彼岸島 デラックス

ソードマスターアキラ

あらすじ:” 生還した者は皆無といわれる“彼岸島”。吸血鬼伝説が残るこの島で禁断の封印が解かれ、吸血鬼や邪鬼(おに)と呼ばれる巨大で異様な化け物が出現し、島民は危機的状況を迎えていた。そんな島に明(白石隼也)は、行方がわからなくなった兄の篤(鈴木亮平)を捜すために、仲間たちと向かう。明たちはレジスタンスと一緒に化け物とバトルを繰り広げ……。”(yahoo映画より引用)

あらすじ、嘘はついてないのですがドラマ版の内容含んでるので、映画でのあらすじは ”明たちはレジスタンスと一緒に化け物とバトルを繰り広げ……。” くらいしかないと思います。ちなみにお兄ちゃんを探しに来たぜ!みたいな話はあんまり記憶にないですね。

基本的には、可もなく不可もない映画だと思います。
むしろ、原作からの改悪もなく、彼岸島で笑いを誘う変なテンポもなくなった結果、普通の映画に収まっています。
それに巨匠マツモティーヌの技が光るクリーチャーデザインの再現が特によく、姫なんかはめちゃくちゃ気持ち悪いわ怖いわでここは素直にすごいと思います。実写進撃の巨人くんには見習ってほしいですね。
また、アクションもしっかり動いていてかなりいいと思いました。ここも実写進撃の巨人くんに見習ってほしいと思います。もう二度と作られることはないと思います、もう二度と作らないで、どうぞ。

ただラストがね…ラストが打ち切り漫画そのものです
オレたちの戦いはこれからだ!松本光司先生の次回作にご期待ください!
本当にこんな感じです。雅と戦うぞ!ってところでこの映画に出てきた邪鬼大集合PVからエンディングに流れて終わり!
いくらなんでもそれはないのでは!?確かに原作が終わっていないので、雅と決着をつけるわけにもいかず…と言われればそうか…とも思いますが、お兄ちゃんとの死闘したところで雅…許せないぜ!でエンディングでよかったのではないかと思います。そういう工夫をすれば…いやこんなの工夫っていうほどのものではない…とにかく、こんな打ち切り漫画エンディングはどうなんだよ!?と思います。投げやりになるな!

本当に最後が惜しいな…と思います。あと彼岸島なのにそんなに…面白いシーンがなかったです。やはりあれは巨匠マツモティーヌにしか出せぬのか…そもそも原作からしてホラー漫画なので面白いシーンはない?ちゃんと読んでおるのか?先生ェの漫画を…

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