【合わないメガネを外して色鮮やかな世界へ】神田茜
先月スタートしたライティング・サービスのクライアントさんを紹介するシリーズ第一弾。
今日ご紹介するのは、私自身にとっても大切な友人であり
子どもたちにいけばなを教えたり、カラーセラピーの講座やクリスタルブレスレットを作るワークショップを開催したりと幅広く活動中の神田茜ちゃんです。
オンラインの食育講座の受講仲間だった彼女と初めて会ったのは、講座考案者のマーシャン祥子さんの著書出版記念パーティーをお手伝いするため、有志で集まったときのこと。
自ら志願したものの「出版記念パーティー」という初めての経験に、何をどうしたらよいのかイマイチわからない・・と各々が戸惑う中で
皆の意見やアイディアを汲み取ってうまく調整し、着地点を見つけたり、難しそうな作業は「私が担当するよ」と手を挙げて、その場をさり気なくリードしてくれる。
一見「この人が取り仕切っている」とは微塵も感じさせない、けれど実は力強いリーダーシップと、どこまでも細やかな気遣いの数々を目の当たりにして
「この人、ものすごく『デキる』人だ」
と感じたことを今でも鮮明に覚えています。
それもそのはず、茜ちゃんは、大手外資系IT企業で16年間営業職として働いていた元バリキャリ。
裁量やプレッシャーの大きな仕事に従事しながら、睡眠時間を削ってでも大好きなダンスを続けていたという、超アクティブな行動派。
社長賞を受賞するなど「営業としてやり切った」という達成感を味わった後に妊娠、産休に入りました。
そこからは、家族中心の日々。
出産半年後には夫が自費留学のため先に単身渡英、その上留学先で体調を崩してしまい、「私が頑張って家族を支えなければ!」と、まだ小さな息子を抱えて孤軍奮闘。
元来好奇心旺盛で、チャレンジしてみたいこともたくさんあったけれど
「今は自分のことにお金や時間を使っている場合じゃない」
とその気持ちに蓋をして、ひたすら育児や家族のサポートに徹していました。
好きな人と結婚して子どもに恵まれ、住みたかったロンドンに長期滞在する機会も得て、傍から見たら順風満帆そのもの。
けれど、なぜか満たされず、心の中には常に言葉にしがたいモヤモヤやフラストレーションが渦巻いている。
過去と比べて「子育てばかりで何も生み出していない」自分に自信が持てず、心許せる友人たちと話せばつい愚痴をこぼしてしまう現状をなんとか打破したい・・。
そう強く思っていた茜ちゃんにとって転機となったのが、『子育てを楽にするFood Therapy』や『感情デトックス』という講座を通じて「自分は何が好きか」を思い出し、「今どうしたいのか」に向き合って、ひとつずつ行動に移し始めたことでした。
イギリスから帰国後、保育園が見つからないまま、実家の協力を得て一度は職場復帰。けれど、そのあまりに慌ただしく綱渡りのような毎日に「自分を大事にしながら、もっとやりたいことが他にある」と感じて、退職を決めました。
その後は花をいけることで心が整ったり、カラーセラピーを勉強してそれを人に教えることで充足感を得たり、自分の興味や探究心を満たす経験を重ねていくうちに「これまでボヤけていた視界が開けて、世界が色鮮やかになっていった」そう。
「度が合っているメガネをかけた感覚だったのかな」という問いかけに対して
「ずっとかけていたメガネを外してみたら、実はメガネがない方がはっきり見えることに気づいたのかも」と言葉にしてくれた茜ちゃん。
「家庭を守る妻・母としてこうあるべき」「私が我慢すればいい」という思い込みを手放し、自分の本心に丁寧に向き合うようになった結果
それまでとは視点や選択する行動が変わり、自分の持ち物や置かれている環境に感謝できることが増えていきました。
そんな彼女が何年も彷徨った濃い霧の中から抜け出す手助けとなったのが、日々の生活に「色」を取り入れること。
花やクリスタルなど身近にある自然のカラーに触れることで、自分が何に心ときめき、何を求めているのかを知る。その過程で、心の奥底に隠れていた気持ちの輪郭がくっきりと浮かび上がり、進むべき道が見えてくる。
茜ちゃんは「白」が好きで、よく着ているそうなのだけれど
「全部の色を足すと、光になって白になる。白は何色にでも染まれるけれど、何色も持っているから、より自分を意識しなきゃいけない色。でもそれは、何者にでもなれるということ。脆いかもしれないけれど、反面強いという両面性を持っている」
と表現しているのを聞いたとき、「まさに今の彼女自身のようだ」とその特性に震えました。
高い共感力と寛容さを有する努力家。相手の求めるものを即座に察する頭のよさと、その期待に応える器用さを持ち合わせるがゆえに、自分のことは二の次で周りを優先し続け、本来の自分らしさを見失った薄暗い数年間。
そのつらい経験があるからこそ辿り着いた「目に映るグレーの世界を虹色に塗り替える術」を、かつての自分と同じように、心にモヤがかかって身動きがとれなくなっている人たちに伝えたい。
常に家族や周りを優先して、自分のことは後回し。家族の好みは熟知しているけれど、「私の好きなもの?やりたいことって何?」といつの間にか分からなくなってしまった人。
やってみたいことは数多くあるのに、なぜか一歩を踏み出せない人。
茜ちゃんのガイダンスに従って、まずは自分の色を思い出すことから始めてみませんか?
茜ちゃんが現在提供中のサービスの詳細やお問い合わせは、下記のインスタグラムから↓
とっても色鮮やかで、眺めるだけでも元気がもらえるので、ぜひチェック&フォローしてみてくださいね!