【タイプロ】候補生・日野健太の魅力と考察
はじめに
この記事は、タイプロのいち視聴者の手記です。書き手はKinKi歴30年で、事務所のタレントさん全般好き。元々聡ちゃんをこっそり好きでしたが、今回タイプロを勧められて見たところ、見事にハマってしまいました(ちょろい)。沸き上がって抑えられない気持ちを整理するために、仕事そっちのけで書いています。
そのうち、ぎゃーぎゃー叫ぶような記事も書くかもしれないけど、しばらくは自制して真面目に書いていくので、よかったらどうぞ。
今回は日野くんファンの方の心の慰めになりますように。(見出しは敬称略・ごめんなさい)
日野健太の魅力
畑違いのジャンル・R&Bのジャズシンガーとして活躍し、唯一無二の歌声を持つ日野健太さん。4次選考で惜しくも脱落となったものの、彼の場合、とても前向きな未来と願いが込められた脱落だったと思われます。私もこっそり推していたから、個人的な思案による彼の魅力を、文章に起こして再確認させてください。
①柔和な笑み
「え、日野くんの魅力と言ったらまずは歌声でしょ?」というツッコミはさておき、2次選考で歌声にシビれたのはもちろんですが、なぜかそれよりも、私にはくしゃっと笑う日野くんがとても素敵に、かわいく見えたんですよね。
年末に会った妹(私と同じく、事務所のタレント推し歴30年。実家には『素顔』のVHSやJr.名鑑などがあり)は、タイプロを見ていなかったので、まずは2次を通過した36名のショート動画を見せたところ、反応したのは数名。そのうちの1人が日野くん。(この段階で妹は歌声を聴いていません)
妹「日野くん、いいじゃん。イノッチみたいで」
…確かに。グループはバランスが大事。印象的な笑顔とともに面白楽しい人だと、ネトフリとビハインドを見進めるにつれ確信しました。チームにいてほしいお兄ちゃん的存在で、たむちゃん達と年齢が近くても、良い立ち回りをしてくれそうだなと。ところどころで見せてくれたあの笑み…忘れられません!どうしてくれる!!
なんで脱落しちゃったの…涙
②時に個性を捨てられる強さ
「捨てる」という表現は強いかもしれないから、「封印」がベストかな。自分の武器である個性を封印し、必要ならば変えるというのは、とてもスゴイことではないでしょうか。それも30歳という年齢で。風磨氏も3次通過のときに言っていたけど、これは皆が思ったことですよね。
3次のレッスン時に、「ボーカルに対して自信がある」とコメントをした後、宮本先生の指導を受け、「先生の言うことに従う、J-POPの歌い方がある」とすぐさま修正をかけてそう言い切ったその姿勢に、私は打たれました。
どんな歌い方でも日野くんの声は比類ないものなので、誇りを持っているからこその成せる技とも言えるかもしれませんが、武器を封印するって凡人にわからない葛藤があるはず。彼の場合、歌を生業としてきたわけですし。なので、それをtimeleszや先生方に汲み取られて、4位という高順位で3次通過したときの彼の涙、伝わってくるものがありました‥。名前を呼ばれたとき、予想していなかったのか「あ、俺か…」みたいな間もよかった。
楽曲に関して、とくに3次の「SHAKE」は、リアルタイムで青春時代の一曲だった私からすれば、本家もそうですが、歌唱力どうこうよりもとにかく楽しんだモン勝ち、誰もが皆で楽しく歌って、イエ〜!な時代を表した代表曲なわけで。そういう私もカラオケで歌っていましたし。
今はtimeleszしかり、スノストしかりで音楽性の高い楽曲が多いけど、アイドルってそういう曲を歌うことの方が多い(多かった)んですよね。
だって「チョベリベリ最高ヒッピハッピシェイク♪」ですよ?!若い方は、「チョベリグ」「チョベリバ」なんてコギャル言葉、知らんよ!
個人的にひやっとしたのは、
「候補生ってSHAKEの頃、まだ生まれていないんじゃ…」
…慌てて日野くんの生年を調べたら、1994年。2歳やん!下の子たちは本当に生まれてないがや!
・・・とだいぶ話が逸れましたけど、あの頃の日本はバブル崩壊の後とはいえ、まだまだ元気があった頃なので、「SHAKE」は今歌うには時代背景を含め考えるとちょっと難しい。楽しい曲なんですが。
でもそんな楽曲に、日野くんの歌声を融合させ、他の候補生たちもいる中で、突出して目立つようにせず(それでも際立っていましたけど✨)、昇華させたのはさすがでした。
「人生遊戯」はSHAKEとは対極にあるような楽曲で、歌を表現するのにテクニックを要する難しさがある。けれど、本当にどんなジャンルのどんな曲でも痺れさせてくれますわ。日野くんは!あのラップは彼じゃなきゃ成り立たないでしょ、と思わざるを得ない。きっと日野くん自身も、違うジャンルの曲を歌うのは楽しかったのではないでしょうか。
…それならどうして脱落しちゃったの…涙
③抜群の人間力
別記事で書く予定ですが、今回は「仲間探し」だから、最低限の技術力があれば、最終的に選ばれるのは人間力、timeleszの御三方が一緒にいたい!と思わせる人柄が鍵になるかと思っています。
頼れるお兄さん・ムードメーカー的な日野くんには、それがある。
年長者ならではの気遣い、プロとしてチームメイトへの歌のアドバイス、休憩時にはチームの垣根を越えて盛り上げる(参考:篠塚くんの乾杯ショート)といった具合に、映像からは一部分しかわからないけど、十二分に魅力が映っていたから、日野くんの実像はものすごいのでは?
岩崎くんが本番で踊れないとなったとき、日野くんが、グッと岩崎くんを引き寄せてハグしていたのも胸熱です。
そういえば人生遊戯の本番数日前の日野くん、発熱していたと思われるけど、NOSUKE先生の話を聞いているときに、前のめりでうなずいていて倒れるんじゃないかと思いました汗
それを感じさせないパフォーマンス、ただただ最高です。
④ボイストレーナーから「身体が鳴っている」と言わしめた歌唱力
素人の私がプロの日野さんを語れることは何もありません。日野さんの生歌、いつか聴いてみたい。
脱落した理由を考察
今回の4次選考では6名の脱落でしたが、日野くんの場合はとても前向きな脱落だと思い、納得できました。
やはりステージが異なった
彼が脱落した理由は1つしか考えられません。
それは日野くんの個性を発揮できるステージは、やはりtimeleszではなかったということ。人間力なら絶対グループに欲しい日野くんですが、アイドルの楽曲をグループで歌う以上、どうしても彼の個性を封印、悪くいえば潰さなければならない。
すばるも脱退しちゃったし、唯一無二の歌声の持ち主はソロのほうが向いているのは否めません。
もちろん、グループ活動を10年もやれば、キンキ剛のような独自の世界観のソロ活動をやることは可能だと思う。(でも剛の場合は例外というか、次元が違うというから参考にならないか。あの人はエンタメを通り越して、宇宙や魂を通して愛を訴えるという…気になる方は平安神宮の奉納演奏へ)
ちなみにKinKiは、もはや熟年夫婦のようなレベルなので、最初は歌唱力や歌声に明らかな違いがあったけど、今や2人の歌声が調和していて、「あれ?どっちが歌ってる?」となることも。
また話が逸れましたが、現段階、今回のタイプロでは、ソロ活動を見越した採用ではないですよね。(急な就活感)
未来が見えた
勝「音楽の世界で会うかもしれないから、一緒に音楽をできたら嬉しい」
お別れの際の勝利くんからのメッセージ。この言葉を聞いて、あっ…と思いました。冗談抜きで、未来がふわっと見えたのです。
「timelesz with 日野健太」で楽曲がリリースされ、音楽番組で披露しているシーンが。
風磨氏じゃないけど、想像させてくれよ→想像させてくれた感じ。
日野くんは作詞作曲はするのでしょうか?
何年か経って、今よりも音楽の世界で名を馳せた彼に、どんな形でもいいからtimeleszからお誘いがあるといいな。そんなことを考えて幸せな気持ちになりました。脱落は悲しかったけれど、とても不思議な感覚を覚えたのです。
関係ないけど、嵐の大ちゃんが昔、ドラマの役名の「矢野健太」名義でソロ曲を出していましたよね。あの歌、大ちゃんらしからぬ歌で好きで。「日野健太」も縁起がよい名前なので、可能性はあるよ!(なんのこっちゃ)
それではなぜ選考に進めさせたのか?
しかしながら生まれる疑問は、彼の歌声が唯一無二なのは2次でわかっていたし、ステージが異なることもわかっていた。それなのになぜ、選考へ進めさせたのか?
4次まで進んだのは、御三方が進化する日野くんをもっと見たいという気持ちがあったのかなと。だけど本当に、3次で落ちるのと4次で落ちるのは、timeleszとの信頼を含めた関係性の出来上がり方が絶対に違う。だから彼は4次まで進めて本当に良かったと思っています。
とにかく日野くんの脱落は、前述の通りとても前向きなもので、決して未経験のダンスが理由ではないはず。(選考通過の基準考察は別記事で書く予定)
彼がタイプロへの参加で得られたものは、ananでのコメントの通り「ご縁」と、勝利くんの言葉で見えた「未来」として、締めたいかな。
最後に好きなところ
最後に彼の好きなところを言ってもいいですか?
4次の人生遊戯チームとのお別れのシーン。岩崎くんと2人、晴れやかな笑顔で、やり切ったと納得している様子が印象的でした。そして他の泣いている仲間をなだめるかのような、そんなお兄さんぶりがとても素敵で。
その中で、山根くんに抱きついて「悔しい〜〜」と身体を揺すっている姿が、非常にかわいくてたまらなかったです。← 一番の推しポイント
さらには、別れの言葉を皆で言い合って、一息ついたかと思われた後、山根くんが再び嗚咽し出したときの日野くんの表情!笑
ほんの一瞬でしたが、「え、まだ泣く?」と言わんばかりのあの驚いた顔、すんごく良かった笑(ご本人はそのつもりがなかったらごめんなさい)
本当に最後:日野くんがアイドルをやるなら・・・
ちなみに日野くんがアイドルをやるなら、光ちゃんが作る(かもしれない笑)グループに入るしかないでしょう。
そのグループ名は、「そろそろONE」(読み・そろそろソロ)。
令和の時代、各々の個性を大事にしなければならない、いずれはソロになることを見越したグループです。
・・・すみません、このネタわかる人、これ読まれていないですよね^^;
光ちゃん考案の新グループ名です。ハイ。剛と三宅の健ちゃんに、「だっせ〜!!」と笑われましたとさ。
最後の最後で変なことを持ってきてすみません。日野くんの未来と日野くんファンの方が幸せでありますように!