ハッピー・デス・デイ
敵にパッシブスキルで初撃成功率低下がついてる。
あらすじ:”毎晩飲んだくれながら、さまざまな男性と関係を持つ大学生のツリー(ジェシカ・ロース)は、誕生日を迎えた朝にカーター(イズラエル・ブルサード)のベッドで目を覚ますが、1日の出来事をすでに経験したような違和感を抱く。そして1日が終わるとき、マスクをかぶった何者かに殺されてしまう。しかし目を覚ますと、ツリーは再びカーターの部屋で誕生日の朝を迎えていた。”(yahoo映画より引用)
ホラー映画って苦手なんですけど、この映画は主人公のツリーが強き女だったので、安心して見られました、イェイイェイ。でもどっちかっていうとこれホラーじゃなくてサスペンスなんじゃ…?
テンポがかなりよくて、まずループ1週目で主人公がいろんな人にヘイト買っているところが描写され、犯人候補と彼女が殺される理由が提示されます。これがうまいんですよね〜、あ、この人いつもこんな感じなんだ…こんな感じで色んな人にヘイト買ってそれを積み重ねてるんだ…ってのがわかるので、全員怪しく見えます。
そして特にテンポがいいと思ったのは、彼女が大きく行動するまでの殺されループをさくさく終わらせるところですね。これがクソ映画だったらここもめちゃくちゃねっとり書いてるし大体意味ない(スプラッタ映画ならそれでもいいですが、そうじゃなくてもやると思う)ので…
そこからは主人公が成長して、犯人を追い詰め対決…!とハッピーエンドになります。
ただ、ちょっと気になる部分もあるんですよね…
まず、そもそもなんで主人公がループしてるのかわからない。主人公にそういう力があるわけではないので、なんらかの理由があるんだと思うんですが、作中では明らかにならないので、なんかわからんけど主人公はループして自らの運命にあらがっているということしかわかりません。続編でわかるっぽいです。
次に、ループするたびに主人公の体が弱っているという設定があったんですが、途中で消えてしまいました(ほむらちゃんが世界線飛ぶたびにまどかの魔力が強くなるみたいなあれ)ループから脱したあとはかなり元気そうだったので、あっなかったことになったんだ…と察しました。これなんだったんだろう…
基本的には気楽に見られていい映画だと思います。主人公がなぜか強いので自分を殺そうとしてくるやつとそこそこ戦えるんですよね。なぜか必ず初撃を避けるし。いやなんで避けられるんだよ。
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