「棺桶の中で、液体に浸かったまま、腐敗しない古代の遺体」が発見された(ロシア、中国)(これは、同じ系統の考古学ニュースなのではないか?)
自分は、中の人が辞典の校正をしている辞典学者なのですが、「辞典の校正をしている」と逆側の「辞典に載せられないデータ」が出てくる関係で、それらの中で、いくつか、表側の社会に引っ張ってこれる可能性のあるデータという物を見つける事がある。
それで、大量の文献を読む辞典学者の仕事上の関係で、オカルト関係のデータの中で、「これと、これとは何か似た特徴があり関係がありそうだ」というデータを見つける事も多いです。
最近は、自分自身の「辞典学者」側からだと漏れてしまう、オカルト関係のデータも目を通すようにしていて、この大量のデータベースの中から、関連のありそうなデータの特徴を探っている。(どうしても辞典学者だと「データ」に漏れが出るのが気になるので)
最近、自分が書いている<オカルト調査ファイル>というやつは、「ビッグデータによるオカルト関連の未知の関連性のありそうなデータ」みたいなやつも、まとめている。(まだ一般に気がついていない未知の発見へのつながりのきっかけになるかもしれないので)
今回は、
・「棺桶の中で、液体に浸かったまま、腐敗しない古代の遺体」が発見された。
というのが、ロシア、中国で見つかったという、別の「オカルト」ニュースが、とても似た特徴を持っているので、何らかの考古学的な関連性があるのではないか?と指摘する目的で記事を書いた。
(「棺桶の中で、液体に浸かったまま、腐敗しない古代の遺体」が発見された)
(1) <ムー>8億年前の地層に眠る未来人のミイラか!? ロシア「プリンセス・ティスルスキー」の謎
https://web-mu.jp/history/37895/
(腐敗しない棺と「眠れる森の美女」とは? 関係者全員が死亡したロシア鉱山での発見)
https://news.biglobe.ne.jp/trend/1008/toc_221008_9163439769.html
(2) (2千年間生きたように眠る「漢王朝の貴婦人ミイラ」! 筋肉も内臓も血液も残って肌もツヤツヤ)
https://tocana.jp/2016/12/post_11757_entry.html
(2つの「棺桶の中で、液体に浸かったまま、腐敗しない古代の遺体」の共通の特徴)
このロシアと中国で見つかった、2つの「棺桶の中で、液体に浸かったまま、腐敗しない古代の遺体」には共通の特徴があった。
・「棺桶の中で、液体に浸かったまま、腐敗しない古代の遺体」の状態
・棺桶の中の液体(たぶん防腐剤のたぐい)を抜いた途端に、遺体の腐敗が進行し始め、一気に、状態が悪化してしまった。
(個人的な考察)
まず、ロシアと中国というのは、人種が違うので別の文化に感じるが、「実は、ロシアと中国の国境付近に住む人々は、ロシアと中国の両方の影響を受けながらも、ある少数民族のような状態で、共通の文化で生きている」状態にある。
だから、自分の考えでは、上の2つのオカルトニュースは、おそらく考古学的に関連性がある。
(エンバーミング)
https://ja.wikipedia.org/wiki/エンバーミング
世界的には、こういった「腐敗しない古代の遺体加工技術」の事を、「エンバーミング(embalming)」といって、他の国や地域でも、それぞれの文化と技術の差で、いろいろな手法があって、わりと、よく成される事です。
古代の時代に行われた「エンバーミング」技術の多くは、「未来に医療技術が発達した後に、復活できるように期待して成される」事が多い。
古代版の「コールドスリープ」のようなもので、エジプトのミイラも、そのような「復活」を目標として作られた可能性もある。
ただ、エジプトのミイラの場合には、科学思想の発展方向の違いと間違いから、「エジプトのミイラでは、脳は、鼻水などのような膿が頭部に溜まった腐敗物と考えられていて、真っ先に、脳を全部取り除いてしまっていた」ので、仮に、未来にもっと医療技術が発達していたとしても、「エジプトのミイラ」は、「脳の空っぽな状態でしか復活できない」ので、あまり意味が無い。
エジプトのミイラは、当時、重要と考えられていた臓器は、「カノプス壺」と呼ばれる、「見た目は若干可愛い感じのする動物の神様の頭をフタにした、臓器収蔵壺」に納められているが、見た目は可愛いが、「中身は、内臓である」
現代科学と違って、エジプトのミイラは、「脳は膿と考えられてゴミ扱い」されていて、真っ先に捨てられてしまった。
今までは、「エジプトのミイラ技術が人類で最も腐敗せずに長期間、遺体を残せた技術」のように伝えられてきたが、今回の、ロシアと中国の共通した特徴を持つ、
・「棺桶の中で、液体に浸かったまま、腐敗しない古代の遺体」が発見された
というやつは、それ以上の、完全な「エンバーミング」技術だったものを発見したものだったのですが、当時発見した人達が、「棺桶の中の液体(たぶん防腐剤)を抜いてしまった」ので、当初発見された綺麗だった遺体の状態から、だいぶ腐敗してしまった。
この2つのニュースは、たぶん、オカルト案件ではなく、考古学の範疇だと思われる。