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10月17日 再び園芸センターで虫活!

 長年使用してきた【CANON EOS 60D】を手放して、遂に新しい機種に変更することにしました。新たに私の心強いと友となったのは、【CANON EOS 90D】です。(2019年9月発売。製品イメージはCANONカメラミュージアムから借用)APS-Cサイズの3250万画素CMOSセンサー搭載、最新の画像エンジン DIGIC 8による高速画像処理、視野率100%の光学ファインダーを搭載したオールクロス45点AFと秒間10コマの連続撮影が可能となっている、モンスター級の高機能一眼レフカメラです。購入したのはボディーのみで、EOS 60Dで使用していたレンズが引き続き使用可能です。

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 ちょうど10年前に購入した時は、EOS 60Dも優れた性能を持ったカメラだったのですが、10年も経つとさすがに性能的に見劣りするようになりました。特に、センサー画素数は1800万画素、映像処理エンジンはDIGIC 4、測距点は9点、光学ファインダーの視野率は95%、ライブビュー撮影モード時のAF動作なし、動画撮影モード時のAF動作なし、など等、EOS 90Dに比べると本当にひと昔、否ふた昔前の一眼レフカメラになっていました。ただし一眼レフとしてEOS 60Dから採用されたバリアングルモニターは、EOS 90Dにも採用されており、操作系ダイアルやスイッチ類の配置もほぼ同じ(EOS一眼レフカメラの流れを踏襲しているの)で、ボディ設計のコンセプトは受け継がれています。なので新たにEOS 90Dを使い始めても、その操作に違和感を感ずることはなく、スムーズに移行することができました。

 AF性能が向上したカメラを手にすることができたので、飛翔する鳥や、生き物ばかりでは無く列車や飛行機などの被写体の撮影にもチャレンジしてゆきたいと思います。また、EOS 90Dはミラーレスカメラと同様、バリアングルモニターを使用したAF 4K/FHD/HD動画撮影も可能な為、今後は写真のみならず、動画を活用した生き物紹介記事をアップしてゆきたいとも思っています。と、思いだけは気合が入っている今日この頃ですが、さてどうなることやら・・・、ご期待ください。前置きが長くなってしまいましたが、新しいカメラで写した生き物たちの姿を紹介します。

1.アサギマダラ

 園芸センターのフジバカマの蜜を求めて、アサギマダラが飛来していました。このアサギマダラは、夏の気温の高い時期は標高の高いところに分布し、寒くなるにつれて平地に移動し、さらに南西諸島や台湾まで移動するものがあるといいます。分布や生態の詳細については、Wikipediaを参照してください。すべての個体が南方に移動して越冬する訳ではなく、九州・中国・四国地方のアサギマダラは幼虫で越冬して春に羽化する物が多数のようです。但し少数の個体は、春に台湾や南西諸島から日本本土に飛来するものがあるようです。この小さい体で数100Km~1000Kmも移動するのですから、どこにそんなエネルギーがあるのか不思議ですね。この個体も、もう既に南方を目指して長い旅に出たことでしょう。無事に目的地に着いたら、暖かいところで越冬して、来年また日本の山に戻ってきてくださいね。

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2.ヤマトシジミ(♀)

 南アジア、東南アジア、東アジアの広い範囲に生息しているそうです。日本では東北以南に生息しているようですが、生息域の北上が見られるようです。これも温暖化の影響でしょうか?小さな生き物たちにとっての気候変動は、種の存続に関し大きな要因となります。社会的活動への影響が主で、種の存続までの問題とはならないヒトの場合に比べて、小さな生き物たちにとっては非常に大きな問題だということです。ただ、地球の長い歴史でみればこの程度の気候変動は幾度となく発生しており、その中で様々な種の絶滅と繁栄が繰り返されてきました。今後もこれが絶えることはありません。

 その生の連続の象徴でもある、産卵の場面を撮影することができました。薔薇の若葉に、腹部先端を押し当てています。孵化した幼虫が無事に成虫となって、ここでまた世代を繋いでいってほしいと思います。

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3.ホシホウジャク

 このブログでは既に何度も登場した、つおちゃんが大好きな【ホシホウジャク】です。今日も華麗なホバリング吸蜜行動をみせてくれました。私の記事をご覧の方は、またか・・・、という反応かもしれませんが・・・。何度見ても飽きないんですよ。しつこ過ぎて申し訳ありません。

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4.お花やサボテン

 最後に園芸センターで栽培されている花たちのお姿をアップしておきます。幼虫に葉を食べられたりはしますが、虫さんたちのおかげで実をつけることができ、こちらも次の世代に生を受け継いでいくことができます。共存共栄、持ちつ持たれつ、共生のモデルだと思います。残念ながらヒトにはなかなかこれができない・・・かも。

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