貧血の改善！ところが…

前回処方されたピル「ルナベルＵＬＤ」
これは低用量ピルと呼ばれるもので『月経開始日から毎日一定の時間１錠を３週間服用、１週間お休み』を繰り返していくことで、月経周期が整うと共に、生理痛などが緩和される薬です。
私は処方された１１月下旬から飲み始め、特に吐き気などもありませんでした。一緒に渡された手帳で、服用をしっかり確認しながら（忘れそうになるので）体調管理もしました。
服用開始から２週間経ったころ、月経になった３日後に結構な大量出血。次の日に心配で病院へ行きましたが「大したことないですよ」「仕事も心配ありません」との診断。この時は（１２月）約２週間出血が続きました。それでも、あまり量が多い日が続くことはなかったので、（そういうものなのかな…）と思っていました。

１１月下旬から始まった鉄剤の注射は、結局週１程度でしか行けなかったので、１月半ばに打ち終えました。（ちなみに１回５００円）この時にはヘモグロビン値１０．３まで回復。
あとは鉄剤の服用で落ち着いていくのかと思いきや…今度は生理の長さと量の多さに悩まされます。（今までは月経周期は問題なく、我慢できない痛みなどはありましたが、期間が長い、ということはありませんでした。）

１２月に続き、１月も約２週間出血。量は多めなものが続きました。この月は生理痛も酷く、仕事も忙しかったので、とりあえず目の前のことをこなす日々。
２月は１７日間。出血量が多くて期間長いと辛いですね…。
３月は１５日間。月経痛は、ほぼ無いと言っていいぐらい軽いものに変わりました。これは素晴らしい！！
ですが、今度は激しいめまいと頭痛、吐き気が襲ってきます。もともと偏頭痛持ちだったのですが、鈍器でなぐられるような頭痛がする時があり、それを鎮痛剤で抑えていました。
めまいの症状は、友人とランチをしていた時に、座ったまま視界がぐらりと揺らいで、そのままハンバーグに顔がホールインワン！！…まであと一歩、という体験をするぐらいの症状です。（あの時は流石にびっくりした…）

４月は１９日間。おいおい、だんだん月経の期間伸びてるぞ。というか、月の３分の２出血してるぞ。さすがにおかしいでしょ！！担当医と一触即発のバトル一歩手前です。
けれど、悲しいことにそんな元気はありません。ただ、自分の症状を伝えるのが精一杯でした。なんせ出血が続いていて、体力も落ち、脳が働く力もありません。（なので、ゆっくりと仕事せざるをえなかったです。全然頭が働かないです）
病院で症状を相談をすると「さすがにこれは改善されいてないよね。」ということになり、今度は「フリウェルＬＤ」という低用量ではないピルを処方されることになりました。
３月末に「ピル、まとめて処方もできますよ、３ヶ月分。」という言葉に「はい」と答えてしまったがために、余るＵＬＤ2ヵ月分…。
「今までの薬はどうしたらいいですか？（返せないんか？）」
「また使用するかも知れないのでそのまま保管していて下さい。」（え？）
この頃、少しずつ芽生えた不信感…。（あとで的中します。）

というわけで、ＬＤを４月の半ばから飲み始めました。
こちらも副作用なく飲めました。というか、飲まなきゃ治らないんだから！という感じで飲んでいたので、軽い吐き気はしていましたが気にせず。（元々、消化器も弱いので…）
５月は１７日間。あれ？変わらなくない？と思いつつ、血液検査でヘモグロビン値１２．３と標準の状態に！！そっちの嬉しさで（まぁ、ホルモンの薬だし、そんな早くは効かないよね）と変なところだけ楽観的に捉えていました。冷静に考えたら半年間も出血多量ですよね…。なんで気付かなかったんだろう…。（この原因も後に判明します。）
６月は大変でした。２～１２日に１回目。２１～翌月までずっと出血していました。
そして私は出血が止まらぬまま、７月上旬に救急車を呼ぶ羽目になったのです。

次回へ続きます。