フルマラソンへの道、挑戦と応援

水戸黄門漫遊マラソンの応援に行ってきました。
フルマラソンなんて走ったこともなければ応援したこともなかったけど、挑戦する過程から見てたので最後まで自分事でした。
#プロセスエコノミー
#BackStory

自分も子供の頃はそれなりに速い方だったと思うけど、とは言え数キロなんて今となっては中距離。
ゆっくり長く走るなんて自分にはとても出来ないです。

ウェアやシューズにもこだわり、教えてもらった調整に向き合う真剣さ。
当然ながら歳とともに体力だって落ちていく中で、丁寧に準備して本番に向かっていく姿は大きな刺激でした。

とは言え、調整過程で足の痛みで苦しんでたのも見てきたし、とにかく無事に帰ってきてくれればという気持ちが強くて。
もちろん本人は完走したいだろうけど、挑戦を決めてスタートラインに立った時点で立派で、結果なんてやるだけやった足跡でしかないと思っていました。
#甘いって言われるかもだけど

35キロ地点で待つと言いながら、内緒で５キロ地点や10キロ地点へ先回り。
それなのに姿をとらえられないってどういうこと…

次に待ちやすそうな30キロ地点へとりあえず移動。
これまでに走ったことのない距離だし、GPSで見る限りペースは上がってこないし、とにかく不安で。

第３関門(29.2キロ)の時間がきわどそうだったので、コースを逆流しながら姿を探す。
足の痛みでペースを落としながらも、諦めず足を進める姿に胸が熱くなりました。
#正直泣きそうだった
#東洋一感情のない自分なのに

いつもの笑顔を作れない表情が見ていてつらくて、やれるとこまでやってくれたら充分って思ったけど、そんな声を掛けられるはずもなく。
ただただ悔いのないようにやりきってほしいなと思って、必死の伴走もしてみました。
#第４関門まで5キロくらい一緒に走った
#びっくりするほど心臓は耐えてくれた

苦悩や葛藤と闘ってきた姿を見てきただけに、ゴールさせてあげたかったな。
38キロ前でタイム.アップ、自分も本ト悔しいです。

もちろん本人はもっともっと悔しいはず。
今はただ、お疲れ様の気持ちでいっぱいです。

ベテランランナー曰く、気候を含めて条件的に厳しかったとのこと。
その中で初挑戦での奮闘は、贔屓抜きにナイスランだったと思います。

今は考えられないかもだけど、思うところがあるなら次があった時に繋げてくれれば良い。
自分はそれを支えるのみです。

そして次は自分の番でもあります。
声を掛けてもらえないことには始まらないけど、夢見てたステージに立ってブチかましたいと思っています。