仲居もたまには「もてなされたい」③〜GOOD NATURE HOTEL KYOTO〜(京都府 京都市)
数多くのお宿が立ち並ぶ京都、
あまり頻繁に行くわけではないですが、
西日本に向かう時には立ち寄って、
どこの宿に泊まろうかな、と
悩むのが最近の京都行きの楽しみでもあります。
今回は最近綴っている愛媛に行く際に立ち寄った
“GOOD NATURE HOTEL KYOTO”
の紹介です。
京都屈指の繁華街、四条河原町にありながら、
「人にも、自然にもいいものを」
というコンセプトがあり、
1~3階の商業施設、4~9階のホテル、
いずれも「エコ」「天然素材」「オーガニック」「フェアトレード」といったキーワードにあふれています。
環境に優しいというと、
無駄になるものを省いてシンプルになっていく
イメージがありますが、
決して内容が簡素になることなく、
非常に快適な空間、
かつデザインも細部までこだわっていることがわかります。
ベッドがフカフカなのはもちろん、環境に配慮したアメニティも香り良く、トイレの照明にすらもこだわりが感じられます。
また部屋に置かれているカカオティは絶品でお土産に購入してしまいました。
こちらは施設内のパティスリーの
チョコ製造で出たカカオの不要な部分で作られているそうです。
施設内を案内していただけるガイドツアーに参加すると、
館内、こだわりだらけであることがわかります。
私は以前取り上げた長野の「カミツレの宿 八寿恵荘」や新潟の「里山十帖」といった雰囲気の宿が好きなのですが、同じような嗜好を持った方には合うのではないかと思います。
今回写真に収めるのは忘れましたが、
1〜3階の商業施設も一見の価値あり。
日帰り利用もできます。
四条河原町の非常に良い立地、
コロナが無ければ国内外の観光客が集まる場所で、このようなホテルを作ったことは、
京阪グループのコンセプトに対する意気込みを感じます。