釣りの初期費用と維持費について
Google検索すると
低コストで楽しめる趣味ランキングに
釣りがランクインしているのをよく目にします。
「最初に道具を買えば、お金が掛からない。」
確かにそんなイメージもあるかと思います。
今回はそんなイメージにメスを入れて行きます！
実際に釣りはコスパが良い趣味なのか。
釣りを始めて30年目の視点でまとめてみました。
❶ 初期費用
釣りには様々なスタイルがあります。
ルアーフィッシング、フライフィッシング
リールを使用しない餌釣り (ハゼ釣りなど)
スタイルによっては
使用する道具の形は異なりますが、
基本的なセッテングはほぼ同じで
必要な道具は以下の通りです。
・釣り竿 (ロッド)
・リール (使用しないスタイルもある)
・釣り糸 (ライン)
・針 (フック)
・餌 (ルアー)
・網 (魚が釣れた時に必要)
・その他 (収納用品やハサミ、ペンチなど)
▪︎ 釣り竿とリール
・エントリーモデルで1万円程度 ~
・ミドルだと3万円~5万円程
・ハイエンドになると7万円~10万円
▪︎ 釣り糸、針、餌 (ルアー)
・合計で 2,000～5,000円程度
▪︎ その他
・合計で 2,000～5,000円程度
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初期費用
合計：¥24,000 ~ （リールを使用する場合）
以上が予算目安となります。
このように比較的、低コストで始められます。
もちろん、この価格以下でも入手は可能です。
しかし、耐久性に問題があることが多いため、
ひとつの判断基準として確認してみてください。
お金をかけるべき道具 と かけなくてOKな道具
▪︎お金をかけるべき道具
・釣り糸
⚪︎ 価格が性能に影響しやすい
・はさみ
⚪︎ 正確には、良く切れるもの * 意外と重要です。
・網 (ライディングネット)
⚪︎ 防波堤で釣りをする場合に必要
釣りで 最も操作する道具は釣り糸 です。
良く切れるはさみでスパッと切り、
用途に合わせて結ぶ知識や技術が大切です。
釣り竿やリールは、メインですが
あくまで釣り糸の操作補助となります。
▪︎お金をかけなくてもOKな道具
・釣り竿、リール
⚪︎ 基本構造は同じ
※釣り人の使い心地向上が価格へ反映される。
・餌 (ルアー)
⚪︎ 価格で選択せず、対象魚にマッチしているか。
※サイズ等が重要
・針
⚪︎ 価格で選択せず、魚に合わせたサイズが重要
・収納ケース
⚪︎ 釣り専用の物でなくても問題なし
釣り竿やリールは、
¥20,000 ~ ¥30,000 を超えたあたりから
性能自体に大きな差が無くなります。
(あくまで使う人の満足度)
イメージとして、車のシートが"本革"か、
"そうでないか" に近いです。
ここは好みによるので、
最初からハイエンドでも全然OKだと思います。
※ 釣り竿とリールは、Shimano・Daiwa
いずれかのメーカーであれば品質も安心です。
❷ ランニングコスト
ここからは釣りに掛かる維持費を見て行きます。
・交通費：ガソリンや駐車場 / 距離や車種による
・入場料：無料 ~ 管理釣り場 2,000-5,000円/日
・道具のメンテナンス費用： ¥1,000程度/月
・エサ代：1回 500～2,000円程（ルアーは買切）
・遊魚券：必要な場所 ¥2,500円程度/年
＊ フライフィッシングや渓流釣りの場合、
遊魚券が必要になる河川も多いです。
各都道府県で指定された河川で釣りをする場合、
管轄する漁業組合さんの発行する券が必要です。
遊魚券の必要性はアプリから簡単に確認可能です。
私は”つりチケ”というアプリを多用しています。
ここからデジタル遊魚券も購入可能です。
現地の漁業組合の方に券を見せると、
最近の釣果情報などもいろいろ教えてもらえます。
❸ コスパが良い点
¥24,000~ 良い道具が揃う
無料の釣り場がたくさんある
ルアーを使用する場合、餌の準備が不要
移動費は仲間とシェアして節約できる
釣った魚を食べることで食費の節約にもなる
❹ コスパが悪い点
高級な道具にこだわり始める
ハイオク車で頻繁に移動する
管理釣り場を多用する
単独で遠方の釣り場へ頻繁に行く
まとめ
結論として、釣りはコスパが良いです。
ただし、落とし穴があります。
たくさんの道具を使用するスポーツのため、
特に男性の場合、男心をくすぐる道具も多いです。
釣りから離れ、リールカスタムやルアー収集など
追加課金性が極めて強い傾向にあるため、
コレクション好きの方は特に注意が必要です。
私は後者のため、ドイツ車3台分は課金済みです。
※ 釣り好きの方へ
間違ってる箇所など見つけていただけた場合、
コメントから教えていただけると助かります🙇♂️
最後までお読みいただきありがとうございます！