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VirtuaREAL.06 リリース記念DJ&LIVEイベント 現地参加ルポ

プロローグ


 こんばんは、ナギナミを愛してやまないつななでございます。2023.07.10にはナギナミが4周年を迎えましたね。私もささやかながらイラストとnoteとでお祝いさせて頂きました。
 さて、つい先日のことですが2023.07.23.15:00~渋谷WOMBにて開催されましたUSAGI Production プロデュース 「VirtuaREAL.06 リリース記念DJ&LIVE RELEASE PARTY」にチケットを獲得し現地に参戦して参りましたので、その時の様子を簡単にではありますがルポ風で残していきたいと思います。
 VR02アルバム参加時から思ってはいましたが、「バーチャルとリアルを繋ぐ」がコンセプトの企画なので、リアルとバーチャルの架け橋である「はんなま系Vtuber」なナギナミにもぴったりというか「まさに」の内容ですよね。


 注)本記事はルポ風と位置づけておりますが、全ての演者さんに関する紹介や案内等はできておりません。筆者の推しであるナギナミ及び筆者である私の個人的視点と感想に重きを置いての内容であることをご理解の上お読み頂きたくお願い致します。(歌唱曲に関するネタバレを含みますこともご了承ください。)

催事と自分


 早速自分が参加したイベントについて語るべき所…ではありますが、その前に。残念ながらではありますが、そもそも私はイベントや催事関係は運営する側であっても参加する側であっても苦手(敬遠しがち)であるという点から先ずお話しなければなりません。
 その考え方が根底にある私ということをあえて先にお話しすることにより、今回のイベント体験がどのようなものになったのかをより具体的に記すことができると思ったからです。

 ハッキリと申し上げますが、私は「人混みが苦手」「行列が苦手」「大音量が苦手」という、明らかに今回のイベントには不向きであり楽しんで参加する側の方々の気分を害するような思考の持ち主です。(もっとも人混みや行列を好き好む人も少ないと思いたいですが)ではそれでもなぜ私は参加したのか?それは他ならぬ「推しの参加」があるからでした。
 加えて、ナギナミは過去にVR02のリリース記念イベントにも出演しておられましたが、その日は私自身が仕事の都合で現地に行くことができず、推しのリアルライブに参戦できないままナギナミちゃんねる自体が無期限活動休止となってしまったこともあり、「あの時に行っておけば」「次こそは」という思いがある中でのVR06へのナギナミ参戦+新曲リリース。これは「行かない手は無いでしょう」という具合です。
 また、ナギナミのファンである「ナギナ民」の愉快な仲間達とdiscordでの交流やイベント等でのエンカウントを通じて馴染みの顔も増えており、一緒に楽しむ仲間が増えていたことも背景にありました。


いざ渋谷


 当日は遠征勢のナギナ民の一部と合流し、昼食を摂ってから渋谷へ降り立ちました。首都圏在住の民ではあるものの渋谷自体は行き慣れない土地です。私が行き慣れている秋葉原とは歩き方が違います。若者の街に場違い感を抱きながらお天気カメラでよく映されるスクランブル交差点と人混みを抜け、入り組んだ路地を行くと、ついに会場である「WOMB」に到着しました。
 ストリートビューで確認はしていたものの、いざ目の前にすると「ついに…」感が出てきました。(ここがあのry感) そして同時にこんな住宅街の中にイベントホールがあるのかという驚きもありました。
 チケットの順番で呼ばれるまで入り口付近待機していると、少しずつ列が前に進み、受付が見えてきました。そしてエントランス付近で目に飛び込んできたもの、それは ―――

イラストは同じくナギナ民の鉄人13号さんが手がけてくれました。

 ナギナ民有志で出したフラワースタンドでした。自分も協力者の一人だったので、こうして形になって開場に存在するという嬉しさがありました。
 出演予定の演者さんへ向けて出された花は他にも沢山。出演者の中には楽屋用の花を手配してくれたファンがいたところもあり、「なるほど、そんな手もあったのか」と勉強になった部分です。

 受付を済ませ、会場へ入り、少し時間を押して開幕。主催で司会進行のTAMUさん&V代表進行役のChumuNoteさんのMCからはじまり、続々と出てくる出演VとDJ達をペンライト片手に皆で一緒に応援。会場のVヲタ達の雰囲気も良く、ペンライトの色について声をかけ合って協力していたのが印象的でした。


推しの出番


 そしていよいよ、推しであるナギナミの出番がやってきました。画面に映るナギナミの画像を見ながらペンライトの色を変更していると、待ちきれないのか、思いの丈を叫ぶファンも。いつもの全身3Dで姿を現した二人が最初に披露した曲、それは───



Setlist No.1 「Brand-new Era」

 なんということでしょう。私が行けなかったVR02のイベント際に披露されたあの「Brand-new ERA」ではありませんか。これには匠も驚きを隠せません。1曲目から最早床です。
 気がつけば私は立ち見の疲れはどこへやら。誰よりも高くこれ見よがしの全力でペンライトを掲げて右へ左へ。これが音楽…。たのしい。



Setlist No.2 「エゴリズム」

 来たぜ。VR06収録楽曲にして今回のメイン。作詞は我らが飛鮫ナミ& Otri-ton、そしてTAMUさん作編曲のナギナミ新オリジナル曲。
 爽やかで夏らしい曲の多いナギナミにとっては格好いいテイストという斬新さもありながら、コール&レスポンスもあるという一曲。気付きゃ声、出てましたよね。そりゃぁ。


Setlist No.3 「クロスエメラルド」

 ナギナミのオリジナル曲はここから始まった。これが最後の曲とのことで「今来たばっかりー!!」という後ろ髪引かれる寂しさの気持ちを胸に仕舞って、ステージの方へペンライトの光を捧ぐヲタク達。エモさと会場のボルテージは最高潮。歌詞のひとつひとつ噛みしめながらも夏の夜の渋谷にナギナミ旋風を起こして一気に駆け抜けた。


湧き出た言葉


 今回は声出しOKのライブであったこともあり、ファンが自分の気持ちをステージにいる演者に直接届けることができる数少ない機会であったことは言うまでもありません。
 いつもはコメントやSNSなどでの会話がほとんどの我々Vtuberファンにとって、直接現地で言葉を伝えられることは滅多にありません。

 私はこのようなことがあってもうまく自分の感情を表現できませんし、そのようなこと(愛を叫ぶ・感情のままに吠える)ができる人の思考回路が分からないとまで思ってしまう人でした。

 しかし、そんな私ですがひとつだけナギナミに対してMCパートの時に不意に出た叫びがありました。

「 待 っ て た ぞ ~ ! ! ! ! ! 」

 ――― そう、私はこの瞬間ときを心から待っていたのでした。ほぼ唐突で不意に出たその一言は端的に私の思いを代弁していました。

彼女らが「舞い」踊る姿を。
彼女らに合わせて「舞って」いる観客を。
確かにそこに居合わせた人たちは「舞っていた」
そんな瞬間を「待っていた」


刹那、そんな気がして妙に納得が行った私でした。


エピローグ

 自分でも、それほど得意では無い音楽イベントでこれほど楽しんだことはないというレベルだったように思います。「非常に良いものだった」というのが素直な感想です。正直音楽の楽しみ方がわからないなぁと思っていた私(どうすべきかがわからないと思っていたから)ですが、このイベントを通じて「音楽の楽しみ方は人それぞれであり、作法などの決まりは無く、自由で良いのかもしれない」と感じ始めています。

 ナギナミの新オリジナル曲「エゴリズム」に準えて結びに一言。私が推しに向けてペンライトを振っている際の様子を切り取って考えてみましょう。私は「推しに自分の姿が見えるように」とライトを高く掲げ、「この思いや声が届いて欲しい」と思いながらサイリウムを振っていたと思います。それ自体が既に「エゴ」なのです。
 しかし「エゴ」が無ければ「我が道を行く」という生き方はできないでしょうし、新たなる発見が生まれない可能性もあります。言ってみれば音楽を通じて自分達の「エゴ」を表現するアーティストと、それを好き好んで「応援したい」という「エゴ」で集まるファン。ある意味「エゴ」の集合体であり、それを良しとして集まるのですから、いつしかそれは強い絆となってお互いを強力に前進させ得る。
 バーチャルとリアルをX(クロス)させ「やりたいこと全部 叶えちゃお」とするナギナミと思いを重ね合って紡がれ始める物語。それらがどこまでも長く続いていくことを願うナギナ民なのでした。


今回のVR06の詳細とUSAGI ProのTwitterはこちら!▼

USAGI Production Twitter:https://twitter.com/usagipro777


ナギナミちゃんねる関係はこちら!▼

ナギナミ 公式 Twitter:https://twitter.com/NAGIxNAMI
海月みつきナギ Twitter:https://twitter.com/NxN_NAGI
飛鮫ひさめナミ Twitter:https://twitter.com/NxN_NAMI


それでは、また次の記事でお会い致しましょう!👋
2023.08.02. つなな


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