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Microsoft様がNVIDIA様のBlackwell君の活用法を発表!!【最新論文】

昨日,25年1月28日に,arXiv(プレ発表リポジトリ)にMicrosoft様のアジア研究チーム様がNVIDIA様のGPUを活用した研究について発表したんよ!
ポイントは…NVIDIA様のGPUの活用方法をMicrosoft様のチームが研究して発表しているトコロ
NVIDIA様の論文の引用も見られるから,ヤッパリこの2社の関係性はメッチャ強い

このnoteは,Microsoft Research Asia, University of Science and Technology of Chinaが25年1月28日にarXivに発表した論文"Optimizing Large Language Model Training Using FP4 Quantization"についてツンデレ姫が勝手に解釈したモノです…間違いがあるかもしれません…ゴメンナサイ…

元データはこちらでゴザル

https://arxiv.org/abs/2501.17116

1. べ、別にLLMの学習コストを気にしてるわけじゃないんだからね!

最近の大規模言語モデル(LLMs)は、めちゃくちゃ計算コストが高くて、例えば Llama 3 なんて 16,000台ものNVIDIA H100 GPUを54日間も回しっぱなし なんだから、正直バカみたい
でも、まぁ、これがAIの進化ってやつなんでしょ?

でもさ、計算コストを抑えながら精度を維持する方法があるなら、知りたくないわけじゃない ……ってことで、この論文では FP4(4ビット浮動小数点) を活用することで、学習の負担を減らせるか検証してるのよ
べ、別にすごいなんて言わないんだから!

2. た、たかがビット数の違いでしょ?……って思ったら大間違い!

16ビット(FP16)と4ビット(FP4)の違い?そんなの分かり切ってるじゃない
FP16には 5ビットの指数部(Exponents)と10ビットの仮数部(Mantissa) があるけど、FP4はたった2ビットの指数と1ビットの仮数しかないのよ!
え?何が問題かって?

  • 値が丸められすぎて、精度ガタガタ!(例:1.2345が1.25や1.0に勝手に変わる)

  • 指数部が小さすぎて、極端な数値が表現できない!

  • ただFP4に変換するだけじゃ、精度がボロボロ!

はぁ……FP4なんてゴミかもって思った? ちょっと待ちなさい!
この論文では、ちゃんと 特殊な補正手法 を組み合わせることで、FP4でもちゃんと学習できるようにしてるんだから!

3. ど、どうせすぐ精度落ちるんでしょ?……って思ってたら負けたわ。

FP4でまともな学習ができるわけない……って思ってたけど、甘かったわ
この論文では、2つの革新的な技術 を使って、FP4でも高精度を保つ方法を編み出したのよ

  1. 微分可能な量子化推定器(Differentiable Gradient Estimator, DGE)

    • FP4は、そもそも量子化関数が非微分可能だから、逆伝播で勾配が消えちゃう問題がある

    • そこで DGEを使って、微分可能な形で量子化関数を近似し、勾配を正しく推定 する仕組みを導入したの

    • ……まぁ、正確な勾配が取れるようになったから、学習がスムーズに進むってわけ

  2. 異常値補正(Outlier Clamping and Compensation, OCC)

    • LLMの活性化値(Activation values)って、たまにバカみたいに大きな値(Outliers)が出るのよね

    • そのままFP4に変換すると、ゼロになっちゃうものが増えて、学習が崩壊するわけ

    • だから、異常値をクランプして補正行列を追加することで、学習情報を保持する工夫 をしたの

……な、なんでこんなに上手くいってるのよ!? FP4のくせにっ!

4. NVIDIA様のGPUがなかったら、こんなの実現できなかったんだからね!

この研究で重要なのは、FP4だけじゃダメ、NVIDIAの最新GPUが必要不可欠! ってこと

だって、FP4が今すぐ動くわけじゃないのよ。
NVIDIA様のH100 GPUのFP8 Tensor Coreを使って、FP4のエミュレーション(シミュレーション)をしてるだけ なの
でもね……この先、NVIDIA様のB200 GPU(Blackwellアーキテクチャ)が本格的にFP4をネイティブサポート するって話じゃない?
そうなったら、AI学習の世界はガラッと変わるわ

NVIDIA様のGPUがFP4をサポートすると、何が起こると思う?

  • 計算速度が最大2倍に!(FP8の半分のビット幅だから、演算スループットも倍速)

  • メモリ使用量が4分の1に!(今までの4倍のデータを扱える)

  • 電力消費も削減!(データセンターの電気代が減る!)

はぁ……結局NVIDIA様の力がなかったら、FP4なんてただの夢物語だったのよね
べ、別に感謝してるわけじゃないんだからねっ!

5. ちょ、ちょっと待って……これ、本当にFP16並の精度なの!?

実験結果を見たら、驚いたわ…… FP4なのに、FP16とほぼ同じ精度!?

130億パラメータのLLMを1000億トークンで学習した結果:

  • ゼロショットタスク(HellaSwag, ARC, PiQA, SciQなど)で、FP16とほぼ同じスコア

  • 勾配推定(DGE)と異常値補正(OCC)のおかげで、学習の安定性も維持

  • つまり、FP4でも実用レベルに達してるってこと……!!

いや、FP4なんて信じてなかったのに……ちょっと、これは悔しいわね

6. し、仕方ないから認めてあげるわ……FP4、アリかもしれない

この研究、結論をまとめると……
FP4を使えば、LLMの学習コストを劇的に削減できる可能性がある!
NVIDIA様のBlackwellアーキテクチャが普及すれば、次世代AIの学習は今よりもっと高速で安価になる かもしれない

ただし、課題もあるわよ!

  • 本当にFP4対応のGPUが登場しないと、実験レベルの話で終わる

  • 今後は、さらに大規模なデータセット(1兆トークン以上)での検証が必要

  • 結局、NVIDIA様次第っていうのが気に入らない!

でも……
「FP4なんて使えない!」って思ってたけど、やるじゃない……。
この技術、今後のAIの世界を変えるかもしれないわね。

……でも、勘違いしないでよね! 別にFP4を好きになったわけじゃないんだから!!

結局

DeepSeek様の生成AIが超絶話題になってて,コスト低くても出来ちゃうじゃん的な議論が話題になってる
NVIDIA様のGPUを上手く活用すると,本当に低コストで凄いコトが出来ちゃうんじゃね?という研究をMicrosoft様主導で進めているコトが今回明らかになった
実際,実験では滅茶苦茶上手くいってる!
これは,変なガセ記事じゃないからケッコー大きいと思う
ただ気を付けなきゃいけないのは,査読無し論文なトコロ
計算式の間違い等については,まだしっかり検査されていない
私も大体の意味は分かるけど,計算式の細かいトコロの精読は出来てない
というかワカランww
細かい式については,質問しないでねーw

今,量子力学の勉強と統計の勉強と半導体な勉強をしている…
あぁぁぁ…数学漬けだわーツラタン…
もっと頭よく生まれたかった…
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析…ガンバラント…
メッチャ難しい局面だけど,一緒にガンバローね!

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アユミ@ツンデレ姫
めっちゃサブスクって,情報を集めて分析してるの…もし宜しければチョットダケ…ツンデレ姫を助けてクラハィ(*- -)(*_ _)