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釣りバリを鋭く研げる自作フックシャープナー

フックシャープナー(釣りバリを研ぐためのヤスリ)は、釣り具メーカーからも販売されていて、以前、自分も購入して使ったことがある。
しかし、うまく研げないというか、研いだ後のハリ先の鋭さに不満があった。
YouTube等で、紙ヤスリを使ってハリ先を研ぐことができることを知り、自分なりに色々試してみた結果、自作できる安価なフックシャープナー代わりになるものを発見したので紹介する。

自作フックシャープナーとは?

紙ヤスリ、サンドペーパーまたは耐水ペーパーを使用した、フックシャープナーである。番手は800番、1000番、1200番あたりを使用。これ以上粗くても、細かくても思うように研げなかったので、この3種類でいいと思う。
個人的には耐水ペーパーがオススメである。

1枚100円しない耐水ペーパー


用意するもの、作り方

耐水ペーパーまたは、サンドペーパー、紙ヤスリの800〜1200番。
両面テープ(紙のタイプで薄いもの)
全てダイソー、セリア等の百均で手に入る。


作り方は、番手の違うペーパーを2枚両面テープで貼り合わせるだけ。
例えば、耐水ペーパーを適当なサイズに切り、両面テープで貼り合わせる。
表面800番、裏面1000番と、こんな感じ!


これを両面テープで貼り合わせる


研ぎ方だが、実際に釣り針を研ぐ場合、少しコツがいるかもしれない。
強く擦りすぎず、軽く当てて、針先に向け数回滑らすように使う。
三方向から(三角に研ぐように)当てて、その都度鋭さを指先で確認する。

自分は真鯛ジギングアのシストフックや、一つテンヤの親バリ、孫バリを研ぐのに使っている。


最後に


今回紹介した自作フックシャープナー。
釣り場に持って行っても邪魔にならない、無くしてもダメージは少ない、コスパが良い。
デメリットがあるとすれば、研いだハリが錆びやすくなるということだ。
自分は、ジグやテンヤを使い終わったらSALT-WAYの水溶液にドボン。
もちろん真水でも構わないが、塩がついたまま持ち帰るとサビは発生する事となるのでこまめに洗っておくこと。

魚を数匹釣り上げたり、根掛かりを外したりしているうちにどうしてもハリ先の鋭さは無くなってしまう。アシストフックやテンヤを買い替えることが厳しいのであれば、手間はかかるがハリ先を研いで使った方が良い。
ハリ先の鋭さにこだわることで、釣果に差がつくのだ。


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