アメリカジョッキークラブカップ2022見解

今週はこのレースのみ、東海ステークスについては触れません。

◆まえがき

中山の芝はある程度タフな状況で、基本的には体力の問われる展開になりそうです。2200mより上の距離でも戦えるような、体力的な素地のある馬をまずセレクトしようと思います。ただ年によってはドスローで流れて４角の反応勝負という年もあり、さらに今回はダンビュライトが逃げるとは思うのですが読めない部分もあるのでちょっと幅を持たせて考えます。

◆印&買い目

◎：オーソクレース&クリストフ・ルメール
○：ボッケリーニ&横山武史
△：エヒト&北村宏司

オーソクレースはタフさ比べであれば最上位でしょう。反応面にやや不安はあって、それもあってか最終追いが坂路ともう一段ピリッとさせたい雰囲気も感じますが、その辺も鞍上が上手いこと調節してくれると思います。
ボッケリーニもそこまで反応面に長けている印象はないですが、位置取りをきっちりとってくる騎手なので、位置取りで突っ込んでくれるのではないかという期待はあります。タフさの素地はある馬だと思うので、単まで意識して。
穴目からはエヒトを。タフな流れになったときにパフォーマンスを跳ね上げてきているので、いきなりの別定ＧⅡでも見せ場はあると思います。あまり鞍上が好みではないですが、馬群はそこまで凝縮しないレースなのでそれほど気にせず買います。

ポタジェは実績上位ですが、ゆったり入っての末脚はそこまで信頼性がなく。ハイラップのタフさ勝負だと上がってくると思いますが、２番人気だとどうかというところで。キングオブコージとエヒトで取捨を迷いましたが、キングオブコージはもう少し走りやすい馬場のほうがよさそうな気がしました。ラストドラフトのこの舞台への適性は間違いないですが、３年連続で好走するというのはかなり難しい業ですから今回は無印です。ただオーソクレース以下は割と混戦かなというところで、来ちゃっても仕方ないとは思います。

〇の単勝と◎-○△のワイドで買ってみようと思います。
ご覧いただきありがとうございました。