理想的なマネジメントとは
このnoteは、大人気、仮想銀座高級クラブ「かほこ」のママが、みなさまの人生相談に時に鋭く切り込み、心のおしぼりを配る #voicy人気番組の 好評回を書き起こしたものです。
詳細→https://note.mu/tsunesalo/n/n87d8a57309bb
◆本日のご相談内容
「アドバイスしても、”あなたのようにはできない”と言われる」
26歳専門職で、チームリーダーとして働いています。
ある社員に対し、「もっとこうしたら、時間短縮になりますよ」「私は、こうやったらうまくできましたよ」とアドバイスをしても、「あなたのようにはできない」と拒絶されます。
その社員はミスも多発しており、困っています。どのように視点を変えれば良いのでしょうか。
◆今⽇のおしぼりポイント
■「自分と相手は違う」がマネジメントのスタート地点
かほこママも、ご相談者さまと同じ26歳の時、起業し初めて上司以外の人と一緒に仕事をしたとき、「二人羽織で蕎麦を食べている」ような感覚で、「そこじゃない、ちがうよ」とつらい思いをしました。
そして、マネジメントに関する本をたくさん読んだりしたのですが、やはり自分と他人は同じように考えない、相手の価値観を許容する、というところがスタートだと思っています。
■名監督と名選手は違う
例えば、プロ野球の長嶋一茂さんは、チームの選手たちに「バットふれば当たるじゃん」「こうやってふって」とアドバイスをし、王貞治さんは、自分自身が色々なパターンを経験し、そのパターンを伝えることができる。つまり、名監督と名選手は違うという話を聞いたことがあります。
「自分はこうだよ」と言えば言うほど、溝が深まります。でも「あなたはどうしたいの」「あなたはどうやってみたいの」と、相手発信で目線を変えることによって、寄り添った視点になるのです。
■「うまくいく」とは「仕事がうまくいく」こと
「本当にうまくいく」とは、自分のエゴではなく「仕事がうまくいくこと」です。
二人で目標を確認し、部下がどんなアプローチをしてみたいのかを聴き、成果を達成すること。部下の成長を願って寄り添っていくのが、一番の理想だと思います。
難しいことだと思いますが、ご相談者さまが「相手はどうやったら嬉しいのか」「どういう目標達成をすれば、会社としても嬉しいのか」という目線から、寄り添ったアドバイスができるようになるよう、心からお祈りしています。
◆かほこママの今⽇の教訓
・自分と他人は同じように考えない、相手の価値観を許容する、がマネジメントのスタート地点
・「あなたはどうしたいの」と、目線を相手発信に変え、寄り添いましょう
・一番の理想は、部下の成長を願い、寄り添いながら目標を達成すること
本日の内容を音源できいてみたい方は、以下の2019/10/22放送分になります。↓
仮想銀座高級クラブ「かほこ」
私の言いたい事。あなたのように出来ない。死にたくなる。
https://voicy.jp/channel/630/59015
テキスト/染石佐恵
仮想銀座高級クラブ「かほこ」は本日もオープン中
https://voicy.jp/channel/630
かほこママへの人生相談はこちらから(匿名で相談できます)
https://peing.net/ja/kahokotsunezawa