学ぶ事はやはり楽しくワクワクする事。ワクワクしない楽しくないなら学ぶ必要はないのかと思う。学ぼうとする事に否定をしたら絶対に未来はないと感じる吉田です。
武道で良く使われる距離と間合いについて書いて行こうと思う。
あくまでも私の考えなので気になった方は読んで頂ければ嬉しいです。
一般的に距離とは…
ある2点間に対して測定した長さの量をいう。Wikipediaにも書かれています。
では間合いとは何だろう。。。
武道・格闘技の世界で「間合い」を相手との「距離」と説明しているのをよく見る。間違ってはいないとは思う。でも距離では説明できない事がある。
武道・格闘技経験者なら経験した事ないだろうか?
相手の気迫など相手からでる雰囲気でこれ以上近づいたら「やられる」って感覚。
これを相手との距離と言う感覚で捉えると間違いなく痛い目に合う。
相手が何もしないのであれば「相手との距離」で良いと思う。
しかしながら武道・格闘技の場合は、相手が何かしらの攻撃を仕掛けてくるのが通常。
この状態で「距離」となると相手との距離が〇〇㎝だから大丈夫。又は、自分の手が触れるか触れないかの距離(手の長さ)だから問題ない。
で果たして良いのだろうか?
先にも書いた様に痛い目に合う。
距離で測った場合、この「やられる」「危険」と言う感覚が鈍ってくるので痛い目に合う。
逆に感覚の鋭い人は、この「危険」と言うのに敏感なので距離を「やられない」って感じる所まで取るであろう。
なので、武道・格闘技における距離と間合いは区別して考えるべきである。
即ち、武道・格闘技における間合いを距離として考えるのではなく
「相手が攻撃できる範囲で自らが対処できる範囲」であると考える。
そうなると相手と対峙した時この感覚内で動く事になるので距離で測ったより安全になる。
この間合いを大事に、武道・格闘技を取り組んだ方が良い。
ただ感覚なのでこの感覚を得るには理解し説明出来る方と稽古した方が良い。
しかし、感覚よりも先ず対処できる受けや捌きなどをひたすら稽古するのは必要不可欠である。
攻撃よりももらわない稽古をやるべきで、怪我してしまってからでは遅いからである。
以前稽古でこんな感覚を得た。
木刀で構えるている相手の木刀を真剣に変えた。勿論先に言う距離もは変わっていないし、剣の長さもほとんど変わらない。
そうするとどうだろう・・・真剣に変わった途端に距離を物凄く近くに感じた。当然相手との間合いを更にとった。
そう命の危険があると感じたからである。これを距離としていたなら命は無い。
武道・格闘技以外の場で距離と考える場合と間合いと考える場合は持っておいた方が良い。
ビジネスなら勿論データや経験で出される選択はいる。しかし、何もない状態や情報の少ない場合で選択しなきゃいけない場面も出てくる。
また、選択を迫られる時もある。こんな時の感覚が間合に近いのではないか。
魅力的な仕事ではあるけれど、手を出してはいけない部分であると間合いをとる。
または、都合の良い話は肌感覚で間合いをとる。
距離ではなく間合いをとる。
武道・格闘技を稽古する者にとって必要であり、間合いを理解・修得できるのも武道ならではの事だと思います。
そんな感覚を養って色々な分野で活かせるのならば「武道」も世に役に立つツールなのではないでしょうか?
ではまた。
※長文最後まで読んで頂き感謝いたします。
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