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1年経った。そしてうさぎの話

なんとnoteを始めてから1年が経った。えっもう!?と遡ってしまったよ…。
思えば私は高1からひたすらにブログと共に生きていたな。社会人になってからはご無沙汰し、Twitterで毒と下品なこと(うんこ)ばかり吐き散らかしていたけど、元々文章でストレス発散するのがすきなようだと再発見。

ゴールデンウィークは特に何もしなかったなぁ。棚に耐震の金具をつけたり、土手を歩いたり、筋トレしたり、義両親が来たりしたわ。


うさぎの話をしよう

子供の頃に初めて飼った動物がうさぎだった。黒白パンダウサギで、名をピーターという。
私の幼稚園でうさぎ小屋があって、私にねだられたのかもしれない。
ピーターは残念ながら3年ほどで亡くなった。

そんなうさぎが半年くらい前から気になっていた。口元がツボなのよ。モッモッと草をはむ感じがツボなのよ。
2週間に1回くらい、あっうさぎ飼いたいー!という欲望に駆られるようになっていた。

犬や猫(本当は犬が最高)を飼いたい気持ちが一番でやまやまなのだけど、夫は動物を飼ったことが一度もなく、娘もまだ2歳だし、特に犬はさんぽも考えると私一人の負担が大きすぎる。

ハムスターも飼ったことがあるけれど、慣れてくれても懐きはしない。犬を飼ったことがあるせいか、もうただの愛らしいネズミさんにしか見えなくなってしまった…。

私は鑑賞したいのではなく、戯れたいのよ。
ある程度の知能が欲しいのよ…。


そして、5月3日。
娘の気分転換に、最近みつけた大型ペットショップに行った。
そして、



コンニチワ!(※裏声)
扉ヲ、アケテヨ!!!


夫が「飼おう」と今までになく乗り気で、娘も喜んでなでなでしていたので、お迎えしました。
うさぎさんは、知能が1歳児程度にはあるらしい。1歳児て。ついこの前のうちの子やん。

これまで後ろ向きだった夫の前向き度合いは尋常ではなく、この子も夫が選んだし、私が名前を考える前から、「俺、名前決めた」と言った。どうした。

「えっ。(娘と決めようかなと思ってたんだけど)…なに?」
「たんぽぽちゃん。」

かっ…


可愛いやん…


うさぎさんは偶然女の子でなんかしっくりくるし、生後1ヶ月で春生まれだし、娘が今ちょうど「たんぽぽちゃんとつくしくん」の歌にはまっていて、たんぽぽーちゃん♪とよく歌っているし、でもなんかもっと他にもあるんじゃないかとか、呼び名にしては長すぎるんじゃないかとか、色々考えた。
きなこ、おこげ、みたらし、たれ、ふわふわ、…いや、たんぽぽの方がなんかしっくりくるな…。

たんぽぽーちゃん♪から、あだ名は「ぽーちゃん」になった。


うさぎとの暮らし


うさぎってこんなに人懐っこい生き物だったんだ!とびっくりしている。


飼育本やサイトには、おうちに来て1週間はそっとしておいてあげましょう、とある。
私は真面目にそれを守ろうとしていたのだが、はしゃいでいる2名は聞くはずもなく、早速えさを手から与えたり、ケージに顔を突っ込んで「やあ」などとやっている(特に夫)。聞きゃしねえ…。
来た翌日、ケージから出した。早いよ!
最初の10分くらいは近寄らなかったが、そのあとは匂いをかぎに来るわ、足に這い上ってくるわ、ひっついてくるわで、「うさぎって…捕食される側では…?」と不思議で仕方がない。

夫は特に好かれていて、寝転がっていたら登られる。これ、うちに来て2日目の夜ですよ。怖いわ!犬でもこんなすぐ懐かないわ!
あぐらをかいていると必ず登ってきて、うんこをされる。
うんこ…。

娘は、「ぽーちゃん!うさぎさん!」と呼んで、若干危なっかしいものの可愛いと思っている様子。
「ぽーちゃん、おうち帰る?帰るで?」
とケージに追いやったり、
「ぽーちゃん遊ぶよっ!おいでっ!」
と声かけしたりしている。
機嫌が悪い時に見せたら、おもちゃみたいに叩いたりしないかと思っていたけど、そこはちゃんと生き物だと分かっているみたいだ。
へやんぽをさせるとうんちが転がっていることも多いが、ちゃんと教えてくれたり拾い集めたりしてくれる。

動物を飼うには、「ちゃんとお世話すること」と約束させるという記事もよく見るし、私もそうだったけれど、
そうガミガミ言われて飼うのもなんだかなぁ、逆にお世話が面倒に感じてしまったなぁと思った。

それよりも、動物と人間の接し方が特に変わらない今から自然に家族になっている方が、当たり前のようにお世話できるようになるんじゃないかなぁと期待している。

そして、最も変わったのは夫だった。
初めて動物を飼う夫は、動物が部屋にいるなんて…と不思議そうにしながらも、わかりやすく嬉しそうだ。
ぽーちゃんを、ずっと見ている。
「おいしい?」「かわいいねえ!」と話しかけている。
私はへやんぽは必要な程度でいいと思っているんだけど(うさぎさんはウンチの場所は覚えられない)、夫は隙さえあれば出してあげている。
うんこをされたら、「もういやや!戻れよ!」とケージに戻そうとするが、その後15分もしたらまた出して、うんこをされている。流石にウケる。
「俺、次でいいから猫を飼いたい」と言った。いや、言うの遅いよ。先に言いなよ…。

新しい日常の、はじまりはじまり〜。

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