人工知能や画像生成AI関連の今後の技術転換期の予定(2030年実現目安 IOWN(NTT) フォトニクス(光)ベースの技術社会の実現)

人工知能や画像生成AI関連の今後の技術転換期の予定が年度予定でだんだんわかってきたので、今後の未来の人工知能社会がどのような感じになっていく予定なのかを書いていきます。
前に書いた下の記事を読んでおくと、「今現在の人工知能の現状」がわかりやすいです。

(おおまかな箇条書き)

<「イノベーター(Innovators)」、「アーリーアダプター(Early Adopters)」期(人柱期)>

・2023年9月21日(アメリカ時間)、Microsoftは、「Bing」のAIチャットに最新のモデルを組み込むと発表。
この日から、主に、「Bing Image Creator」が「DALL-E 3版」に対応した、完全に新しい約款とかに変わった。

この時の変更点の詳細は、『「窓の杜」「DALL-E 3」で生まれ変わった「Bing Image Creator」の変更点』の記事がわかりやすい。

(「窓の杜」「DALL-E 3」で生まれ変わった「Bing Image Creator」の変更点)
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1533405.html

・2023年9月26日Windows「Copilot」提供開始。
・『マイクロソフトのAIが、「Copilot」になったから、あなたのパソコン内のWORD、EXCELの文書をどんどん放り込んでみてね。』みたいな状況が発生。
(自分の判定では、「2026年頃」までは、「オプトアウト(ユーザーからの拒絶申し立て)」期などの「人柱」期にあたると思われる)
要するに、自分の判定では、「2026年頃」までは、「イノベーター理論」でいう所の、「イノベーター(Innovators)」、「アーリーアダプター(Early Adopters)」の人達の利用する時期で、「未知の不具合が技術的、法律的にまだ存在はしているが、法律も技術も、"実際に使用してみないと何のトラブルが発生するか?発見できない時期"」だが、それでもよければ先端技術好きの人は使ってみて下さい。みたいな時期の事で、いわゆる「オープンベータ版」位の位置付けの時期にあたる。

<「2026年」問題(人工知能自壊問題)>

(人工知能の「ゾルタクスゼイアン」問題の真相は、次のニュース記事にある「人工知能自壊問題」なのではないか?)

上の自分の記事で指摘した問題で、「2026年」問題(人工知能自壊問題)というのがあります。

「2026年」問題で、人工知能は、
・高品質の言語データは2026年までに学習し尽くしてしまう予定
・低品質の言語データは2030年から2050年までに学習し尽くしてしまう予定
・視覚データは2030年から2060年までに、ストックを使い果たすだろう。
と書いてあるわけですが、このように、人工知能は、「人間が作り出す高品位の文章データ」などを学習し尽くした後の時代には、「人工知能同士か、人工知能内でディープラーニングを繰り返す」しか、人工知能がそれ以上賢くなる事ができない時期がくるわけですが、では、
・実際に、「人工知能内でディープラーニングを繰り返す(自分で自分を学習する)」とどうなってしまうのか?というと、「人工知能は自壊してしまう」という実験結果がわかった問題。

この「2026年」問題で、他にもあって、「2026年」以降の時期に人工知能に発生してくる問題は、簡単に書くと、
・『人工知能は、人間の作った高品質の言語データは2026年までに学習し尽くしてしまう予定』なので、「2026年以降からは人間の側が新しく高品質の言語データを作ってくれなかった場合」には、人工知能は、「低品質の言語データ」学習プロセスがメインになっていくので、そのまま放置すると、「人工知能ではなく、ただのネット上の一般人の駄弁りの集合体」になっていき、いわゆる、「集合知(wisdom of crowds)」や「群知能(Swarm Intelligence)」と呼ばれるものになっていってしまい、「人工知能では無くなっていく」傾向がこれ以降、どんどん強くなっていくものと思われる。

要するに、
・「2026年」までに、「人工知能にしかできないような功績を残さないといけない」という事で、それができなかった場合には、「人工知能ではなく、ただのネット上の一般人の駄弁りの集合体」になっていき、いわゆる、「集合知(wisdom of crowds)」や「群知能(Swarm Intelligence)」と呼ばれるものの方が主流になったような事しか言わなくなるような機械に成り果てる。

<「アーリーマジョリティ(Early Majority)」期>

・2026年 マイクロン広島工場で生成AI半導体メモリーを量産予定。
というのがあって、おそらく、この「2026年」辺りから、「本格的に、人工知能や画像生成AI技術が社会で稼働し始める第1章位の時期」に入り始めると、自分の見立てでは見ている。
これは、「生成AI半導体メモリーを量産予定」のように、実際に、ハードウェアの方の量産予定計画が入っている事から、「イノベーター理論」でいう所の、「アーリーマジョリティ(Early Majority)」期に入ると自分の判断では見ている。
「アーリーマジョリティ(Early Majority)」と呼ばれる人達は、「新しい物事には比較的慎重に見極めてから導入し出す人達」の事で、「イノベーター(Innovators)」、「アーリーアダプター(Early Adopters)」の人達が、ワイワイ騒いでいるのを見て、「そろそろやってみようかな」位の、新し物好きのグループにあたる。
この時期に入ると、「おおむね、この関係のトラブルは技術的にも、法律的にも落ち着いてきている時期」の事です。

<パラダイムシフト>

この「2026~2029年頃の人工知能の「アーリーマジョリティ(Early Majority)」期」の後に、いきなり「パラダイムシフト」期が来る予定を、NTTが「IOWN(NTT) フォトニクス(光)ベースの技術社会の実現」プロジェクトとして発表している。
この「人工知能のパラダイムシフト期」の話は全然別世界の技術の話になるので、後半に詳しく書く。

・2030年実現目安 IOWN(NTT) フォトニクス(光)ベースの技術社会の実現
https://www.rd.ntt/iown/

<シンギュラリティ>

・2045年頃(?)「シンギュラリティ」予定のはずだったが、これは、自分が前に書いた次の記事で、「現状の社会を人間が維持形成を続けるならば、それが原因で、シンギュラリティは絶対に!発生し得ない」と指摘した。(「人工知能」と同じような作業をしている中の人が辞典学者の自分が見る限りでは、「ロジックの段階で絶対に無理なので理屈で不可能」。コンプライアンスや「人間社会が形成してきた文化」の影響で、「人間が人工知能に与えている情報の大半が間違っているから」です。<真実を永遠に見ない人間>問題の事)

(「人工知能」は、このまま現状のままいくと、おそらくシンギュラリティは絶対に!発生しない)
https://note.com/tsundereloid/n/nc5c4b2e150d5

<人工知能や画像生成AI関連の今後の技術転換期の予定の見立ての詳細>

・2023年9月21日(アメリカ時間)、Microsoftは、「Bing」のAIチャットに最新のモデルを組み込むと発表。
この日から、主に、「Bing Image Creator」が「DALL-E 3版」に対応した、完全に新しい約款とかに変わった。
・「DALL-E3版」以降のBing Image Creator によって作成された画像生成AIで出力した全ての画像に、「C2PA 仕様に準拠した目に見えない電子透かしが含まれる」ようになった。
・画像生成AIに関する「オプトアウト(ユーザーからの拒絶申し立て)」の仕組みを導入したので、著作権者は、自分の著作物を画像生成AIのビッグデータとかに取り込むのが嫌な場合には、「オプトアウト(ユーザーからの拒絶申し立て)」の仕組みから申し立てを行って下さい。のようになった。

この件に関しては、自分の見立てでは、
・まだ普通に、「Bing Image Creator(DALL-E 3版)」で、ユーザー側がそれっぽいプロンプト指示を何も入力していないのに、画像の中に、「ピカチュウ」、「キティちゃん」に激似のキャラクターが紛れ込んで画像出力される事が多い事から、自分の判断としては、この日から、最低でも、1年~3年間かけて、「オプトアウト(ユーザーからの拒絶申し立て)」期が終わるまでは、画像生成AIを利用したユーザーがいつでもかなり簡単に著作権侵害になり得る危険な状況にまだあると判断した。(要するに、2026年位までは「人柱」期だろうという判定)

・2023年9月26日Windows「Copilot」提供開始
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00109/00173/

『米マイクロソフトは2023年9月21日、Windows 11向けに生成AI(人工知能)の支援機能「Copilot(コパイロット)」を2023年9月26日から提供すると発表した。Word(ワード)やExcel(エクセル)などのMicrosoft 365のCopilotも、2023年11月1日から企業向けに提供開始する。』

この件に関しては、自分の見立てでは、下の自分の記事に詳しくかいたが、

・「Bing AI」の名称が「Copilot」に変わっていて、WORD、EXCELなどからアクセスできるようになった。
以降の危険性については、
・『マイクロソフトのAIが、「Copilot」になったから、あなたのパソコン内のWORD、EXCELの文書をどんどん放り込んでみてね。』
みたいな状況に現在なっている

一方で、
・すでに、「ChatGPT」が出た辺りの時期から、企業内へのフィッシング詐欺の傾向が大きく変わった箇所があって、
・「~というあなたの取り引き先に実際にある企業名からメールが来て、「新しい海外との取り引きの為に~百万円指定の講座に振り込んで下さい」みたいな企業内へのフィッシング詐欺メールが来て騙されてしまい、かなりの高額を振り込んでしまった」という被害が多発し出している。(昔は、このような「実際のその企業の取り引き相手先名入りのフィッシング詐欺メール」というタイプは、ほとんど起きなかったので、明らかに傾向が変わっていて、「企業の社員がテレワークなどで、人工知能に、取引相手先名入りのあなたのパソコン内のWORD、EXCELの文書をどんどん放り込んでいるとか、おかしな挙動を社員がしていないか?監視する必要がある)
ので、自分の判定としては、さすがに、
・『マイクロソフトのAIが、「Copilot」になったから、あなたのパソコン内のWORD、EXCELの文書をどんどん放り込んでみてね。』
みたいな状況に現在しているのは、企業内セキュリティーとして危険過ぎるのではないか?という判定です。

もう1つの
・「Copilot」から人工知能が、WORD、EXCELなどからアクセスできるようになった。
時期以降に増える著作権関係のトラブルについても、マイクロソフトが書いていて、
・人工知能にチャットAIでも、画像生成AIでも、「プロンプト」として入力して出力されたデータは、同じプロンプトを入力するとほぼ同じ結果が出力されるので、『「Copilot」から人工知能が、WORD、EXCELなどからアクセスできるようになった』以降に、企業が人工知能を利用しながら作成した文書や画像同士で、「非常に似た著作物がぶつかる時期」に入り、企業間同士の大きな著作権トラブルが発生する可能性がありますので注意して下さい。
『第三者が、Microsoft の Copilots またはそれが生成する出力の使用による著作権侵害で法人顧客を訴えた場合、顧客が当社製品に組み込まれているガードレールとコンテンツ フィルターを使用している限り、Microsoft は顧客を弁護し、訴訟の結果として生じる不利な判決または和解の金額を支払います。』

(Microsoft 365 Copilot のデータ、プライバシー、セキュリティ(Microsoft,2023/10/03))
https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365-copilot/microsoft-365-copilot-privacy

と書いてあって、企業同士の著作権トラブルには、マイクロソフトが和解に向けて取り組むと宣言しているが、「一般人」がそういった著作権トラブルに巻き込まれても「被害者」として扱わず、何もしてくれないようです。
要するに、こちらの件も、「人柱」期にあたる。
自分の判定としては、
・『「Copilot」から人工知能が、WORD、EXCELなどからアクセスできるようになった』以降に、どこかの企業同士が人工知能利用で、「似たような著作物を生成してしまい」著作権トラブル大地獄時代に突入した後に、どこかの企業同士が「人柱」になって、最初の判例が出るまで待った方が良い。
という判定です。
法律というものは、「最初の判例」が出ると、そこを目安に行動すればいいからです。

自分の判断としては、人工知能の企業、行政、国家文書の「絶対に安全な利用」のラインとして、「AIやっつけ仕事」は危険過ぎる企業や行政や国家の恥になりかねず、下のプロセスをきちんと守るように指摘した。
・きちんとした企業や国家や行政が、『「Copilot」を利用して、WORD、EXCELの文書を作成した箇所。いわゆる、AI作成文書箇所の明確化(AI作成箇所の全てに、赤色を付けておくなど)を常に意識して全ての社員、部下、派遣社員などに通達』しておかないと、大惨事になりかねない!(必ず!「AI作成箇所の全てに、赤色を付けておいて」その箇所全ての著作権侵害を独自に、きちんとした企業や国家や行政は調査後で無いと、公開できないという事。その作業を怠り、「AIやっつけ仕事」をしたら大訴訟が発生しかねないという事です)

という最悪のインシデントが発生しかねない!わけです!
「AIは楽」ですが、「やはり、きちんとした企業や国家や行政が文書などを生成AI系に丸投げして作らせるのではなく、きちんと、最初から全部、人間に作らせた方が、はるかに、"管理でき"、"安心な"運営が可能になる」事でしょう!
という判定結果を前に書いた。

<パラダイムシフト>

・2030年実現目安 IOWN(NTT) フォトニクス(光)ベースの技術社会の実現
https://www.rd.ntt/iown/

この『2030年実現目安 IOWN(NTT) フォトニクス(光)ベースの技術社会の実現』というのが、完全に、「パラダイムシフト」と呼ばれる技術の話になる。
「パラダイムシフト」というのは、「それまで形成してきた社会の常識を根本から全部変えてしまう」時期の事です。(産業革命の時に「蒸気機関」で社会の仕組みを全部作っていたのに、いきなり次の「パラダイムシフト」が起きて、「石油、電気」の時代に変わってしまったなどの時期の事。「石炭」が中心の「蒸気機関」社会だったのに、エネルギーだけでなく、「石油製品」の「プラスチック」や「ナイロン、ポリエステル、アクリルなんかの合成繊維」なんかに社会の仕組みが全部変わってしまった)

上のNTTの『2030年実現目安 IOWN(NTT) フォトニクス(光)ベースの技術社会の実現』の記事の内容は長くて面倒くさいので、重要な箇所だけ箇条書きで書いていくと、

・現在、私達が形成しているコンピューター文化は、半導体によるものでしたが、これ以上、高速のコンピューターを作ろうとすると、「内部の配線を細くする必要がある」のですが、抵抗の関係で、これ以上やると「莫大な放熱」の処理が限界に近づきつつあります。
「地球温暖化問題」もあり、放熱できないコンピューターは「熱暴走」を引き起こし不安定になるので、現在、インフラの方では、大規模なデータセンターを北海道など世界中で寒い地域に設置する流れが強くなってきています。
NTTでは、次世代コンピューター技術として、
・『2030年実現目安 IOWN(NTT) フォトニクス(光)ベースの技術社会の実現』
という予定を計画しています。
これは、電子パーツ単位で、「内部の信号伝送を、光のみでほぼ行う先端技術」を使うので、「熱暴走」を引き起こし不安定になるような旧式のコンピューターとは違って、もっと高速にできるし、「地球温暖化問題」にも対処できる技術です。
電子パーツ単位だけでなく、全体的に、通信インフラ技術を、「光」通信のみで全部まとめあげるような先端技術になります。

<「IOWN(NTT) フォトニクス(光)ベースの技術社会の実現」が成されると、何ができる予定になる社会の実現になるのか?>
NTTの説明だと、

(1) 光格子時計ネットワークを使った「タイムビジネス」という新しい技術の可能性(超高繊細時間計測による高度差での時間の遅れ計測による地震計など)

https://www.rd.ntt/iown/0002.html

『300億年に1秒しか狂わない光格子時計。これは東京大学の香取秀俊教授が発明されたもので、最先端のセシウム原子時計に比べて3桁精度が高く、さらにレーザで時計を読み取るので、光ファイバによるクロック伝送が可能になるといったメリットを持っています。現在、この光格子時計をNTTの保有する多くの局舎に設置して光格子時計ネットワークを構築することで、どのようなことが可能になるかを検討しています。
一例をあげると、一般相対性理論が示唆するように高い場所ほど時間が早く進むため、18桁の時間精度を持つ光格子時計で、遠隔地間を比較し微細な高低差を測定。そのデータから地殻の動きやマグマのような巨大な重力の動きをとらえることが可能となります。このことから地震の多い日本で、非常に有効な安心・安全インフラを構築できる可能性があると考えています。
現在、NTTでは光ファイバの揺らぎを相殺して高い精度を維持しながら中継できる装置を 中継局に設置し、光ファイバを用いて接続された拠点間で、光格子時計ネットワークの実証実験を進めています。将来的には、IOWN構想にも導入し、新たなタイムビジネスにつなげたいと考えています。』

(以下の「タイムマシン」の話はちょっとした雑談だが、「SF」ではなく「現実」の学問の話です)
この位の精度の「300億年に1秒しか狂わない光格子時計」の実現の時期になってくると、「タイムマシン」の仕組みの1つにやっと使えるようになる。(この時間の地球の方から常に、この正確な時間の電波を流し続けるようになった後の時期から、そこを目指して過去に「タイムマシン」を飛ばす目安の時計に使う)
地球は自転や公転で、宇宙空間を超高速で吹っ飛んでいる状態なので、「0.000000001秒」ずれただけで、タイムマシンは「地面の中」、「マントルの中」とかに出現してしまうので、できうる限り正確な時計が必要で、それをトレースする為には、「常に、過去の人が、正確な時間を電波で流しておいてくれないとトレースできない」ので。
普通に考えて、「タイムマシンが実際にあったとしたら、タイムマシンが失敗して地面の中に出現した時が、大地震が発生する原因」ときちんとしたSFではなるはず。
理屈からだと、「過去の時間の正確なトレース問題」があるので、もし、タイムマシンが出現するとしたら、この「2030年」以降の「300億年に1秒しか狂わない光格子時計」を作って、さらに、「その時間をタイムマシントレース用に、電波で常に飛ばすと国際的に決まった」後の時期になるはずです。

(2019年5月20日国際的な重さを量る基準を根本から変更し、「プランク定数」が重さの基準に変更になった)
https://gendai.media/articles/-/55228

2019年5月20日、130年にわたって質量の基準としてあった「国際キログラム原器」がその役目を終え、1キログラムは「プランク定数」という物理学の定数を介して定義されることになった。

<キログラムの新定義>
キログラムはプランク定数の値を正確に6.62607015×10のマイナス34乗ジュール・秒(Js)と定めることによって設定される

この『2019年5月20日国際的な重さを量る基準を根本から変更し、「プランク定数」が重さの基準に変更になった』時に、自分は、元のブログの方で、学術的には、「2019年5月20日以降は、いつ地球上にタイムマシンが出現してもおかしくはない」と指摘して、その理由は、「この仕組みだと、ようやくタイムマシンが作れる概念に人類が到達したから」です。
自分は何度か、「ロジック的に絶対に不可能」という書き方をしているが、「ロジック的に絶対に不可能」な現象は、どこまでいっても、どんなに頑張っても「不可能」なだけです。
自分の書き方だと、『2019年5月20日国際的な重さを量る基準を根本から変更し、「プランク定数」が重さの基準に変更になった』時点で、「ロジック的にタイムマシン実現が可能は範疇には入ってきた」というだけの話です。
事象は、「不可能」なのか?「可能」なのか?を先に見極める事が大事で、自分はそれができるだけです。
・2019年5月20日人類は、「プランク定数」を重さの基準にした。
という内容を1番わかりやすく言い換えれば、「重さの基準を、"動きやすさ"に変更した」という事です。
それ以前の古い方の
・「国際キログラム原器」が人類の重さの基準だった。
という内容は、宇宙基準の話に置き換えると、20世紀に、人類が月へ行ったら、月は地球の6分の1しか重力が無かった。
もし、21世紀になって「人類が月に住む」ようになった時に、「重さ」という概念が使えない事に気がついた人類は、いろいろと考えたあげく、「分銅と天秤」を基準にすれば、「月は地球の6分の1しか重力が無い」が、「同じ重さの基準で共通して使えるだろう」。だから、これが、昭和の時代の人達は、「宇宙時代に対応した新しい人類の重さの基準だ」と思っていた。

しかし、「宇宙空間」の「無重力空間」で、では、この「分銅と天秤」方式で、重さが量れるのか?というと、「無理」なわけです。(ただ、紐に逆向きの天秤を付けて振り回せばたぶん量れるが、かなりアバウトになるはず)
それで、
・2019年5月20日人類は、「プランク定数」を重さの基準にした。「重さの基準を、"動きやすさ"に変更した」
これだと、「宇宙空間」の「無重力空間」でも変わらず重さを量る事ができる。

「タイムマシン」を作るには、「時計の誤差が大きい場合には、地面の中に出現してしまうので、とりあえず、宇宙空間にタイムマシンを飛ばしてから、近くの地球から正確な時計の時間のトレース信号とかを出してもらうしかない」
それで、
・2019年5月20日人類は、「プランク定数」を重さの基準にした。「重さの基準を、"動きやすさ"に変更した」
・2030年「300億年に1秒しか狂わない光格子時計」の実現
のように、「タイムマシン実現へのパーツ」が「ロジックとして実現可能」なパーツが、「たった2つ」だけ現在の人類はやっと概念として到達できた。みたいな話を自分は書いている。(SFというよりも、現実の話)
(2019年5月20日以前の時期には、「人類は概念として重さの基準が、タイムマシン制作が不可能な学問レベルしかなかった」から絶対に!無理だったというだけの話)

(2) NTTの「光イジングマシンLASOLV」という従来のコンピュータ原理とは全く違う仕組みで動くコンピューターの導入。

(「計算しない」のに問題を解く、新しい概念のコンピューター「イジングマシン」)
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01755/00002/

『イジングマシンとは何だろうか。実は、その本質は“計算機”ではなく、問題の解き方も含めて、多数のサイコロを同時に振ってその結果を見る“占い装置”に近い。ただし、もちろんただのサイコロではなく、「スピン」と呼ばれる種も仕掛けもあるサイコロである。
イジングモデルの特徴は、原理上いわゆる計算をまったくせず、一種のアナログな物理学実験によって解が求まってしまう点だ。
この結果、イジングマシンの場合、本当の基底状態ではなく局所解と呼ばれる偽の基底状態に状態が収まってしまう可能性を排除できない』

実の所、おそらく、この「光コンピューター」の構想のスタート地点のきっかけになった話は、「自分が、1998年~1999年位の2000年に入る前の時期にNHKに送った投書の手紙に書いた話」が元になっている可能性がある。

(たしか、自分が、大学生の事の1998年~1999年位の2000年に入る前の時期にNHKに送った投書の手紙に書いた話の内容)
・現在の「0,1」の仕組みで動くコンピューターだと、「ロジックとして絶対に!正確に計算はできないから莫大な予算をかけて研究しても無駄だ!」
・いわゆる「近似値」で計算するような仕組みは、「バグ」と同じで「失敗した手法」なのでやめろ!
・円周率の「3.14・・・」とか「10を3で割って、3.333333・・・」とか出るようなタイプの数学は「アホ手法」で、「無限小数」が発生するような数学は、「間違った手法を選んでいる数学のバグのようなもの」だからやめろ!
「10進法」で計算してはいけない事を理解していないから、そんな「アホ手法の数学」を使うのだ!
「3.333333・・・」を3つ足しても、「9.999999・・・」にしかならんだろ!そんな「間違った数学」の手法を使うな!
ピタゴラスとかの「幾何学」を使え!
・「N型半導体」、「P型半導体」が作れるんなら、同じような製造技術で、「極繊細の光通信の線の電子パーツ」が作れるはずだからやってみろ!
その技術で「0,1」ではなく、「光で計算する光コンピューター(「事象」自体を使って計算しろ!)」を作れば、上に書いたような、「真実を絶対に示さないウソの0,1の仕組みで動いている現在のコンピューター」の問題は解決できるはずだからやってみろ!(自分が当時言っていた事とは違うが結局、現在「量子コンピューター」という当時自分が言っていた仕組みに似たものになった。当時自分が言っていた仕組みは、「光の干渉縞とかの事象を使って計算する」という手法だった)
とかを、当時、大学生だった自分は、「たしか、自分が、大学生の事の1998年~1999年位の2000年に入る前の時期にNHKに送った投書の手紙に書いて送って、手紙の最後に、NHKは、討論番組とかで大学の教授やら研究者やらを呼ぶわけだから自分のこの手紙の内容を見せていいからやってみろ!」と書いて送った事があった。
今思えば、自分は、当時から、「いきなり真理を言い当てる」事が多くて、自分のする発想で、ノーベル賞は100でも200でも取れる発想の自由さがあった。(誰も思いつかないような「発想」や「着想」はいくらでも無限に自分はできるが、「面倒くさいのでやらないだけ」)
大学生の当時、自分は、「虹の本当の形状は、橋の形では無く、リングまたは、円盤状だ」と、「本当の真理」を言っていたのに、誰も信じてくれなかった。(こういったわりと単純に見える「真理」や「真実」のみを追求して「直視」していけば、おのずと全部わかるようになってくるのだが、ほとんどの人々は、「先入観」とか「コンプライアンスがあるから」とか言って、「どんどん真実から目を逸らすクセを付けてしまう」から、「全部の物事を見抜けなくなる」)
結局、自分は、「真実を直視する」タイプの珍しい変わった辞典学者になった。(ほとんどの辞典学者は、「コンプライアンスや社会の体裁、世間体だけを重視した、ウソの辞典学者になるが」)

(3) デジタルツインコンピューティング(DTC: Digital Twin Computing)

https://www.rd.ntt/iown/0003.html

「デジタルツイン」というのは、「メタバース」では無く、「現実とデジタル空間が同時にリンクしていく」ようなものを作る技術の事。
主に、港のコンテナの位置などのデジタル空間での瞬時把握による運輸コスト削減や効率化などですでに中国の港で採用されている。
例えば、実際のすでにある中国の港では、「港の形状や倉庫の形状の非常に精密な3Dモデリングしたもの(デジタルツイン)」を作っておいて、「現実の港の防犯カメラとかで、コンテナ輸送などで、コンテナの位置が変わったら、即座に、この「デジタルツイン」の方の3Dマップの方の「コンテナの3Dモデリングデータ」の位置は、もう反映されているような仕組みのものです。
というより、「メタバース」と現在私達が呼んでいるものは、この「デジタルツイン」を作る前段階の技術のようです。

「実際のデジタルツインデータは、すでに、現実の物の位置が即座に3Dモデリングデータの方とリンクして反映されてしまう」ので、他にも「デジタルツイン」のコピーを作り、「シミュレーター」として使い、未来予測計算などに使えるようにしたいという計画。

日本では、『<国土交通省>プラトー(PLATEAU)計画』という、「詳細な立体的な日本の3Dモデリングマップ」作成プロジェクトがあって、これは、主に、「東京などの多重構造の地下鉄などの縦方向の3Dマップを作らないと、浸水被害の予測計算とかができない」という目的で使う予定のようです。

(<国土交通省>プラトー(PLATEAU)計画)
https://www.mlit.go.jp/plateau/

一方で、中の人が辞典学者の自分にいわせると、「プラトー現象」、「プラトー効果」の意味が「停滞、頭打ち」の意味なので、国土交通省のネーミンスセンスが無い。

(4) 「デジタルツイン」の「マッピング空間の対象の人の脳内への拡張」により「ヒトの意識や思考をデジタルで表現する」

https://www.rd.ntt/iown/0003.html

『デジタルツインコンピューティングにおけるヒトのデジタル表現は、ヒトの外面に関する表現だけでなく、意識や思考といった内面のデジタル表現を可能にすることが重要です。
この難しい目標を達成する手段として大きく2つのアプローチがあると考えています。1番目の方法は計算機を用いて私たち人間の能力を模倣し、それを繰り返しながら「より人間に近づけていく」方法です。例えば音や声を認識する技術や会話によりコミュニケーションする技術がこの方法で進展している代表例です。
2番目の方法はいわば究極的な方法で、私たち人の脳や身体を生理学的に解明し、その結果を計算機に転写する手法です。近年脳神経科学を代表するこの分野は大きく進展しており、工学的に利用可能な研究成果も生まれています。私たちはこれら2つのアプローチのそれぞれ優れた部分を利用し、ヒトのデジタル化の目標に向かうことを考えています。』

(4)は出来なさそうと思ったが、そうでも無く、以下の記事を見るとわかる。

(<内閣府>ムーンショット計画、2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現)
https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/sub1.html

この日本の「<内閣府>ムーンショット計画」の1つの出資に、「BMI=ブレイン・マシーン・インターフェース(脳と機械を直接繋ぐ)」開発というものがあります。

(<文部科学省>BMI(ブレイン・マシーン・インターフェース)技術)
https://www.nips.ac.jp/srpbs/missionBMI/index.html

(埋め込み型「低侵襲BMI」で脳活動を計測、ALS患者の意思伝達やリハビリに応用へ)
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01666/00002/

『脳とデバイスをつなぎ脳活動の情報を活用する技術のブレインマシンインターフェース(BMI)。BMIを治療やリハビリに応用する研究開発が再び注目を集めている。きっかけはイーロン・マスク氏が2016年に設立したベンチャー企業の米Neuralink(ニューラリンク)だ。設立からわずか数年で、脳活動を計測するための小型埋め込み型デバイスを発表。実際にブタやサルに移植して動物実験を進めている。』

((NHK)BMI=ブレイン・マシーン・インターフェースと呼ばれる技術の開発競争が、今、世界で激化している)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231027/k10014236451000.html

『脳に埋め込んだ電極で脳波の情報を読み取り、ゲームのキャラクターの動きに変換し操作しているのだ。
脳と機械をつなぎ、“念じた”とおりに動かす。
BMI=ブレイン・マシーン・インターフェースと呼ばれる技術の開発競争が、今、世界で激化している。

(脳波解読にAIも)
BMIはけがや病気で失われた体の機能を補う医療技術として20年以上前から研究されてきた。
脳と機械をつなぎ、頭の中でイメージしたとおりにロボットアームを動かしたり、パソコンで文字を入力したりできれば、患者の生活を劇的に変えることができる可能性があると期待されている。』

(「ニューラリンク」計画。脳とコンピューターの接続に大きな前進、イーロン・マスクの企業が実施する臨床試験の中身)
https://wired.jp/article/everything-we-know-about-neuralinks-brain-implant-trial/

『脳とコンピューターをつなぐインターフェイス(BCI)を開発しているイーロン・マスクのニューラリンクが、脳インプラントの臨床試験を実施する目的で身体まひ患者の募集を開始した。目標は「自分の思考だけでコンピューターのカーソルやキーボードを制御できる能力を与える」ことだ。』

こんな感じで、「2030年」には、いきなり、「パラダイムシフト」がきてしまうようです。
イーロン・マスクの「ニューラリンク」計画で人類は何になってしまうのか。

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