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交換留学6ヶ月目、自分のプレッシャーに押し潰されそうな話

去年の夏からアメリカの大学に交換留学で来ていて、渡米半年、残り3ヶ月っていうこのタイミングでここ1週間以上ずっと何もない時に涙が出てきたりなど現在の自分のメンタルの限界を感じているのでその心情をノートに書き留めてみようと思う。初のノート投稿。


新学期で頑張りすぎた

ちょうど1ヶ月くらい前から春学期が始まった。今学期で留学も終わりが見えてきて、「何か成果を残さなきゃ」と思ったり、帰国後の就活に焦ったりして、自分のキャパを優に超えている気がする。

人との交流を頑張った

特に秋学期は両手で数えられるくらいの親しい人との交流がメインでクラブ(日本でいうサークル)なども特段頑張っていなかったのに、今期になってから人との交流を増やしすぎた。新しいクラブに複数入り、誘われるソーシャルイベントに全て行き、、、ってそりゃあ疲れるよねって自分でも思う。日本にいた時は、20年の経験値で場のつなぎ方や自然な言い回し、ちょっとした冗談の言い方も心得ていた。でも、ここではまだ人との交流レベルが小学生みたいなものだからな。「せっかく留学に来たんだから、もっとたくさんの人と関わらないと」と思いすぎて、頑張りすぎた。

授業を増やした

アメリカに来て驚いたことの一つなんだけど、履修可能な単位の上限までとっている学生が少ない。18単位までとれるんだけど、15単位くらいを履修している生徒が現地生でも多い。そんな中、四年で卒業したい+後々楽したくて今期は上限単位まで授業を履修した。秋学期は15単位だったのもあって普通にしんどい。何を思ったのか、先学期に比べてディスカッションやプレゼン系の授業も増やした。後悔している気持ちもあるので、履修取り消しできるギリギリまで悩んでいると思う。


逃げ場がなくて辛い

天候と立地

まず初めに天気が悪い。最高気温でさえ氷点下に行くくらいすごく寒くて基本的に外はなるべく歩きたくないし、歩いてる人もあまり見ない。元々日本でも京都や東京など、雪が基本的に降らないところに住んでいたのもあってこの気候にまず慣れてないせいで気分が落ち込みがち。

極めつけに、ど田舎すぎて車がないとどこにも行けない。学生街やバスはあるものの、寒いから学生街を歩く気にも慣れないし、歩いたところで基本的に飲食店しかない…。ショッピングモールはバスで1時間行かないとない上に、行ったところで待ち受けるのは寂れたイオンモールのような規模。
当たり前にビルはなければ、海も山もなく、キャンパスを出ても、ただただ広がるのは平野と畑。地元の京都はどこにいたとしても山が見えたので、東京でも思ったけど山の見えない暮らしがまだどこか落ち着かないのだと思う。

秋学期は新鮮だったものが新鮮味はもうとうになくなっていて、正規留学生が言っていた、この何もすることがないど田舎キャンパスの辛さをひしひしと実感している。天気が良くて都会に留学している人が羨ましい!

信頼できる人がいない

これまで、一貫校に通っていて長い付き合いの友人がいたり、大学でも学生寮に住んでいたことで四六時中一緒にいるような友人がいたため警戒心の強い自分でも心を開ける友人ができていたのだが、ここにきて信頼できる人がいないという壁にぶち当たった。

寮のルームメイトはたまに一緒にご飯を食べる程度の仲だし、他の友人も毎日のように会うわけではないため秋学期からの知り合いでも私の中ではまだまだ気を遣う相手だ。

日本人の中には気兼ねなく会話をできる人もいるが、日本人全体としてお互いをジャッジし合っているような空気を感じてしまい、仲が良い人相手でも弱音を吐いたり相談したりできない。あとは、正規生の友達とかだと、交換留学であと少ししかいないくせにって思われるのが怖い。親や日本にいる友達にも、建前では迷惑をかけたくなくて、本音では適当にあしらわれるのが怖くて連絡ができない。プライドが高くて嫌になる。


帰国が近づく焦り

英語の伸び悩み

そしてやっぱり言語。交換留学に来ているくらいだから、英語が全くできないわけじゃない。渡米した時から授業は概ね理解できている。2人きりの日常会話なら、盛り上げられるわけじゃないけど、そこまで問題はない。でも、だからこそ成長を感じられない。半年アメリカにいて、英語がペラペラ話せるようになるわけないとは思っていたけど、自分の英語が成長した実感が全くない。今でも3人以上のネイティブと話すと愛想笑いばかりしてる自分がいるし、課題や予習などをもっとちゃんとしないといけないと頭ではわかっているのにどうしてもリーディングや文法においてAI頼りな自分がいる。
頼るなら開き切ればいいのに、ちゃんと自力でやらないとダメなのにと思う自分の中途半端さと自己嫌悪で押しつぶされそうだ。

就活

最後に、冒頭でも少し触れたが、春から大学3年生になり就活が始まる。5月に学期が終わるのとほぼ似たようなタイミングで始まるサマーインターンの応募。就活の話を最近アメリカにいながらも周りでも聞くようになってきた。普通に焦る。留学で何を得たんだろう。環境の適応に一杯一杯でリーダーシップをとったり周りを巻き込んで何かしたなんて経験ない。
そして、就活やESという目の前に迫る事象に焦りすぎて、表面的に活動を作ろうとしている自分にも嫌気がさす。飛び抜けたガクチカを欲しがったりとか、自分への期待が高いくせに、全然そこに追いついていない。まだもう少し何も考えずに学校だけを頑張ったらダメですか…。


どんどんネガティブで自己批判的な内容になってしまったけど、留学って本当に前向きなマインドが必要だなと感じる。そういう意味ではやっぱり前向きで社交的な人は留学に向いていると思う。

頭では、自分はどうやっても別にネイティブではないし、これまで日本にしか住んだことない、いわばアメリカ1年生なんだからしょうがないと考えている反面で、他のさらに優秀な人と比べたり日本にいた時の自分と比べてしまう。
秋学期はここまでメンタルがやられることはなかったので、二学期目にしてここまで情緒不安定になっている自分に正直びっくり。笑

でも、それでもこうやって落ち込んで、悩んで、自分と向き合って、他の人とも向き合っていくことが今後の成長に繋がると信じて、私はこの投稿をした後もとりあえず明日の朝までの課題に向き合ってから、明日以降も頑張っていこうと思います。

もしこれを見ている他の留学生の人がいたら、時々は休息を取りながら一緒に頑張ろう。他にも外国で同じように頑張っている人がいると思って、私は今日も頑張っています。私含めてみんな本当に偉い!!


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