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ハンド振り返りしてみたの巻 HJvsSB3bet

う~~~っ、つのっち!🐤
どうも、つのっちです。
今回はハンド振り返りをしていきたいと思います。

〇前提条件

・プリフロップ
HJ 2BBopen/call
SB 11BBraise
ボード:Td 8d 6s

SB3ベットレンジ(つのっちの)
HJディフェンスレンジ(つのっちの)

・ターン以降

■GTO観点

・フロップの状態

 Td 8d 6s 23BB

SBのEQ:46.98

EQのグラフ
EQRのグラフ

EQ、EQR共にIPが有利なボードとなっている
IPのコンボ数が少ないため、ポケットペアやTヒット、セットの割合が高まるためと考えられる

・フロップSBアクション

ボード自体が不利なためCB頻度は低い
CB率:36.83%

SBフロップアクション

LJ vs SB 3betの集合分析をしてみる
〇ベット頻度
・ハイカード
Aハイ:98.76%
Kハイ:99.83%
Qハイ:95.19%
Jハイ:47.29%
Tハイ:68%
9ハイ以下:38.92%
・ペア
ペアなし:75.79%
ペアあり:79.49%
トリップス:73.89%(※n=1)
・スート
レインボー:82.08%
ツートン:71.51%
モノトーン:75.86%

ハイカードの影響が大きそうです。
今回のパターンでも見られるように、Tハイ+Tに近いミドルカードがある場合はかなりチェック頻度が高まります。

・フロップCBに対するHJアクション

レイズの頻度は存在しない
call : 85.08%
fold:14.00%

HJアクション

どのような場合にどのような頻度でアクションするのかを確認するために、集合分析を実施(以下に結果)

レイズ頻度の平均は6%と落ち着いた結果となった。
また、フォールド頻度はボードによってまちまちであり。
最もフォールドするボードでは62.23%ものハンドをフォールドしていることが分かった。
フォールド頻度はボードのトップカードと大きく相関があり、AKQハイボードでは40%以上のフォールド頻度となっている。逆に、Jハイ以下のボードだと15%以下となっていた。

・フロップCheckに対するHJアクション

1/3ベット:48.54%
check:51.46%
中程度の頻度で安いベットを用いている
特別ベットが優位になるハンドはなく、セットも一部チェックに回している

トップペアでも27%しか打たない

・BMCBに対するSBアクション

BMCBに対するSBのアクションがこちら
鬼のようにチェックレイズを返すのが正しいみたいです。

チェックレイズが29.18%

ほぼほぼCBを打つA,K,Qハイボードを除いて、どのようなアクションになるかを集合分析で分析してみます。

〇平均値
RAISE50% :24.00%
CALL:36.11%
FOLD:39.87%

想像以上にチェックレイズの頻度があります。
ちなみに、解析をかけた中で最もレイズを返しているボードでは以下のようにレイズを返しています。(r:34,c:13,f:52)
♧のバックドア、フラドロ、オーバペアを含めてほとんどの強いハンドをレイズに回しています。

■エクスプロイト観点

今回のSBvsLJ 3betpot でのTd 8d 6sボードについて
次のよくありそうなリークへのエクスプロイトについて、ノードロック機能を使って検証していきます。

・SBからCB打ちすぎ

SBからなんでもかんでもベットを打ってくる相手に対するアジャストは以下

ほぼ全レンジcall

レイズ頻度が生まれると思いきや、レイズ頻度は全くありませんでした。(なんで??)

・BMCB打ちすぎ

レイズ54.91%

こちらは鬼のようにレイズを返します。
多分後続のストリートで、AT+のハンドを使ってポラライズオールインをしにいけるからだと思います。

・チェックレイズ不足

チェックレイズのない相手には、全レンジでベットを打っていくのが許容されます。

■結論

  • SB3ベットポットは、基本的にハイカードを見てCB頻度を決定する

  • HJディフェンスは、ハイカードを見てコール頻度を決定し、ハイカードが落ちた場合MDFよりオーバーにフォールドする

  • HJディフェンス側は、CBに対してレイズを返すレンジが少ない

  • HJのBMCBは打ちすぎない

  • BMCBを受けたSBは、高頻度でチェックレイズを返す

  • SBからCBを打ちすぎている相手の場合でも、基本コール止めしておく

  • BMCB頻度が高い相手には、積極的にチェックレイズする

  • チェックレイズの過小な相手には、積極的にCBを打つ

以上です。
上手な方、指摘等あれば教えていただけると幸いです。

ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。

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