夢ならばどれほどよかったでしょう。
祖母が他界した。
そこそこ疎遠になりつつあった。闘病も1年以上。夏には「あと3カ月でしょう」とも言われていた。
覚悟はできていたつもり。
それが急に時計の針が進み、残り2週間と言われ、そして昨夜亡くなった。
哀しくなるつもりではなかった。実際哀しいわけではない気もする。
だけど、ものすごい非日常。やっぱり一日中そんなことを考えている。
残された祖父の世話のために母は田舎に帰るのかもしれない。その結果私の生活スタイルも大きく変わるだろう。
母が受けている悲しみを、母のそばでダイレクトに感じること。
これからの生活の変化に対する不安。
祖母の死以上にこれらが私を心配にさせる。そして物理的に夜中の知らせで寝不足、早朝に葬儀の準備のために起こされたことで寝不足。
来月母と予定していた温泉旅行もキャンセル。
なんだかいろいろまとまりがないけれど、ぽっかりしている。
逃亡したい。