シン・エヴァンゲリオン劇場版:||

当たり前ですが、ネタバレ注意です。

見てきました。noteでは「私とエヴァンゲリオンの歩んできた25年は…」というのが流行らしいのですが、残念ながら私とエヴァンゲリオンとの付き合いは1時間くらいなので、そういう人が見た””シン・エヴァンゲリオン””です。

前提知識は、
・シンジくんのオナニー
・でっかい綾波
・カヲルくん
・気持ち悪い
・第九
くらいです。漫画版は全部読みました。

終わっちゃうんだなぁ…ってちょっと、感慨深かったですね。1時間くらいしか付き合ってない私ですら思うんですから、25年とか付き合ってきた人は感無量だろうし、かなり寂しいんじゃないかなって思います。それに、庵野監督から、強い””終わらせるぞ””という意思を感じたので、そういう意味でも寂しいんじゃないかな…これで終わらせるな!って叫びたくなった人もいるだろうなと思います。

前半はシンジくんが立ち直るというよりも、自分で責任を取るということを決めるまで、後半は、誰かの思いを受け取って、後に託すことを知るまでといった感じの、シンジくんの成長物語…という感じなのかな?と思います。まぁこれって卒業だし、大人になるってことだなと思います。

農村パートの綾波はかわいかったですね、人間らしいところのなかった綾波が、人の営みに関わって学びを得るのはいいなと思いました。フランシーヌ人形みたいだな…それだけに、その綾波が死ぬのは悲しい…
あとミサトさんと加持さんの…子供!?加持さんの下の名前が思い出せないので、えっ…息子に同じ名前つけたんか…?ってなりました。それとペンペンが…増えてる!こいつは…なんなんでしょうか…?

後半はロボットアニメになって…いやあの腕ンゲリオンは…腕ンゲリオンはなんなんですか!?
腕ンゲリオンはまぁともかく、戦闘シーンはかっこよかったな…戦艦同士の戦いもよかった。本当腕ンゲリオンがノイズだな…
そして最後の、エヴァンゲリオンを終わらせる儀式、みんな本当にほしかったもの、本当の願いがわかって、その穴を埋めるものだったエヴァンゲリオンにお別れをする。終わるんだなぁって思いました。結構周りは泣いてたな…

アスカがケンスケとくっついたのは、驚いた、と思っていたのですが、いつものお嬢様に、あれは父親では?と言われ、それもそうだなって納得しました。マリがアスカをお姫様って言うのもお母さんだし、髪切ってるのも、子供の髪の毛切ってあげるお母さんだな…お母さんなんだ…
トウジがいいやつになっててよかったです、漫画版で死んでるので…
あとヴンターの乗組員のみんなも結構好きだけど、誰なのあの人達は…知らん…わからん…大塚明夫とか…ただ、日向と青葉があんまり活躍してなかった…
ミサトさんとリツコさんの大人の二人も、ちゃんと先生になっててよかったです、子供キャラだけでなく、大人キャラも大人になってたと思います。
ゲンドウは…ゲンドウはキモかった…ユイの胸で泣きたいよ〜イヒヒィーン…ユイ〜……はちょっと…キモいですね…うん…
あと、加持さんとカヲルくんって知り合いだったんだ…?全然知らなかった…そうだったの…?

ただ、ちょっとこれの完成までに監督のこと知る機会があったのがノイズになってる気がするな…血を流しながら作るというほど私小説的な物語だから、なんかこう…あ、これ監督の…みたいな気持ちになっちゃうような…
これは私が私小説的なものが総じて苦手(エッセイとかも好きではない)なのが原因ですので、別に制作が悪いわけではないです。

音楽も良かったな〜、個人的にはOPの3人がトボトボ歩いてるときの音楽が好きです。あとユーミンの曲流れたのはちょっと驚きました。意外だったというか…?

あ〜…エヴァはこれで終わりなんだ……なんか寂しいね……エヴァを授業で使った先生たち元気かな……

エヴァンゲリオンは終わりました。おめでとう。

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