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子持ち(4人)社会人合格者_予備試験短答勉強時の留意点『短答は論文的に、論文は短答的に』

年が明け、一般的には短答に注力する時期になりました。
短答試験については、下記でも書きましたが、記載が薄く、本質まで踏み込めてなかったので、補足的に記します。


肢単位で理由付けにこだわる

上の記事でも記載しましたが、私は短答過去問パーフェクトを使用していました。
但し、全部は解いていません。年度別戦略で、解ける範囲で解いてました。
結果192点(法律科目165点)だったので、自分としては成功だったのだろうと思います。
その際、ポイントになったのは理由付けです。
解けたからOK!
ではなく
「この肢が何故〇なのか?」「この肢アが何故肢イよりも〇と言い切れるのか?」を言語化して、短答過去問の解説に記していました。
何故か?
理由付けが不十分だと再現性を獲得できないからです。
昨日は当たった。でも今日は間違えた。
では意味がありません。
ゴールとなるのは『人に説明できるか?』です。これが一番わかりやすい指標かなと。

理由付けにより応用力向上を狙う

理由付けをしていると応用力が上がります。
以前、似たような問題で、この理由付け/論理で〇だったから、この肢も同じ理由で○だろう。
これが出来るようになる。
理由付けに拘れば、そういった応用力が手に入る。
逆に、理由付けを疎かにしていると、この応用力が利かなくなる。
この理由付けは意図してやってました。
理由付け作業とは、要は、下記でも言及した『言語化』です。
言語化は、曖昧領域への逃げを認めません。

で、短答の勉強を論文につなげる

上の応用力というのは、要は論文解答能力です。
ーーーーー
この肢は、この条文のこの文言の該当性が問題となる。
そもそも同条の趣旨は〇〇〇である。
とすると、当該文言は△△△と解する。
本件でも正に△△△である。
よって、該当する→〇
ーーーーー
みたいな感じ
全ての肢でこれをやるのは難しい(社会人の場合は)。
ですが、間違えた肢や不確実な肢に絞って実施するだけでも効果があると思います。
結局のところ『短答は論文的に、論文は短答的に解く』が最終的に合格に一番近づける方法であると思っています



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