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涙を流して、吐瀉物にまみれて声が枯れるまで叫んだ。 あの絶望はもう過ぎ去ったんだ。 そしたら、 絶望が無くなったら、 もう、私を縛り付けて留まらせる感情が無くなった。 毎日がただ受動的に過ぎていった。 「ねぇ、ゆうきさぁ」 「りょう君のこと好きでしょ?」 学校からの帰り道 いつも通る橋の上で、陶子が急に言った。 その前の、1学期終わりの夏休み初日に、 陶子から亮太が好きだと相談された。 誰が誰と付き合ってるとか、 5年生って、そんな話がクラスのあちこちで聞こ