ビート。(仮)
夏の暑さが撫で声をあげるとき
新しい季節が産声をあげる。
終わりの冬までは少し遠い
靴底を鳴らして、行ってみるか。
木々たちは歳をとり、
僕も同じく歳を取る。
好きだった事が嫌いになり
嫌いだった事が好きになる
落ち葉の雨がヒラヒラ、
心が高鳴ってくBEAT
色鮮やかに、少し哀しく
好きな事は好きと言えるように。
あの好きな曲、好きな映画
セピア色の人生ゲーム
時が経つと共に回収する
伏線の数々。
ふと思い出す、涙を流す
心で理解した感覚。(フィーリング)
そうだ、これだと、いい、
再び動き出すフィルム。
記憶と足跡にグルグル
巻き付いてくよBEAT
ならし続けている限り、僕は僕でいる
マイ・ハートビート。
生きている。