タックルボックスには予備リールか替えスプールを
遊漁船の真鯛釣りにはライントラブルがつきものである。
乗り合いで、ある程度人数が乗っていると
トラブルは避けて通れない。
ライントラブルの代表的なものを挙げてみると
自分で起こすライントラブル
・リーダーとPEラインの結束部切れ
・ラインの劣化による高切れ
・根掛かりによる
・キャスト時の失敗
・仕掛けを飲まれて魚の歯でリーダーを切られる
他人が起こすトラブル
・仕掛けが流されすぎておまつり
・大物や青物が暴れ回っておまつり
これらのトラブルが起きた時に
いかに素早く釣りに戻ることができるか?
これこそが重要なのだ。
想像してみてほしい。
例えば、、、
リーダーとPEラインの結束部からラインブレークしたとしよう。
リールが一つだと、船上でリーダーとPEラインを結束し直さなければなければならないのだ(FGノット、電車結び、他)
その時、丁度時合い(魚の活性が上がっている時間帯、釣れやすい時間帯)となり
他の釣り人のロッドがガンガン曲がっている。
自分は揺れる船の上で、焦りながら何分も時間をかけてリーダーを結び直している・・・
焦って結んだから強度も足りない。
釣り再開!
で、真鯛がかかった時に
またしても接続部分からブチっと・・・(悲)
もう一例、、、
数十メートルラインが出ている状態で
誰かとおまつりしたとする。
ラインどうし、もしくは
ラインがリグや魚体に複雑に絡むこともある。
すると、PEラインに傷がついたり、ささくれ立ってしまう。
ラインの強度に不安があるのだろうが
リールは一つしかないのでそのまま釣りをする。
そんな時に限って、大型真鯛がヒット!
で、ドラグを出され、
ラインの傷んだ箇所から痛恨のラインブレイク!(悲)
予備のリールや替えスプールがあれば・・・・
ライントラブルに見舞われたなら
リールごとロッドから取り外し
予備のものに付け替える。
もしくは替えスプールに付け替える。
もちろん予備のリールやスプールには
きちんとリーダーが結束されていることが前提である。
これは、スピニング、ベイト
どちらのリールにも共通して言えることだ。
トラブルは避けて通れない。
でも、予備のリールや替えスプールがあると
短時間で釣りが再開できるのだ。