008 光の先に何がありそう?
2020年 22歳
いろんなあたりまえが
あたりまえじゃなくなって
いままで割と計画主義的に生きてきた私の
大きな価値観変革があった一年でした。
本当だったら、今頃フィリピンから帰ってきて、
来年の就活に向けて作品作ったり、ポートフォリオ作ったり、
いろんな企業を調べて履歴書とか書いてたかもしれない。
もしくは、今頃フィリピンにいて、
来週、日本に帰ってきてたはず。
でも私は日本にいて、4年生になって、
言葉の企画に通ったり、
コピーライター養成講座に通ったり、
卒研に取り組んだり、インターンに行ったりしている。
明日は言葉の企画、最後の講義で、
来月には養成講座も最後の講義で、
3月には大学も卒業して、
4月からは社会人として働いているかもしれない。
去年の私に教えてあげたらどんな反応するだろうなぁ。
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そんなこんなで、これまでを振り返ってみると、
実にたくさんのものを拾い損ねてきたなと、とても痛感する。
もっとちゃんと、周りと向き合えばよかったとか、
あのときもっと真剣に取り組めたはず、とか。
言い出したらキリがない。
でも、過去には戻れないと言うけど、
もう一度、拾い忘れたものを
拾いに戻ることができるんじゃないかなぁと、
少なくとも今の私は思ってる。
みんなが、私が、作り上げてきたものを見返してみたり、
もう一度、課題や自分に向き合ってみたり、
まだやれた!と思うことを改めてやり直してみたり。
もちろんリアルタイムと全く同じとはいかないけど、
それでも、得られるものはきっとある。
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光の先に何があるかなんて、正直全くわからない。
足下見るので精一杯。
でもこれから先も、少しづつ、
足下を照らしながら、ときどき忘れ物を取りに帰って、
そうやってちょっとづつでも、しっかり一歩一歩進んで、
私なら、どんな方向に行ってたとしてもきっと大丈夫だと。
そう信じて、生きていきたいなぁと、
そう思う冬の1日です。