(第2回は雨の為、会場を大槌町役場横の体育館に変更しました。)
私の担当は、これまた駐車場の整備(線引き、誘導等)でしたが、円滑なお祭りの運営には欠かせない重要な役割です。岩手県内陸部(一部宮城県)にもポスターを配架して回ったこともあり、遠方からお越しいただいた方が観覧前に混乱することのないようにしました。
誘導係ということもあり、舞をゆっくりとは拝見していないのですが、焚いた火の前で踊る舞の姿が美しく、また多くの方が観に来られる様子もあるので、この伝統が続くように尽くしたいと感じました。

すみません、夜のお祭りのため写真が撮れず…
8月、9月にも開催です!

3.大槌町海開き

7月23日(土)、大槌の海の海開きでした。
当日はあいにく私が風邪をひきまして(検査の結果、新型コロナウイルスではありませんでした)、海開き当日のイベントはTKMSBASEさん(町内の海開きを担当する団体)と他の観光協会メンバーが行いましたが、駐車場の整備等の事前準備、および21日に行われた吉里吉里海岸安全祈願祭・浪板海岸安全祈願祭の準備を担当しました。
私は他の業務にあたるため、海上の監視等は担当しませんが、海へのアクセスルートや駐車場の草刈業務等は引き続き行っていく予定です。

7/21(木)に吉里吉里海岸で行われた安全祈願祭

4.神戸学院大学講演会

7月15日(金)、神戸学院大学現代社会学部の3年生に向け、1時間ほど講演をしました。
私の話になりますが、2017年の夏に初めて岩手県の沿岸を訪れ、学生団体などを通して活動を続けてきました。(大槌町に住民票をもってきたのは今年ですが)コロナ初期を除いても約4年間、住み込みのアルバイト等を通して三陸沿岸の産業に関わり続けてきました。多くの人や仕事を見て、体験して、話したいことはたくさんありましたので、1時間に収めるのに非常に苦労しました。し、うまくまとめることはできませんでした。
まとまりのない拙い話ではありましたが、講演当日、学生さんには沿岸の産業について真面目に考えていただく機会をつくるような時間配分でお話ししました。持続可能な復興をつくるべく、あえて(明るい話だけではなく)問題提起をしてきたつもりです。講演をきいた一部の学生さんは、この夏休みに実際に大槌で研修をしていただく予定になっております!有意義な学びをしていただけるように、学生さんの研修受け入れの準備を進めていきます。

前列はスッカスカですが、学生さんおよそ50人の前でお話ししました。

最後に

9月に町内で実施されるイベントのポスター案の中に、(今年の寅年に因んで)虎舞をモチーフにしたポスター案がありました。町の目玉は虎舞だけではないという意見に勝てなかったものの、今回採用が見送られた虎の絵の案、福砂屋キューブみたいなお菓子にして売ればいいんじゃないかっていう話になりまして、一人で勝手に懐かしい気持ちになって福砂屋キューブを買ってしまいました。釣部のアパートにある食器は全て長崎県の伝統工芸『波佐見焼』なんですが、それくらい学生時代は長崎県にも大変お世話になりました。ごく稀に着るスーツにも、陶器製のSDGsバッジがついています。またいつか旅行に行きたいです。
いつか大槌のお土産屋さんにも、福砂屋キューブならぬ『虎舞キューブ』が並ぶ日が来るかもしれませんね。(つくるとは言ってません)

先週まではイベントラッシュで結構バタバタとしていました。この後もイベントが続くので、カステラを食べながらでも書ける今日のうちにと、Noteを少しフライングして書いてしまいました。
新型コロナウイルスの第7波がやってきて、岩手県内も初の1,000人超えを記録し、油断できない事態となっています。とはいえ、中止中止ではコロナからの復興は一向に進みませんので、これからの観光は中止ではない形で第7波に向き合っていかなければいけないと感じています。
コロナの終息を願いつつ、地域おこし協力隊として今後もコロナからの観光の復興に最善を尽くしてまいります。

夏季限定パッケージの福砂屋キューブ

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