障害年金受給申請顛末記
障害年金の支給決定をうけ、申請をすべて自分でやった旨をX(旧twitter)で軽く書いたら「書けば参考になる人がいるかも」って言われたので、ちょっと書いてみることにしました。
慢性腎臓病と診断されるまで
仕事などのストレスからか、体調を崩して診察を受けた結果、'15年ごろに糖尿病と診断されていたのですが、さほど重篤ではなく、飲み薬の服用で抑えられていたのですが、仕事で出張することが多くなり、徐々に病院に行く期間が開き始めたのと、出張中はどうしても外食やコンビニ弁当中心の食事にならざるを得なかった結果、病状が悪化してインスリン注射をしなくてはいけなくなるまでになりました。
その後、さらに悪いことに経済事情が悪化し、病院に行くことができなくなるも、いきおい粗食にならざるを得なかった為か自覚症状もないのも相まって、何事もなく暮らしていました。
ところが'23年の夏過ぎごろから体調を崩し始め、熱が下がらずに寝込むことが増えだし、「季節外れの風邪かな?」と思い風邪薬を飲んでも熱が下がるのは一時的で、さらに貧血の症状も見られるようになってきました。
冬に入ると下半身がむくみだしたものの、歩き回ったりすればある程度解消されることからあまり重く見てなかったのですが、今思えばすべて腎臓が悪くなっている症状だったんですね…
そして年が変わってむくみが全身に回りだし、服が着れなくなるまでになり、春頃には5~6メーター歩いただけでも息切れするようになり、
流石におかしいと思い4月下旬に診察を受けに掛かりつけの医院へ行って、受付で病状を説明している途中でへたり込んでしまい、「とりあえずレントゲンを撮ろう」ということで撮ったところ、肺に水が溜まっていることが判明。
大きな病院へ救急搬送され、緊急入院することになり、詳しい検査の結果、慢性腎臓病と診断され、人工透析を受けることになったのでした。
障害年金の申請をする前に
約1か月の入院を経て退院後、障害年金の申請をするために日本年金機構の事務所へ行き、受給資格の確認をします。
そこで一番大事なのが、初診日の確定です。
障害を負うことになった原因の傷病を診断された日がいつなのかがはっきりわかればいいのですが、これがあやふやになるとにそもそも初診日の確定のために時間と労力を割くことになります。
自分の場合は、慢性腎臓病の原因が糖尿病だったので、診断された日が初診日になるのですが、かかりつけ医の方針でお薬手帳を兼ねたデータノートを作成していたので、初診日はあっさり判明しました。
そして初診時に加入していた保険なのですが、自営業の方は国民年金に加入していることが大半なので障害基礎年金に、勤め人の方は大抵の場合厚生年金に加入している筈なので、基礎年金にプラスして障害厚生年金が上乗せされます。
さらに納付状況を確認して、滞納などがないかを確認。
その結果、障害厚生年金の申請をすることになり、所定の申請用紙を一式戴き、申請に動き出しました。
このとき、6月初旬…退院してすぐの時期でした。
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