![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/14352900/rectangle_large_type_2_b1e4c72e0e3fbb3a45f5ae1a42e75e1e.jpeg?width=1200)
失敗しそうな新規事業。上司を止めるにはどうすれば?
このnoteは、大人気、仮想銀座高級クラブ「かほこ」のママが、みなさまの人生相談に時に鋭く切り込み、心のおしぼりを配る #voicy人気番組の 好評回を書き起こしたものです。
詳細→https://note.mu/tsunesalo/n/n87d8a57309bb
◆本日のご相談内容
「新規事業が失敗しそうで、辞めさせたい」
今、大企業で新サービスの企画に関わっています。チームで考えたアイデアを事業化しようとしているのですが、法務や税務、社内システム等が関係するサービスのため、様々な制約を受け、当初の事業アイデアとはかけ離れたものになってしまっています。当事者である私自身が、このサービスを使いたいと思いません。
上司には、サービスについての意見は言えますが、事業化をやめましょうと伝えるのは難しいです。新サービスの企画という仕事自体にはとてもやりがいを感じているのですが、大量のタスクを前向きにとらえられない状況です。こんな時、どうすれば良いのでしょうか?
◆今⽇のおしぼりポイント
■思っているだけでは、何も変わらない
「やめればいいのに」と思うだけでは、上司が「止めないでやることが目的」になっているのと、同じだと思った方がいいです。つまり、誰もが責任をとりたくないという状態。
それよりも、みんなが「この事業を絶対に成功させるには」にベクトルが向くよう努力されるのが一番だと思います。
具体的に何がダメだと思っているのかを、「関係者として」きちんと言う責任がお互いにあると思います。世界中を探せば答えはあるのに、みんな目の前のものだけを見て良い悪いになってしまうものですよね。
■「やらなかったから、失敗しなかった」実績をつくるのはやめた方がいい
会社は、新規事業を絶対にやらなければならない運命にあります。人口がどんどん減り、競合もたくさん出てくる中で、誰もやってないようなサービスを新しくやることでしか、生き残れません。
でも、「新規事業をやることが仕事」になってしまうのは、はっきり言って無駄使いだとはおっしゃるとおり。
正直に「こういう理由でうまくいくと思いません。でも、こうすればいかがでしょうか」と、どこまで粘り強く言えるかどうかですね。
■意見は提案とセットで言う
きっと、上司は事業化をやめないと思います。
「本当にうまくいくのかな」とモヤモヤしながらも、上から決められた期限が目的になっていて、失敗してでもやらなければならないのが、上司が今追い込まれてる状況ではないでしょうか。
このサービスがどうすれば本当にうまくいくのかを、もっともっと皆で話し合った方がいいです。
まずは「とりあえず形にすればいいような感じになっていますが、こんな状態ではうまくいかないと思います」ときちんと伝えること。
そして、「他社他業種では、こうやってうまくいっています」「こういうアイデアはどうでしょうか」と提案したりして、もっと高い次元で「なぜこの事業をやるのか」から考えることが大事だと思います。
◆かほこママの今⽇の教訓
・誰もが責任を取りたくない状態で、思っているだけでは何も変わらない
・「やらなかったから、失敗しなかった」実績作りはやめましょう
・高い次元で「なぜやるのか」を考え、意見は提案とセットで伝えましょう
本日の内容を音源できいてみたい方は、以下の第259夜になります。↓
仮想銀座高級クラブ「かほこ」
第259夜 登園拒否の息子 / 新規事業辞めたいhttps://voicy.jp/channel/630/40668
テキスト/染石佐恵
仮想銀座高級クラブ「かほこ」は本日もオープン中
https://voicy.jp/channel/630
かほこママへの人生相談はこちらから(匿名で相談できます)
https://peing.net/ja/kahokotsunezawa
公式ツイッター:https://twitter.com/tsunesalo
お問い合わせ:joseikigyousalon@gmail.com