特別豪雪地帯で暮らす 〜除雪〜
前回の記事から引き続き↓
今私が暮らしている山形県は、
県内全域が豪雪地帯に指定されています。
その中でも雪の少ない山形市周辺や、
日本海側の一部地域を除いて、
豪雪地帯の中でも特に雪の多い
特別豪雪地帯に指定されています。
今年は暖冬ということで、
本来の特別豪雪地帯の様子は見ることができていないのですが、
それでも雪への対策は他では見られない規模です。
除雪に関わる車両
他の地域に比べて除雪に関わる車両の多いこと
雪が降った日は除雪車両が、ひっきりなしに道路を走っています。
近くの高速道路も除雪車両が低速で走っているため、
普段は全く混まない道路も渋滞。
雪が降った日は、かなり余裕を持って出かけなければいけません。
ちなみに今、
私は朝6時から働いているのですが、
出勤時間の5時30分には国道のみならず、
ほとんどの道の除雪が終わっています。
それどころか歩道の除雪が始まっています。
歩道の除雪と言うと人力や手押しの除雪をイメージしそうですが、
国道沿いなど大通りの除雪に関しては歩道除雪用の小さな車両が走っています。
除雪をする人々
私がこちらに来てから印象的なこと、
それは朝早くから住民たちが雪かきをしていること。
先ほど書いた通り私は5時台に通勤しているのですが、
朝早くにも関わらず地域の人たちが真っ暗な中、歩道の雪かきをしています。
(小さな通りは除雪車は入らず人力!)
今冬は暖冬のため雪が降らない日も多いですが、
例年通りならほぼ毎日のように5時台から雪かきをしていることになります。
雪国の住人たちのたくましさを日々実感します。
お店の除雪
街のスーパーやコンビニの駐車場は地方の街にしては広く作られています。
それは駐車場の除雪をした雪を集めるスペースが必要なため。
また雪が多くて歩道が埋まり、
自転車はおろか徒歩の人もほとんどおらず
車が主な移動手段となることも関係ありそうです。
自転車は使う人がいないのか、駅前の駐輪場は
冬季閉鎖になっています。
今年は暖冬で雪が無いためまだ楽ですが、
年によっては1ヶ月間雪が降り続ける年もあるとのこと。
東京などのほとんど雪が無い場所での暮らしと比較すると、雪国の暮らしは本当に大変ですし、
そこで暮らす人は心底たくましいと感じます。
(もちろん東京も違った大変さはありますが)
日本って広いな、と改めて感じる
山形の冬です。