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行間を訓む vol.27 ナギナミ4周年記念特別回 ~ ナギナミ 「Brand-new Era」 編 ~

プロローグ


 ザブーン!!行間の海からk(ry どうも背番号277のつななでございます。(?)私の最推しであり、電子の海(Second Earth Archives)からやって来たはんなま系Vtuberユニットナギナミがついに2023年7月10日で活動4周年を迎えられました!!おめでとうございます!!㊗🎊🎉🎂㊗
 
諸事情から活動を無期限で休止していたナギナミでしたが、2022.12.26.に電撃カムバック配信で復帰を果たし、2023.03.09.の海月ナギ生誕祭配信・2023.04.29-30.のニコニコ超会議SANYOブースでライブ出演をされるなど、節目節目でのスポット的な活動でありながらもファンにとっては嬉しいことが続いております。
 そして今夏は USAGI Production プロデュースのVTuberオリジナル楽曲アルバム第7弾VirtuaREAL.06(VR06)』への楽曲参加&グッズ展開、更には2023.07.23.に渋谷WOMBにて行われるリリースイベントへの出演も決定しており、「ナギナミン」の摂取が止まらねぇありがてぇでもう床になってます。

「VR06」の詳細は下記からもどうぞ!▼


 
私の中で「推し」を形成するきっかけを作ってくれた最推しナギナミ。
3周年は休止中だったけど、4周年は記念生配信があるぞ!直接お祝いできる!!ウレシイヤッター!!


 ――― さて、記念すべき4周年かつ27回目(語呂合わせで『つな』回)の行間をむにて取り上げさせて頂く楽曲はBrand-new Eraブランド ニュー エラでございます。
 当楽曲について僭越ながらご紹介させて頂きますと、2021.03.28. 秋葉原エンタスにて観客を入れたリアルイベントとして開催、ミクチャ(有料配信)にて中継されたリアルイベント「VirtuaREAL MIX.02 mixed by DJ TAMU」(Vtuberオリ曲ノンストップMixCD)のリリース記念イベントの際に新オリジナル楽曲として初披露された一曲です。(※MIXCDには収録されていません)
 リリースされたCD(※リリースイベント当日に発売)はUSAGI Poduction主宰のDJ TAMUさんがMixを手がけ、総勢38組のVtuberが参加されるという豪華っぷりで、今回のMIX CD企画ではその中にナギナミの代表曲「クロスエメラルド」がMixされた形でした。
 ナギナミとしての初ライブは「クロエメ」はじめ4曲を披露した「VirtuaREAL.02 リリース記念DJ&LIVEイベント」の DAY2(オンライン配信)でしたが、観客がライブ会場に入った状態でリアルでライブイベントを行うのはこのイベントがはじめてとなりました。


錚々たるメンバーにナギナミが!

 イベント当日はナギナミ以外に同じVtuber枠で「MaiR」さん・「かしこまり」さん・「エルセとさめのぽき」さん・「ヒヅキミウ」さん・「ミツルギリア」さん・「希来里パイ」さんが参加されました。
 残念ながら私は当日行くことが出来ずでしたが、参加したナギナ民からも大変良いイベントだったと伺っております。
 この楽曲には手を振る振り付けがあり、ライブ会場でもペンライトを片手に右へ左へと振られていたそうです。以降は配信上のコメント欄でも手を振っている様子がわかるように「ノシ」or「ノシ」を多く羅列したコメが打たれるようになりました。
 楽曲自体は2.5周年記念グッズで販売されたオリジナルアルバム「anymemories is...」に収録されており、YoutubeではミュージックビデオがFC先行販売日である2021.11.09.に先行配信として投稿されました。(※一般販売は2021.11.12.からでした。オリジナルアルバムは現在販売されておりません。)

初見の方、もう一度という方は下記から一度ご試聴ください!▼


 ――― その名の通り、「新しい時代の幕開け」を感じさせるような爽やかな風を感じさせる一曲でした。
 「Brand-new Era」は直訳で「真新しい時代」となります。それこそナギナミが登場した時はVtuberで本物の手を出すという「はんなま系Vtuber」というスタイルは新しい形式でした。そんな中で二人が歩んでいく道らしきものが歌詞からも見える気がします。早速ですが次の章から歌詞の内容について見ていきましょう。


 注)セクション分けや歌詞の内容の考察ついてはあくまで筆者の個人的主観です。私自身は専門家でも何でもありません。もしかすると表現や言葉使い等に間違いもあるかもしれませんし、解釈違いが起こることは否めませんので万一の場合はご容赦ください。


歌詞訓み(§1)


――― 前奏はなく、歌い出しと共に音楽もスタートします。


1,2,step. and step 歩くような速さで
1,2,step. and step 近づいてる夜明け
ほら(ほら) Brand-new my Era
I say HELLO I say HELLO

 一歩二歩、また一歩と、自分なりの一歩。まさに歩くような速さだけれど。着実に朝日は近づいてきている。私たちが築く新しい時代はすぐそこまで来ている。挨拶の言葉を携え迎えに行くよ。



見慣れていたセカイが まだ知らない場所なら
もう一度はじめようよ 0[ゼロ]の彼方 果てまで
滲んだ景色は まるで白く染まるように
境界から 離れていくからさ

 ゼロの遙か彼方、果てなく続くこのセカイで。いつも見慣れていたはずの地がまだ知らない場所だと気がついたのなら、もう一度最初から初めて見るのも良いかも知れない。
 リセットすれば、境目にある滲んでぼやけた景色も白く真っ新にして染め上げながら端まできれいにならしてくれるだろうから。



To Heart ふたつの 未知数が重なり合う
Imagination “アタリマエ”の今日に
サヨナラしよう そう、キミも一緒に
Are you ready to go? 行こう!

 想像してみよう、ふたつの異なる未知数が重なりあったそのとき、心は躍り、体も動き出す。在って当たり前・当然だった今日に別れを告げ、新しい未来みちへ。さぁ、準備はできた?君と一緒に行くよ。



掲げたその手には 生まれたての自由が
呆れるくらい 確かに あるから
閉じ込められたままじゃ見えなかったね
老いて枯れる前に飛び出そう

 空へ向けてかざし掲げた手には、今まで居た閉鎖的なセカイでは見ることができなかった自由が産声を上げ、驚き呆れる位に確かに存在している。年老いて動きが鈍り、枯れて行く前に今こそ新しい世界に、勇気を持って大きく飛び出してみよう。



I say HELLO 約束をしよ
I say HELLO 忘れないから
キミとボクで 描いてた この想いは
誰かが決めた現実[いま]じゃないさ
I say HELLO I say HELLO

 やっと「自由」を手に入れたね。ここで約束を交わそう。ここで「自由」に出会えたことを忘れないと誓って。私たちが思い描いていた未来は、誰かが決めて在るわけじゃなく、自分が決めて一歩を踏み出したからここにいるんだ。喜びで沢山の挨拶を振り撒いてしまうくらいに嬉しいんだ。


歌詞訓み(§2)


変えてしまったら昨日は 事象の地平まで収束?
そんなのって多分違う 此処に続く希望は
You know?ボクのことを 体温まで感じたのなら
紛れもなく そばに居るよ You are my Sunshine

 一歩踏み出しセカイを変えたのであれば、昨日迄の出来事は自分の範疇から外に出て収まりがつくだけ?でもここに来るまで続いてきた願いは、多分そんな簡単なモノでは無かったはず。
 過去を歩んだ自分の姿を心に呼び出し、その体温まで感じることができたのなら、いつも変わらず降り注ぐ日の光の如く、確かに自分のそばに居て支えてくれる気がする。



水面に 融けた夜でさえ
色褪せない願いは このココロに輝く
触れていたいよ 新しい 想いに
ほんの少しの悲しみを抱きしめ
未完成なボクたちは生きる

 月が水面に落ちて融けていく夜であっても、色褪せてしまうことの無い願いは、私の心に輝き続けて進む足下を照らし続ける。
 道程を踏みしめる度に新しい感情や心持ちになるような、常に新鮮な気持ちに触れていたいと願ってしまう。未完成な私(僕)達はそんな理想を持ちながら、思い通りに行かない少しの悲しみを抱えながら歩んでいく。

※「水面に~」「夜でさえ~」のハーモニーが心地良い!



1,2,step.and step 歩くような速さで
1,2,step.and step 近づいてる夜明け
ほら(ほら)そう

 一歩二歩、また一歩。歩くような速さだけれど、夜と朝の境目が近づいてきている。朝風が始まりを告げながら通り過ぎていく。きっと、確かに。ほら、見えてきた。



掲げたその手には 生まれたての自由が
呆れるくらい 確かに あるから
それを誰かは可能性と呼ぶよ
無限大に広がる世界を

 暁の空に向けてかざし掲げた手には、自由が産声を上げ、驚き呆れる位に確かに存在している。無限大に広がる世界を進むための手段、それを誰かが「可能性」と名付け呼んだらしい。



I say HELLO 約束をしよう
I say HELLO 忘れないから
キミとボクで 見つめてる この景色は
誰かが決めた現実[いま]じゃないさ
I say HELLO I say HELLO
Brand-new my Era

 「可能性」を手に入れたね。ここで約束を交わそう。ここで「湧き続ける自由」と「無限の可能性」に出会えたことを忘れないと誓って。今ここで君と僕が共に見つめている、この何物にも代えがたい景色は、誰かが決めたから存在しているわけじゃなく、自分が決めて一歩を踏み出したからここにいることができるんだ。
 心からの喜びを「HELLO」の挨拶に込めて。"私達の真新しい時代"を今ここに創造しよう ―――



エピローグ


 新しい時代を創って行く。心地の良いメロディーが二人の雰囲気とマッチし、歌声として紡ぎ出されることによって具現化しており、クリエイターとしてのナギナミの側面と、未来へ歩んでいく道程を綴っているような歌詞でした。

 「Era」という単語はあまり聞きなじみがありませんよね。私も学生時分に「時代」という意味を知ったときは正直驚きました。「Edo-Era」で江戸時代、「Heian-Era」で平安時代といった具合というわけです。
 「時代」という単語になると、上記に挙げたように「過去」を比較的強く連想しがちかもしれません。辞書に示される意味としては「社会構造・政治形態や文化・思想など、ある目安によって区分された、相当の長さの歴史的期間・年代。」とされます。(goo辞書より引用)
 「時代を感じる」と聞けばその時を刻んでいた過去を連想し、社会人が「学生時代」と言えば過去に自分が辿った時を遡って話すことになるでしょう。では逆に「時代の波に乗る」とか「時代が変わる」といった使い方であれば、未来的意味に捉えることができるでしょう。

 「Brand-new Era」は読んで字の如く「これから自分が築いていく真新しい時代」=まさに「未来」を指しているものと解釈します。ナギナミは沢山の可能性を秘めて「はんなま系Vtuber」としてS.E.A.からYoutubeに誕生し、V業界に新たな風を吹かせたことは確かです。
 進もうと掲げたその手には溢れんばかりの自由があって、目の前には白いキャンバスの如く広がる未開の大地。どのようなアートを創るかは自分次第。その舞台の幕が上がった好奇心と高揚感が伝わってくるようなリズミカル且つキャッチーな楽曲だったように思います。



新しい時代Vの新時代」を「推し」と共に。

ナギナミはいいぞ。


ナギナミちゃんねるのリンクと公式サイト
2人のTwitterは下記です!よろしければ!▼

ナギナミ 公式 Twitter:https://twitter.com/NAGIxNAMI
海月みつきナギ Twitter:https://twitter.com/NxN_NAGI
飛鮫ひさめナミ Twitter:https://twitter.com/NxN_NAMI




それではまた次回の「行間を訓む」でお会い致しましょう!
\ せーのっ / まったね~ 👋👋👋
2023.07.10. つなな


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